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    絡菓(@f_rakka)

    @f_rakka

    未完成9:完成1くらいな絵と文置き場。
    新茶/ぐだ子/ホームズに関するものが主。
    ※腐向け・R18を含みますのでご注意下さい。完成出来たらべったーや支部に投下する為、非公開に移行します。

    リアクションのスタンプ押して下さって有難うございます🙇✨貴方が神か……😂

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    絡菓(@f_rakka)

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    ※捏造設定注意※
    弱体化(猫)を付与された教授が元に戻った朝の光景/以前書いたお題『最近の発作です』からの派生妄想。全然オチてないですが、折角の猫の日なので欠片だけでも残しておく。

    みたびのまたたび(仮)息苦しさに、ふと目が覚める。
    ふわふわと温かく、優しい匂いのする何かに抱かれて眠っていたようだ。意識が覚醒してゆくにつれ、いつぞやかの既視感もが鮮明になってくる。まさか、と思い、何かが目を覚まさぬよう、敷布から恐る恐る顔を出す。

    あぁ――やはり、また。
    隣には立香マスターが幸せそうに、すやすやと寝息を立てていて。私は彼女と同衾している状態となっていた。おまけに、全裸で。

    「やぁ、起きたね」
    「ぱぱ。はやく、ふくきて」
    背中越しに、一番見られたくなかった二人の声がする。両者ともに涼し気な声なのだが、一方は楽しげに、もう一方は本気で冷ややかな音を滲ませている。つらい。
    だが今回で三度目の発作ゆえなのだろう、私の着替えと監視役が万全になっているコトだけは、本当に幸いだと思った。
    「……ごめん。まず、シーツを貰えないだろうか」
    恐らく、弱体化――つまりは猫になっている状態――を己が認識するコトが鍵となるのだろう。そこを経て、弱体化を受けてからの昨日、ひいては昨晩の失態の記憶を、ヒトとしての私に付与されるのだ。

    「良かった……元に、戻ったんだねぇ……」
    監視役達の見張りの許、シーツで腰巻きを作ってから、もそもそと着替えはじめていた最中で、現状の背中側から声がした。
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