むたまろ twitter☞@mutamaro_twst好きなものを好きなときにリアクション1つ1つに感謝٩( 'ω' )و ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 21
むたまろ☆quiet followDONE捧げ物色紙② ##etc #ハートの国のアリス aliceInTheCountryOfHearts #ハトアリ doveAnt #ジョーカー joker Tap to full screen (size:323x323).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow むたまろDOODLE天井すり抜けでSSRラギブチ出なかった友人にあげた、りんごカードでキャンプするラギブチ むたまろDOODLEいいニーハイの日に描いた🐬 むたまろMAIKING🦈 むたまろDONEイメージもらって創作生徒タグの子と相互さんのお子さん達※トレス素材お借りしてます。 むたまろDOODLEショタで服着てない🐬※ショタ、肌色注意 むたまろDONE捧げ物色紙③初描き🐙 related works むたまろDONE捧げ物色紙② Kuon_ao3DONE[30/30] 30話後、次元を超えるエースとアリス 空間の瞬きが増える。ハート、クローバー、ダイヤの欠片に囲まれたあの、暗く深い水の底へ転送されないことをアリスは強く祈る。 一方のエースは平然と――それどころかどこか慣れた様子で、不安定な色彩のざわめきを眺めていた。不意にアリスは、ひとつの可能性へと思い至る。 きぃんと響く、長く強烈な耳鳴り。 「ねえ、私が記憶喪失になったのって……もしかして今回が初めてじゃなかったりする?」 高音に擦り潰されぬよう、ほとんど叫ぶような形で。尋ねたアリスは、エースの唇が動くのを見て必死に耳を澄ます。 「この約束をくれる『君』も、今回が初めてじゃなかったりして」 掲げる小指に結ばれた水色が、アリスの見た最後の景色だった。 856 カブラヤDOODLEここの存在を忘れかけていた…ハトアリの移植はやく来ないかな〜と待ち遠しいです!推しはユリウスとアリス Kuon_ao3DONE[29/30] 30話後、次元を超えるエースとアリス どちらからともなく、互いに喉を震わせて笑う。周囲の色彩も、つられて軽やかにゆらめく。 「さすがに全部の君を覚えていられる自信、ないぜ?」 「そんなの構わないわよ。忘れたかったら忘れて、覚えていたかったら思い出して」 「君が役持ちになって記憶を保持出来るようになったら、それまでの『アリス』達との思い出を一度情報共有しようか」 「……何を言われるのか、既にちょっとした恐怖が……」 自身の両肩を抱いて身震いしたアリスは、この穏やかな時間を少しでも引き延ばしたいと切望して、笑い声を転がした。終わって欲しくない。忘れたくない。それなのに無情にも、景色は明滅を始める。 「まずは私が他の皆みたいに、あらゆる国に同時に存在出来るようになるまで。……私も『覚えていられる』側になれる、その時まで」 524 Kuon_ao3DONE[27/30] 30話後、次元を超えるエースとアリス 息を吐き、俯いていたエースの顔が上げられる。 「君みたいに全部綺麗に忘れて、新しい気持ちで生きていく道も、もしかしたらあるのかもしれないけど」 人差し指を自身のこめかみに添え、彼はこつこつと軽く叩いた。 「唯一覚えている俺すら忘れたら、『その人』は正真正銘、この世界から消えてしまうから」 全ての人から忘れられてしまったら、「その人」の存在が、生きた軌跡ごと無くなってしまう。こんなにも自分に影響を与え、確かに隣に居たはずなのに。薄れるどころか白く透明になり、完全に無に帰してしまう。 「だから『アリス』を俺は忘れない、忘れることなんて出来ない。……そういう訳で君とは、どんな気持ちで関わって、どんな距離感でやっていけば良いのかなって。ずっとずっと、考えていたよ」 663 aiuewwwDOODLEパンツスーツアリスちゃん飽きたので描きたいとこだけ※微センシティブ 3 isluclipPASTぺたあり 4 msom3sj2kic1DONEエスアリ攻略記念絵まとめ♡→♣︎→🃏→♢ 4 Kuon_ao3DONE[28/30] 30話後、次元を超えるエースとアリス「記憶喪失になった私のこと、毎回怒ってくれていい。酷いよって罵ってくれたっていい」 そう言って、アリスは少し笑った。そんなことわざわざ許可しなくとも、エースは笑顔で不機嫌を振りまくのだろう。最初の頃を振り返り、アリスは頭一つ分以上高い位置にある彼の顔を見上げる。 「出逢いを繰り返して、『はじめまして』の度に私と友達になったり深い仲になったり。それぞれとの関係性を作ってくれたら……あなたにとって色んな、『唯一の私』がたくさん増えると思うの。そういうのは、どう?」 以前のアリスと今のアリスだけでなく、未来の、ひいてはこれから世界に馴染んで他の軸にも増えるであろうアリスとも全部、出逢って。好みのアリスだったり、そうじゃないアリスだったりと知り合って、比べて、重ねて。それを繰り返して。 606