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    杉野。

    まったり気が向いた時に文字を投下します。

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    杉野。

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    南ウィンターイベが始まる前に書きなぐった産物です。
    イベント発表後にぶち上がったテンション任せでイベント開始前に出すことだけを優先した結果、設定捏造しかないよ!!

    grip「はぁ? 雪山でLOMとかふざけてんの」
     フェイスのそんな言葉は、恐らくその場に居た面々全員の心境を代弁していたかのようで、その言葉に含められた呆れを体現するかのような表情を浮かべるものが数名、そして静かに頷く人間が数名居た――全員フェイスの所属するウエストセクター、そしてイーストセクターの面々だ。
     ウエストとイーストセクターに限らず、セクター間の交流は個人単位では多少なりともあれど、セクター全体でというのはあまり見られない。ただウエストとイーストの場合は、元メンター・メンティーが丁度いい塩梅にバラけていることもあり、意外と交流があるのは当人らのみが知ることだ。イーストのジェイの元メンティーであるキースとディノがウエストにおり、そしてそのディノの元メンティーであるアッシュがまたイーストにいることから、主に十期の元師弟組――強いて言うならジェイとディノが率先して計画することが何かとあるのだ。
     今日もその例に漏れず、合同トレーニングと称して元師弟同士の白熱したスパーリングが行われ、そしてその流れでウエストの部屋でピザパーティーが開催されていた。各セクターのメジャーヒーロー宛てに、メンターリーダーもといブラッドからの業務連絡が入ったのはそんな最中のことだった。
    「えーと何々、次回LOMについての通達だって?」
    「『突然の変更となり申し訳ないが、会場は雪山になった』って……はあ?」
    「『交通手段などを含め、それに向けての段取りなどについては追って通達するが、一先ずウィンターウェアなどの手配を進める』とは、もう確定事項のようだな」
     連絡を受信した二人が口々と読み上げる中、他の面々は突然の通達に戸惑いを隠せず、そしてそんな中で冒頭のフェイスの言葉が投下されたのだ。
    「ふざけて、はいないだろうな――ブラッドのことだから」
    「差出人は何度も確認したけどちゃんとあいつだったぞー」
    「それにしたって、ブラッドパイセンにしては随分と無茶なコト言ってるんじゃないカナ」
    メジャーヒーロー二人の会話に口を挟んだのはビリーだ。きっとフェイスの言葉を受けて自分も何か思うところがあったのだろう――そしてその発言自体は、何らおかしなものでもない。
    「そんな所で開催しても、そもそも観客つかないんじゃないの」
    「地元の人達は喜ぶかもしれないケド」
    「んなもん客を連れていけばいいだろうが、チャーターで」
    「流石に……無茶だと、思うけど……」
    「ああん?」
     各々が意見、というよりも言いたいことを好き放題言い出したところで、ジェイがため息混じりにやや大きめに咳払いをした。
    「ともあれ、相談ではなく通達だからな。この形で進むものと思って準備をする方向で行こうか」
     その言葉を受けて、キースもやや仕方無さそうな顔を浮かべる。
    「しゃあねえな……まあ、たまにはこういうのもいいんじゃねえの」
    「キース、その心は」
     キースにしてはあまりにも物分りの良い発言に、訝しげな視線を向けたのはフェイスだ。それを言及されることすら織り込み済みだったのか、さして動じること無く一言、
    「外の雪の中に埋めてキンッキンに冷やした酒を、程良く暖まった部屋で飲むのが格別なんだよ」
    「そんなこったろうと思ったぜクソメンター!」
     ジュニアが吠えるもキースは何処吹く風という様子で、そんなこの上なく普段通りのウエストの様子にイーストの面々も各々顔を見合わせ、肩を竦めた。
    「そういえば皆ウィンタースポーツは経験あるのか」
     ふとディノからそんな疑問が上がると、まず口を開いたのはジェイだった。
    「俺はスキーだな。まあ最近は随分とご無沙汰だが――」
    「ケッ、精々筋肉痛で醜態を晒さねえようにするんだな。特に老いぼれには堪えるんじゃねえのか」
    「そういうアッシュパイセンは」
    「パイセンって呼ぶなっつってんだろクソが。俺様はなんだってできんだよ」
    「フーン」
    「なんだその顔は」
     含み笑いを浮かべるビリーの様子が気に障ったのか、アッシュは苛立った表情を向ける。
    「別に何も無いヨー。で、グレイは?」
    「えっ、僕? えっと……その、スノーボードなら、ちょっとだけ……」
    「へえ、グレイってスノボ派なんだ」
     そんな声を上げたフェイスのみならず、その場に居た人間の多くが少し意外そうな顔を浮かべた。
    「えっと……たまたま最初に触ったのがそっちだったから、それで……あと、ジェットがそっちの方が、好きみたいで……」
     ジェットという名が出た時点で、不思議と納得感のある空気が出来上がる。確かにジェットであればスキーよりもスノーボードの方が似合いそうな印象だ。
    「で、さっきから聞いてばかりのビリーはどうなの」
    「ん、俺っち? えっDJってば気になっちゃう?」
    「いや、話の流れってやつだから別にどっちでもいいよ」
    「そんなぁDJ冷たい!」
    「キースやディノはどうなの」
    「えっ、ちょっとDJホントに俺っちに聞かなくていいの!」
     ビリーからすっかり会話の主導権を奪い――と、言っても本人はそこまでさしてそういったつもりは無いのだろうが――メンターたちに話を振るフェイス。そもそもこの話を振ってきたディノは、あれ俺言ってなかったっけと呟きつつも、
    「俺はどっちも行けるけど、スキーの方が好きかな! 何か両足の自由が利かないのってやっぱり違和感があるっていうか」
     と、実に彼らしい答えを口にした。
     一方のキースはと言うと、
    「あー……そもそも俺も最近やってねえんだよな。雪山なんて行く用事もねえし、自発的に行くこともねえし」
     と、これもこれでらしいといえばらしいのだが、
    「いやそれ答えになってないんだけど」
     と、フェイスの鋭いツッコミが飛ぶ始末だ。
    「ていうか、お前はどうなんだよ色男。どうせスノボなんだろ」
    「うわ、なにその悪意と偏見塗れの発言、元メンターとしてこれってどうなの――ジェイ」
    「おまっ、そこでジェイに振るとか――」
    「確かに良くないなーキース、自分の答えははぐらかした上、その言い様は褒められたものじゃないぞ」
    「うぐっ……」
    「アハ、言われてるねキース」
     ディノやブラッド以外で、キースをこのように窘めることができる人間が居たのか、と今更ながら妙に感心してしまったフェイスは思わず笑いを漏らした。
    「どうせ、って言い方は正直引っかかるけど、まあ間違ってはいないよ。基本的に俺はスノボ」
    「基本的に、ってことはスキーもできんのかよ」
     ジュニアの質問は予想の範囲内で、とはいえフェイスはやっぱ聞いちゃう、と言わんばかりの顔を向けた。
    「まあね。けどストック持ち歩くのが面倒だから、あんまりやらないかな」
    「ふーん」
    「で、おチビちゃんは」
    「へっ」
    「いや、なんで聞くんだって顔されても、他の皆が答えてるのにおチビちゃんだけ聞かれないわけ無いでしょ」
    「いやだってクソメンターは――」
    「最近やってない、って言ってるってことは、少なくとも経験はあるってことでしょ――まあ、きっとスノボだろうけど」
     そんなフェイスの言葉に、当のキースはやや大げさなほどに驚いた様子を見せた。
    「は? なんでお前それ――」
    「ディノがスキーって時点で察しがついたよ」
    『えっ』
     今度はディノと揃って驚きの声を上げる二人だったが、フェイスはそれを気にする素振りを見せることなく再びジュニアに向き直る。
    「で、どうなのおチビちゃん」
     その言葉で、全員の注目がジュニアに集まる中、本人は――。


