運命の人(ナリッシュ&カリアン)ちょうどよかった!
クロードック、彼女の火傷を治してくれないか?私よりよっぽど得意だろ
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「酷いな、これが日焼けか」
『うん…』
(きまず〜〜〜い!まだあの言い合いの和解とか何もしてないし〜)
「どうだ」
『あ、あぁどうも…』
「体質か、過酷だな」
『まぁ、まだマシな方さ
人によっては溶けて無くなってしまうからね』
「そこまでか」
(驚いてるのかいそれは?)
『あ〜、あの、その、なぁあんたの術がなんかでどうにか出来ないのかい?』
「…呪い、なら無理だな」
『そっか…』
「手も見せろ」
『え?』
「手も火傷しているぞ」
『本当だ、気づかなかった』
「変わったな」
『へ?』
「前はもっと無責任で怠惰で気力がなかった」
『なんだって!?』
「今は手相も人相も変わっている
変えたんだな自分を」
『!…変えてもらったのさ
ある人に』
「運命の相手だな」
『運命…!?
いや…そのぉ…あんた急にロマンチックなこと言うね…』
「運命の相手は誰にだっている。決まっているんだ。
きっと全て上手くいく、そいつとなら」
『本当かい…!』
「俺の見立てではな
観る人によっては最悪の出会いだろうが」
『嘘だろう…』
「占いは解釈だからな」
『まぁあんたがそうみててくれるならそれで良いけど…』
『へ〜、ふ〜ん、んふふ、運命かぁ』
「気持ち悪い」
『う、うるさいよ!!』