外は雨だったせいてキスをすると歯と歯がガツリとぶつかった。痛いですよ、と抗議されるかと思ったが背中に手を回されて深く舌を入れられる。
島崎さんも、余裕がないのか。
そう思うといっそう愛おしく感じられて、俺もそれに応じる。
久しぶりの島崎さんの匂い、体温、唾の味。頭に手をやると整髪剤で固められた髪の毛が少しちくちくする。
濡れたままの服が鬱陶しくて乱暴に脱ぎ捨てると、島崎さんも同じように裸になった。
ベッドに二人で雪崩れ込むと、言葉を交わすこともなくまた口内を貪り合う。島崎さんは俺の身体を確かめるように執拗に触った。
「あっ!島崎さぅ…」
島崎さんが俺のガチガチに固くなったペニスの先に優しくふれた。
「もうこんなに固いんですか?元気そうで安心しましたよ…最近仕事が大変そうでしたから」
1662