Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ション=モリ

    (@kiga960_0 )の雑多虹イラストlogとお知らせ/cp有/転載・使用・翻訳・学習不可
    イラストには透かし等の処理をしています。
    活動や生息地、詳しいBIOなどは https://lit.link/syommorino2domi

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 209

    ション=モリ

    ☆quiet follow

    遅くなったけどリードイベントおつかれさま
    (おじさんを草むらに配置したらおじイベントのタイトル絵みたいになったなーという気持ちです)

    ##方舟
    #ムリナール
    moulinard

    Tap to full screen (size:804x819).Repost is prohibited
    👏👏👏👏👏☺👏💴
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    nbsk_pk

    DOODLEムリおじと博が話してるだけ。ややトー+ムリ。付き合い長いのでムリおじの剣技にちょっとだけトーさんの影響があったらいいなぁ。
    コードネーム「ロドスでは、武器にまでコードネームを付けるのか?」

     その日、ドクターの執務室には珍しい姿があった。はるばるカジミエーシュから迎えた客人――いや、もはやロドスのオペレーターの一員ではあるのだから客というのもおかしいのだろう。だがその男の纏う雰囲気はたとえテラ中のどこであったとしても彼自身を周囲から浮き立たせるだけの静かな拒絶が滲んでおり、それはドクターの執務室においても同様なのであった。
    「結論だけを言うならばノーだ。無論、自身の武器に名前を付けている者もいるし、ロドスは彼らからその名前を取り上げるようなことはしない。が、あなたが聞きたいのは違うんだろう。よろしければ詳細をお聞きしても?」
     執務室に差し込む西日は、男のくすんだ金色の尾を燃え上がるような炎の色に染め上げた。その色が彼にとって相応しいものであるのか、はたまた嫌悪を呼び込む色であるのかをドクターは到底知りえなかったが、少なくとも当事者であるそのクランタの男にとってはどうでもいいことであったのだろう。雲間から差し込む夕日にいっそう不機嫌そうに目を細めながらも、男は観念したかのようにため息とともに口を開いた。
    1679