「指定復興難民区域での教育機関の設立と運営計画…ジェターク社から連絡があった時は驚いたけど、まさかアンタが地球に来るとは思っていなかったわ、ラウダ」
「僕がお前達を兄さんに会わせる訳がないだろう。自惚れも大概にしておけよ、ミオリネ・レンブラン」
「なっ」

ミオリネは地球・株式会社ガンダム事務所にて、珍しい客人と顔を合わせていた。ジェターク社CEOの弟のラウダだ。現在はCOO(最高執行責任者)としてグエルの補佐をしていると聞いている。学園を離れてそう時間が経った訳ではないが、相変わらず重症すぎるブラコンの嫌味な男だ。

「学校事業への事業展開は我が社の今後の方針のひとつだ。アスティカシアの再建も既に事業としてスタートさせている」

グエル先輩～大変ッス！モブ生徒のメモ帳にこんな物が！グエルパイセンに言わせたいセリフ集
～スレッタに対して言ってたらすごくドラマチックだな編～
「俺は……お前に合わせる顔などない」
「お前が俺を救ったんだ」
「あいつは手段を選ばない。お前もそれはわかっているはずだ」
「お前が俺に苦手意識を持っていることは知っている。……お前が知りたいのはエランだろ」
「そういうのは俺じゃなくミオリネに言え」
「だから言ったんだ……好きなんかじゃないって」
「進めと言ったのはお前だ」
「お前はそれでいいのか。俺は進んだぞ、スレッタ・マーキュリー」