     そうして、迎えたLOM――の、開催数日前。
     現地の状況に慣れておくため、そしてそれこそジェイやアッシュの言葉ではないが、筋肉痛になるリスクを少しでも軽減する上で、各々軽く滑って慣れておくように、とはメンターリーダーからのお達しだ。
     開催地として選ばれたのは、フェイスも何度か来たこともあり馴染みのある山だった。
     とはいえ、最後に来たのはアカデミーに入る前だったこともあり、当然当時使っていた板もウェアも今では使い物にならないので、今回に合わせて全て新調した――スキーも、ボードも。
     LOM参加のためという名目があるため、それに掛かった費用は原則経費扱いで【HELIOS】持ちとなったのだが、用具に関してはスキーかスノーボードのどちらかを選ぶことを求められた――実際LOMで必要となるのは片方のみなのだから、それ自体は至極当然のことだ。
     故にスノーボードだけは自費で購入した――どちらも使う機会が来るだろうと思って。
     そんなフェイスが今手にしているのはスキーストックで、そして足元にはスキー板。基本的にはスノーボードだと言っていたはずの彼が、敢えて今日はスキーを選んだことには一応の理由があった。
     肩慣らし程度に中級者向けコースを滑り、丁度初心者向けコースと合流する辺りまで戻ってくると、そこには。
    「しっかし、本当に未経験者だったんだねおチビちゃん」
     持ち前の運動神経――これはどちらかと言うとヒーローとしてのトレーニングの賜物という部分もあるのだろうが――を駆使してどうにか倒れずにはいるものの、少し突きでもすれば転びそうという絶妙に危ういバランスを保っているジュニアの姿に、フェイスは――あくまで微笑ましそうな――笑みを浮かべた。
    「う、うるせえ……別に経験無くたって、今まで支障、なかったし……」
     言葉がやや辿々しくなっているのは、ただ転ばないことに集中しているからなのだろうが、とはいえ。
    「それはそうと、この平坦だと流石にほとんど進めないんじゃないの」
    「うっ……」
     スノーボードの、特に初心者にとっての難点はそこにある。
     スキーであれば両足が離れているため、ボードから足を外さずともある程度平坦での移動も可能なのだが、スノーボードの場合はどうしても片足を外しでもしない限り、平坦での移動は困難を極める。ひたすら足や腰を動かし跳ねるように動くのも限度というものがあるし、何より格好がつかない。とはいったものの、始めたばかりの不慣れな人間からすれば、ボードの着脱もそう簡単にできることではない。
     フェイスがジュニアに声を掛けたのは、その全てを見越してのことだった。
    「とりあえず一旦休憩するつもりだった、それとももうひと滑り」
    「……やっとちょっとバランスの取り方分かってきたし、あと上でディノが待っててくれてるから、もうひと滑り」
     そんな素直な受け答えに、フェイスはそう、と一言呟くと、手にしていたストックのハンドル部分をジュニアに差し出した。
    「なんだこれ」
    「掴まって。リフトのところまで引っ張ってあげるから――っと、その前に片足外そっか」
     そう言うが早いが、フェイスはジュニアの足元でしゃがみ込み、右足をボードから外してやる。
    「ちょっ、クソDJ! それぐらい自分で――」
    「だったらなんで外してなかったの。やり方分からないなら聞けばいいし――って周りに居ないか。これは指導役が悪いよね……」
     そう言いながら立ち上がると、フェイスは改めてジュニアにストックを差し出し握らせる。
    「こ、こんなコトしてもらわなくても、自分でリフトまで――」
    「乗り降りする時とか転ばず行ける? あといくら片足が自由だからって、そのボード結構重たいでしょ」
    「うぐっ」
     フェイスの言葉は全てもっともで、故に初心者のジュニアからすれば一切の反論もできない。故に。
    「ほら、しっかり掴まって――一緒に行ってあげるから、ね」
     少しの強引さすら垣間見えるフェイスの様子に、ジュニアもそれ以上の反論を諦め、しっかりと差し出されたストックを握り直したのだった。
     そんな様子を、彼らの少し後方から、マゼンタの双眸が見つめていたことに気付いていたのは、きっと同じ色の瞳を持つ彼のみだったのだろう――振り返ることはしなかったが。

