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    gimictrain

    @gimictrain

    百地(ももち)のポイピクです。
    表に上げられなそうな腐・ナマモノ等はこちらにupして行きます。
    ⚠️ヤンデレと変態を描く率が高いです。

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    ⚠️🚝👠リーボン短編ゆる小説

    何年ぶりに小説書いた希ガス...

    駅前のカフェで。「もし私が...お見合い決まったら、どうする?」
    「え....」
     リーの反応は予想通りだった。目を見開いては徐々に瞳から光が薄れていく。唐突に話し出したのもあるが、これは"もしも"の話だ。ボンボは続ける。
    「あのね...。お母さんからずっとかけられてた話で、まだOKはしてないんだけど。『もういい歳なんだから』って、勝手に。まあ最終的に決めるのは私だから、まだどうとも言えない。急にこんな話ごめんね」
     リーは首を左右に振り、意外な答えが返って来た。
    「...正直、俺自身はやっぱり嫌だよ。それで決まろうが決まらないだろうが、いつかボン姉が惹かれるような男が現れたらって思うと...。
     でも、それはボン姉の人生だから。ボン姉が幸せになれると思う人を選んだ方が良いと思う。好きな人の幸せって自分も幸せになれるでしょ?それでボン姉のサポートが出来るならそれだけで充分だよ」
     「アプローチは続けるけどね」と最後に照れ臭く笑っていた。こんなことを言われたら余計複雑な気分になるではないか....。しかしどことなく寂しげな様子でホットコーヒーを一口飲む。
    「....ありがとう。リーにこんなこと話してもって思ったんだけど、モヤモヤが少し晴れた気がする。令和ぐらい好きなタイミングで結婚させて欲しいわ」
    「そうだね。その代わり相手がクズだったら即殺すよ!」
     彼のニカッとした笑顔にボンボは飲んでいたコーヒーを吹いた。
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    MAIKINGご都合呪いで後天性にょたすぐとさとるのラブコメ②
    私、女の子になっちゃった!編

    (ついったで呟いていたネタをゆっくり書いていけたらと思ってます)
    (7月原稿始めるのでほんとのほんとにのんびり書きます)
    (そのうちにょたエロになる予定なので苦手な方はご注意ください)
    ラブコメディは突然に2


    「呪われてんな」
    「……やっぱり?」
    家入のひと言に、夏油ははぁ……と盛大な溜息を吐いた。大抵の場合、認めたくないことほどその事実は揺るがないものである。
    趣味特技格闘技と豪語する夏油の日々鍛え上げられ、がっちりとした健康的な骨太のごつごつとした体躯の影は今やどこにもなく、いつも普段着にしている白いTシャツから伸びる腕は細く、シルエットはこじんまりとしていて、子どもが大人の服を着ているのかというぐらい、ぶかぶかでまるでサイズが合っていない。だが出るところは出て、とても柔らかで、そしてまろやかな曲線を描いている。
    何ヶ月ぶりに五条と夏油が珍しくコンビを組んでの任務があり、まるでスキップでもするかのように軽やかに出かけていったのは数時間前。駅もコンビニもないぐらいのド田舎の山奥で、出現条件が特殊らしい一級相当の呪霊がいるらしいという窓からの穴だらけの情報のせいで、人手不足だというのに特級術師が二人も駆り出されることになった。
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