もうどれほどの間こうしているのだろう。
「小さく、しろよぉ……」
「っ無理なお願いだ、……な!」
「いあ!あ、あっ」
こうされている、とは何となく言いたくなかった。こんな状況を生み出したのはこちらでもある。初めは乾いていたシーツも、今や互いのあらゆる体液でぐしょぐしょに濡れそぼっていた。
揺れるたびに纏わりついてくるが、邪魔になることはない。その前に自分かシーツがどこかへいってしまう。誰の手によって?そんなの決まってる。
自分を組み敷く男がまた、白い布を荒々しく払い除けた。見晴らしがよくなったのかすぐ満足げに笑いーー
「ああっ!?」
今までで、最も激しくキバナを穿った。
ずる……、出ていったかと思えばまたすぐに勢いよく挿入ってくる。
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