    「ちょっとキース、教えるならちゃんと教えてあげてよね。それかもう、指導は全部ディノに任せたほうが良かったんじゃないの」
     初心者向けコースの開始地点付近。
     遅いぞ~などと呑気な声を掛けたキースは、ジュニアと共に何故かフェイスも一緒に居たことに顔を歪めた。
    「あれ、フェイスも一緒に来たの」
     意外そうな顔を向けてきたディノに、フェイスはやや呆れた様子で口を開く。
    「一緒に来たっていうか、おチビちゃんを連れてきてあげたんだけど」
    「えっと、それはどういう」
    「二人共、いくらおチビちゃんがそれなりに飲み込み早いからって初心者相手に過信しすぎ。ボードの外し方も不慣れで、しかもスノボ初心者が平坦なとこに放置されたら身動き取りづらくなるってことぐらい分かってあげてよ」
    「うぐっ」
    「ああ……確かにそれは俺たちが悪かったね、ごめんジュニア」
    「いや、別に良いけど……」
    「キースには正直期待できなそうだから、ディノがちゃんと面倒見てあげてよね」
    「ああ、それは勿論――じゃあ、早速行こうかジュニア」
    「おう!」
     ここに来る間に気持ちも少し落ち着き、モチベーションも取り戻したのか、先程フェイスが声を掛ける前よりも随分と明るい様子のジュニアはディノに手を取られてゆっくり進んでいく。
     そんな二人の様子を見やりながら、キースはフェイスに一言、
    「なんか、悪いな」
     と、それなりの申し訳無さを滲ませた声を向けた。
    「そう思うならさ――」
    「分かってるって。でもお前さんも大概素直じゃねえよな」
    「はあ」
     少し顔を顰めたフェイスに、キースは軽く笑ってみせる。
    「基本スノボ、じゃなかったのか」
    「そのつもりだったけど、どっかの未経験者ちゃんがよりにもよってスノボ選ぶとか――ほんと自分で自分のハードル上げるの好きだよね」
    「それで、どっかの自堕落メンターがサボるのも見越してサポートしやすいようにわざとスキーにしたってか」
    「面倒事になるのが分かってて、同じセクター内のことなら、ある程度巻き取ってあるのがチームメイトってもんでしょ」
    「おお、まさかお前さんからそんな言葉が聞ける日が来るなんてな――なあ、ブラッド」
     急にキースが口にした兄の名に、かといってフェイスはさして動じる様子はなかった。
     寧ろ平然としているフェイスに、若干の戸惑いを見せたのはブラッドの方だったのかもしれない。
    「……そう、かもしれないな」
     少し躊躇いがちにすら見えるブラッドの態度に、だからといって敢えて言及することなく、フェイスは柔らかな笑みを向けた。
    「お疲れ、アニキ。多少は楽しめてる」
    「お陰さまで、な。よもや俺の都合でLOMの開催場所を移動させるなどと提案された時は、また随分ととんでもないことを言い出したものだと思ったがな」
    「慕われてるね、メンターリーダー」
    「妬いてるのか」
    「そりゃあ、もう――でもブラッドもそうだったんじゃないの」
     悪戯っぽい表情を見せられ、言葉に詰まったのはブラッドの方だ。
    「……気付いていたんだな」
    「背後からあんな熱っぽい視線送られてたらね。まあ、おチビちゃんはきっとそれどころじゃなかっただろうから気付いてなかったと思うけど」
    「しかし、少し残念ではあるな」
    「残念って」
     キースの疑問に対し、ブラッドは一瞬意外そうな顔を向けるも口を開く。
    「ああ、それは――」
    「ちょっとブラッド待って」
     ブラッドが言わんとしていることが何なのかなど、容易に察してしまったフェイスは慌てて制止に掛かったが、時は既に遅し。
    「子供の頃からフェイスと一緒に滑り終えて、平坦を移動する時はいつも俺に引っ張って欲しいと強請って来たんだ。だから今回も――」
    「いやこの歳になってお強請りとかそんな」
     やや顔を赤くしたフェイスが割って入り否定しかけるも、兄兼恋人とその同期は口を揃えて、
    『するんじゃないのか』
     などと言ってくるものだから。
    「――する、つもりだったけど。するに決まってるじゃん、お兄ちゃん」
     と、フェイスはそう答える他無かった。
     そんな様子に、キースはさもお腹いっぱいですと言わんばかりの苦笑を、そしてブラッドは穏やかな笑みを浮かべてそっとフェイスの頭を撫でてやる。
    「ボードも持ってきていると聞いた。後でそっちに換えてくればいい」
    「別に、スキー同士でも引っ張れるんじゃないの――っていうか、別に俺はスキーが嫌いとか苦手なわけでもないし」
     それにね、と頭を上げたフェイスの顔は晴れやかで。
    「アニキとお揃いのスキーっていうのも、悪くないと思うんだけど」
     そんな言葉にブラッドは笑みを深めて一言、
    「確かに、一理あるな」
     と、応えるのだった。

