みゅの感想。元々ミュージカルは苦手、ララランドでさえちょっと……という人間が書いたものです。そうはいっても現地一回行って配信二日買って通しで二回見てNoNをエンドレスリピートはしてます。箇条書きの感想は前後しちゃってます。全て役名で失礼します。
・兵長スーッと登場しすぎ
・カルラさんの歌は感情の乗り方が圧倒的でした。伝わる上にうまいというか。
・「駆逐してやる」、なんで「巨人を」って言わないのかなと思ったら原作でも言ってなかった。駆逐対象が必ずしも巨人ではない事を示唆してるのかと思ったけど考えすぎか。
・ついでにパラパラと原作見たけど、セリフはほとんど忠実に再現してた。
・アルミン女の子座り出来るの?私出来ないよ?
・生身で向き合ってる二人見てあー最初からこれエレミカですやん、エレミカのお話ですやん、って思った。そうやって普段の生活の中で二人でいろんなこと話しあってきたんだよね。先生ずるいよね、全くそんな伏線張らずにいきなりあそこで出してきたけど普通そんなことやらない。えっそうだったの?って思わせたかった、やりたい表現の一つだったんだろうけどほんまズルい。残酷な世界を歌うミカサ美しかった。佇まいもお顔もまんまミカサ。
・プロジェクション巨人のボディスーツ、ウルトラマンみたい。面白い解釈。
・ハンジさん出てくると「ハンジさ〜ん!」って心の中で手を振っちゃう。
・開拓地の歌、最初の松田さんが全然兵長みなくてすごい。事務所配信を拝見しましたがご本人もほんとに全然違う感じで驚きました。役者さん、すごい。大野さんの声の出し方もこちらの方が好みだったな♪
・サシャの芋場面、後ろでミーナちゃんがめっちゃ笑っとった?その後すっとダンスに入ってて面白かった。
・サシャちゃん身軽なとこもサシャで素晴らしい。男女の区別ない兵団というのを体現してたのは彼女でしたね。ミカサは一緒に踊らないから。全てのシーンに参加してて嬉しい。回ってるの(名前わからん)ほんとかっこよかったです。もちろんコニーとの絡みも可愛かった!
・ダンスはジャン、サシャ、アルミンに目が行った。アルミンは華奢ながらよく動くからかなぁ。ミカサちゃんちょっと下手なのが東洋人らしくていいよ〜。マルコがしなやかで良かった。ターンの時一番腰がカーブしてた。あとキラキラ。ほんまキラキラ。
・高いところでブレイクダンスで頭で回転してる人、カメラで抜いて欲しかった。現地でも気づきにくかった。勿体無い。
・ジャンのミカサに対する思い、「お前生きてたのかよ」と「てめえのせいだぞエレン」にしっかり乗っていてよかった。後者はミカサをちゃんと見て、ミカサを理解してるから出るセリフですよね、先生すごい。
・エレン、歌声が素晴らしく、主役の説得力があった。いいお声だった。
・エレンが粒弾受けて作った骨格の中に、お花確認できました。スイッチングで抜いて欲しかった。
・仲間の兵士看取って手を心臓の位置に置く兵長、かっこいいか!!
・エルヴィンの鎮魂歌、って騒いでたのは題名「星渡りの唄」という事で。ヴァルハラへ行く仲間を見送る歌……彼らの屍の上に立っていると思っているエルヴィンが歌っていることにクる。リヴァイとオーバラップするのが白夜を思わせてまた切ない。
・出来るのか?ってエレンに迫ってる時エレンと兵長と二人の頭が大写しになるんですけど兵長髪の毛トゥルトゥルですやん。天使の輪ありましたやん。エレンが修羅場抜けでふわふわ乱れ髪に対してぴちっと美しく整っててどうなってたんやあれ。
・エルヴィン、顔がエルヴィン、佇まいがエルヴィン。残念ながら声の解釈が一致しなかったのですが、素晴らしい存在感でした。エルリハの身長バランスがほんとに奇跡的。
・巨人の恐怖に一度でも負けたものはもう立ち向かえない、のところでハンネスさん抜いて欲しかった。
・ハンネスさん、演技も音程も安定してて素敵💕ブレかけた流れをなんでもない顔ですっと戻すプロ仕草素敵!!エレンの心臓叩いて笑うとこ惚れそうだった。周りはキース派が多いですが私はハンネス派だ!
・ハンジさん、踊りがとってもエレガント✨所作はガニ股など奇行種っぽくしてたので、踊りもそうしようと思えば出来たんだろうけどしなかったというのは解釈一致で握手したい。そういうギャップはまさにハンジさん。
・脚ガバー!回すハンジさん素敵ィ!スキップではけてくの可愛いか!
・なんでマルコだけマントなかったのかな?
・now or never で兵長抜きのあったとこの色気がすごかった、なんでしょうあれ、特にそんな場面でもないのに男気が溢れたんでしょうか。
・エルヴィンがエレンの真後ろで踊るというのは物語構成的に良かった。君には何が見える?と聞こえた。
・兵長のダンスについては概ね皆さんのおっしゃる通りです。
・エルヴィン団長は踊っている事自体に感動した。抑えている感情の爆発にも見えた。
・兵長がダンスでぴょーんと飛ぶのは23日の方が飛んでたかも。水平に手を出すフリの時に出さないのはなんでなんでしょうか。一部でペンギン兵長と呼ばれてたみたいですが。そこじゃないとこは普通に肩の位置まで腕上げてるのに。リヴァイらしさの工夫なのかな。
・兵長、カテコでずっと両脚広げてましたが、私が現地で見た時は閉じてたような……。ちなみにコニーがマルコにカンチョーした16日ソワレでした。
・23日のカテコで兵長のクラバットくいっ、見れた!
・最後の群舞、エレンたちがマント来て戻ってきた時は調査兵団マントだという情報を得ました……24日でエレンのだけパッチも自由の翼なのが確認できました。なるほどそれでマルコ……。
・特典映像、リヴァイとハンジが喋ってる時、一度も目を逸らさず見守っているエルヴィン団長良かった。ご本人のお人柄もあるだろうけどとても優しい目線で。原作でも、プライベートでは普通にエルヴィンは笑うんじゃないかと思ってるのでそれが垣間見えたようで嬉しい。ほんとに身長差が神(二回目)三人で打ち上げ行ってくれ(配信してくれ下さい)
・現地行ったあと、妙に頭に残ったのはジャンの演技だった。時々タルそうなのが、ほんとに仕事してないみたいでドキドキした。もちろん演技で、ダンスになるとキレキレなのが良かった(のを、配信で確認して安心したアホです)
・戦え、でみんなで見え切ったとこ、これで終わりなんだと思いました。まあお話は確かにそこから進まなかったけど。最後みんなで群舞というのはお約束なのかな?
ミュージカルという媒体は、アニメ・原作を再構築、再解釈しているという意味で二次創作みたいだった。けしてアマチュアという意味ではなく。誰か言ってらしたんですが本編ならエレンは愛してるなんて言わないけど歌なら言ってもいい。そういうメディアのお約束が生かされた構成で、そこが楽しめたと思います。
続編あったら行きます。再演でも。舞台はナマが面白い。