コン夏ホラー。トンネル編コン夏村のトンネル、条件が揃うと異界と不安定に繋がってしまう。話
マイおじ「ぼく君、夜にトンネルに入ってはダメだよ。行かないと思うけど…。不審者が出て危ないんだ」
ぼく「はーい」
村外から遊びに来ている子供
A「トンネルで肝試ししようぜ!」
ぼく「でもおじさんが危ないからダメって…」
B「そんなん嘘に決まってんだろ?お前も来るならおじさんにバレるなよ!」
・プおじ夜勤イベントの発生条件を満たすとトンネルに出掛けても無事に戻って来れる。
・小鳥ちゃん達との好感度を上げていると、「お前変なのに懐かれてるぞ」→ベクジジお祓いイベントが発生する。
どれも満たしていない場合
タッタッタッ……
おじさん達が夕食後の宴会を開いている隙に、縁側から抜け出してトンネルに走る。
夜露で濡れた草がサンダルをはいた素足に絡みつくのが気持ち悪い。
ようやく舗装された道路に出ると、AとBは懐中電灯を振って居場所を知らせてくれた。
A?「お、来たか」
B?「来てくれるって信じてたぜ」
A?「それじゃ、早速楽しもうぜ…」
雨が降ったわけでも無いのにそこかしこから常に水が漏れ出ているようで、壁を伝いトンネル内全体を濡らしていた。
2台の懐中電灯で照らしながら、ゆっくりと進む。
ぼく「このトンネル昼間と全然全然違うね。こんなに広かったっけ」
A?「…お前この村に親戚いるのに何にも教えてもらえてねーのな?」
B?「このトンネル有名だぜ?条件が揃うと異界に繋がって、×を終わらせられるって。ネットで見たんだ」
ぼく「×を終わらせる?×って、涼しくなって終わるんじゃ無いの?」
ぼくの言葉に2人は顔を見合わせたけど、「しらね」
とか言って誤魔化すばかりだった。
そうこうしているうちに、何か大きなものが転がっているところに出た。
最初はゴミ袋かなと思ったんだけど、よく見るとそれは人骨だった。
しかも1人や2人では無く、数十人の白骨死体が折り重なっているのだ! ぼくらは悲鳴をあげて逃げ出した。
B「あ~あ行っちゃったよ。俺らのこと忘れてんじゃないのかあいつら」
A「まぁいいさ。どうせまたすぐに会えるんだ」
B「そうだな。今度はもっと人数集めようぜ」
後ろの方からそんな声が聞こえて来たような気がした。
その後、AやBとはあれ以来一度も会っていない。
今頃どうしているんだろうか……。
37:本当にあった怖い名無し
>>36 こええええええ!!
38:本当にあった怖い名無し
>>36
釣り乙wwww
39:本当にあった怖い名無し
>>36 その話なら知ってるわ
40:本当にあった怖い名無し
>>36 懐かしいな
41:本当にあった怖い名無し
これ、実際の体験談なんだよね。
今はどこにも繋がっていないトンネルだけど、昔はちゃんと別の村まで通じていて、そこで行われていた儀式に参加した人たちのものらしいよ。
42:本当にあった怖い名無し
>>41 儀式?
43:本当にあった怖い名無し
>>42 うん。
その村は山に囲まれてるんだけど、そこに住む人たちは外の世界との交流を一切絶っていたんだ。
それで、どうしても必要な時だけ、村の若い男女が外から人を呼んでくるというシステムをとっていたみたい。
でも、ある時から急にそれができなくなったんだって。
44:本当にあった怖い名無し
>>43なんで?
45:本当にあった怖い名無し
>>44 なんでも、ある年を境にして急激に人が死んでしまったらしい。
46:本当にあった怖い名無し
>>45 なんか伝染病とか?
47:本当にあった怖い名無し
>>46 わからない
とにかく原因不明の病が流行って村人全員がバタバタ倒れてしまったらしくて、それ以来外部から人を呼ぶことができなくなってしまったんだ。
48:本当にあった怖い名無し
>>47 それってつまり……
49:本当にあった怖い名無し
>>48 うん。だから、もし君が村に呼ばれても絶対に断って欲しいんだ。
50:本当にあった怖い名無し
>>49 おk
51:本当にあった怖い名無し
>>49 おれ都会住みだけど、絶対行かないようにするわ……
52:本当にあった怖い名無し
それから、これは僕が小学生の時の話なんだけど……
53:本当にあった怖い名無し
>>52 まだ続くのかw
おわり