     その夜。
     【HELIOS∞CHANNEL】にアップされた一枚の写真が、未だ嘗てないスピードで拡散されており、そしてそのコメントを見ながらも案外満更でもない様子の兄弟が見られたのはまた別の話である。
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    杉野。

    DONEごはんを食べるキスブラwebオンリー「ふたりきりの四つ星レストラン」展示用の書き下ろし(の支部ミラー)

    導入長くしすぎてしまった感がありますが最終的にはキスブラに落ち着きます、友情出演はメジャーヒーローズとフェイス。

    オンリー開催お疲れ様でした。
    (現在進行形で)別CPをやや主食にしていたはずなのに参加を決めてから、頭からキブにもダイブする未来は見えてませんでした。hlos怖い。
    meal 4 star「ポットラック」
    「パーティー」
    「ああ、いいアイディアだと思わないか」
     何がどう良いのか、と聞きたい以前に、そもそも自分たちはこの場に何のために集ったんだったかと、そう思ってしまった程度にキースとブラッドは敬愛する恩師にして今や同格で同僚であるジェイの言葉に顔を見合わせ首を傾げた。
     第十三期研修チームのメジャーヒーローは各セクターに一人ずつ――奇しくも元メンター・メンティーの関係を持つ三人に、ヴィクターを加えた四人。実力もあり優秀なメンター揃いの十三期チームの中で、とりわけランク上最上位であるこの四人は定例ミーティングにて比較的頻繁に意見交換や互いの状況を報告し合ている。この日も、例によって集合した彼らだったが、業務報告から始めようかと思っていた矢先、ジェイから飛び出したのが「ポットラックをしないか」という言葉だった。
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