お祝い　（支配人＆剛鬼）「オメー生年月日覚えてんだな」

『えぇ、覚えてますが。
覚えてないんですか？』

「俺は覚えてねぇんだ
マスターは…どうだろうな人じゃねぇから」

『あぁなるほど』

「誕生日があるなら祝わねぇわけにいかねぇな
どれ、その日は赤飯でも炊いてやろう」

『セキハン』

「小豆の飯だ、知らんのか？」

『知りませんよ、貴方とはお国が違いますから』

「もしかしてあんこも知らないのか！？」

『知りませんね』

「なんだと！？よし、こい！」

『え』

「あずき研ぎに分けてもらう」

『えぇ…』

「お前も食ったらたまげるぞ〜！
作れる様になればなお良しだな」

『何と自己中心な…
まぁ、本当に美味しいのなら
作らなくもないですがね』

「フフフ、今に見てろ
お前は絶対虜になるぜ」

残したい物（レスター＆ヤナギ）「先生、これ受け取ってください。」

『んー、ラブレター？』

「そうです。」

『ほ〜君がぁ
いいの？こんなもん私に渡しちゃって』

「どうしてですか？」

『いいかい、人間はね
心は変わるし、記憶も霞む。
残らないものはなかったも同然になるんだよ。

でもこんなものがあっちゃ、
君の心のカケラがずっと残るんだ
まして私に読まれてみな？
君のラブレターを100年先まで一言一句違わず覚えてるぞ。

君ぃ〜大人になってもこんな恥ずかしいことはないと後悔するぞ〜』

「構いません。
俺は…
なかったことになる方が耐えられません。」

『…そっか。
それじゃぁ、ありがたく読ませていただくよ。』


+

先生〜何歳なんですか？

『それが覚えてないんだなぁ〜！
いや、私の記憶力の唯一の欠点だよ、ワハハ』

あの頃の2人(レフ＆レスター)げぇ！バレた！！

「んぇ…なんですかぁ〜？」

レフ！早く逃げんぞ！！
青のチクリの奴らだよ！ラウンドもいる
こんな時間に何やってんだってすぐ…

『こんな時間に何やってる？』

ヒィ！

「あぁ〜！先輩じゃないじゃないですか！
校則違反の実験です！
やりませんか？面白いですよ〜！
先生たちにはバレないように…」

『バレるだろ。』

「えぇ？」

『俺がチクるんだから』

+

「ひどくないですか〜！！！！
おかげで実験棟立ち入り禁止ですよ！」

そりゃぁ自業自得ってやつさ
そのリスクを背負ってやってたんなら受け入れなきゃ

「でも告発したのは生徒ですよ！
一緒にいいよ〜！って言ったのに
あのボサボサ眼鏡〜」


パシッ！！
『誰がボサボサメガネだって』

「あ"ーーー！！！」

合わない二人（ロードリック＆ブラッド）「………」
『………』

(気まずっ…！)

「な、ブラッド…フォードってさ…
レスター先生の授業とった？」

「あれさ〜課題厳しくね？
俺いつもさぁ〜……


『へー』

(反応薄〜〜〜い)

「あー今日はなんか爆破とかしねぇのな〜」

『お嬢さんといる時はやんない』

「へ、へぇ…彼女思い〜」

『彼女じゃない。婚約者。
おたくと違ってね』

「あ、あぁ…」

「………」
『………』


スー
「なぁー
なんか俺に言いたい事あんならさ、
言ってくれよ
別に、
ギスギスしたい訳じゃないしさ」


『…言わせてぇ事があんなら
先にお前が言えば？
伺うなよ、俺を』

「は、はァ？」

『ソレ(魔法)の使い方、
間違ってんじゃねーの？』


「…なんで、」


ブラッドフォード！！！！！
お待たせしましたわ！

運命の人（ナリッシュ＆カリアン）ちょうどよかった！
クロードック、彼女の火傷を治してくれないか？私よりよっぽど得意だろ

+


「酷いな、これが日焼けか」

『うん…』
(きまず〜〜〜い！まだあの言い合いの和解とか何もしてないし〜)

「どうだ」

『あ、あぁどうも…』

「体質か、過酷だな」

『まぁ、まだマシな方さ
人によっては溶けて無くなってしまうからね』

「そこまでか」

(驚いてるのかいそれは？)
『あ〜、あの、その、なぁあんたの術がなんかでどうにか出来ないのかい？』

「…呪い、なら無理だな」

『そっか…』

「手も見せろ」

『え？』

「手も火傷しているぞ」

『本当だ、気づかなかった』

「変わったな」

『へ？』

「前はもっと無責任で怠惰で気力がなかった」

『なんだって！？』

「今は手相も人相も変わっている