TBS「UTAGE」の🏉があまりにも良すぎた件「UTAGE」のフットボールアワーがめちゃくちゃ良かった。なんというか、全体的にめちゃくちゃ良かった。
そもそも後藤さんのリードボーカル(アカペラ)でGReeeeNの「キセキ」を歌うっていうことが正直この時代に実現するとは思ってなかった。フットにハマってまだ数ヶ月の紙ペラがいうことじゃないけど、フットってそういうイメージがもう無くて、特に後藤さんとかMCの仕事が多くなったから「演者側」よりそれを「サポートする側」「見守る側」みたいな役割がもっぱらなもんで。
良かったなあ。
ちょうど「キセキ」だけはリアタイ出来たんでテレビの前で観てましたが、最初の歌い出しから「めっちゃ練習したやん!」っていうのがばりばり伝わってきてびっくりしました。
今までが下手くそだったとかそういうんじゃなくて、最近の「悲しみSWING」のカバーも、GO☆TO名義で散々アメトーークで笑われた「COME ON BABY」(+「今は東へ」)も、昔歌うまで歌ってたミスチルもすごい良いんやけども(ただ☆に関しては未だに笑う)、なんというか、今回は気持ちの入り方というか、声色が全然違ってたような気がする。
ミスチルの「Tomorrow never knows」(今回はのんちゃんが熱唱)披露したときは、こう、初々しさも相まってか「気持ちがこもってるから歌い方が少し粗い」感じやったけど、今回は「気持ちがこもってるからこそ優しい」っていう印象でした。伝わんの?これ。
こんな柔らかい声出るんや、っていう。
普段がガサツなコテコテゴリゴリの大阪弁(失礼)やから尚更そう感じたのかもしれない。
なにより本人が真剣に歌ってたから。
歌い出しでもれなく泣きそうになるレベルですよ。練習量もあってか(アカペラなのでかなり練習してると思う)今まで聴いた歌声で一番上手かったんじゃなかろうか。自分自身だいぶ音痴なので評価できる立場じゃないけど、本当に本当に丁寧で、一音一音「届け」という想いが伝わってくるパフォーマンスでした。
アカペラの面子にエハラマサヒロやトレンディ斎藤さんがいるなかでのリードボーカルなのでプレッシャーもあったやろうに…(謎の保護者目線)。
番組のラストを飾ったのんちゃんボーカル×後藤ギターのミスチル「Tomorrow never knows」は、それこそ魂で歌った、声だけで歌ってるんじゃないというのがめちゃくちゃ伝わってきて感動したなあ。
のんちゃんが緊張で歌い出し間違えても、音程外してしまっても、隣でギター弾いてる後藤さんがひとつも笑わず、ただ真摯に相方の歌声と一緒にギター弾いてるような気がして、普段あんだけ文句言いながらも、結局フットボールアワーの良さってこういうところに滲み出るんよな…と一人でオタクしみじみしておりました。
なんだかんだで後藤さん、のんちゃんのこと誰よりもよく知ってるし誰よりも見てると思うんですよね。…のんちゃんメインの歌やのに最終的に後藤さんの話で落ち着いてしまった。歌唱前のVTRで「(笑いとか下手とか関係なしで)俺はギター弾くから(ニュアンス)」って大真面目に言うもんだから…そこからもうグッときちゃったよ。
後藤さん、すごい格好良いと思うけどなあ。真面目に歌ってる後藤さん観てウチの母親が笑ってて、まあ私もここまで意識するまではそういう、ちょっと鼻で笑っちゃうような感じやったからそれで文句言うとかそういうのは全然ないんですが。
「最近好きでさあ」って言ったら「えっ、後藤が?(笑)」ってリアクションされました。やっぱり世間一般的には「いや後藤って(笑)」っていうノリなんでしょうか?語尾に「(笑)」が付くキャラかあ。まあテレビでもよくイジられてるし、そうね…まあ、うん……っていう感じです。
個人的にはギター演奏中の伏し目がちな後藤さんの表情、すごいグッときました。ふとした表情が良いんだ、彼は。舞台袖で出囃子流れて出ていく直前とかね。いわゆる「オフ」の顔が良いんですわ。私はそう思っている!(強気)
とにかくフットが良かったので衝動的に感想を書き殴りました。
フット以外では、プラマイともう中がすごい良かった。もう中の歌声とあの笑顔、あの選曲は元気貰えるね!落ち込んだとき聴きたくなるような。
最後に、「キセキ」で難しいボイパを担当した森三中黒沢さん、ある意味一番「一生懸命さ」が伝わってきました。喉お大事にしてください。
貴重なフットボールアワーを拝見できてしあわせです。
いつかNGKでお二人の漫才を生で拝見したいものです。