中）劇藥傳奇 / 日）劇薬奇譚【劇藥傳奇】 （ 須蛇前提 ※日本語版有）



你把我封在狹間的那一天，我直覺到了。
我還能再見到你嗎？


在人類的世界里，我不明白地撒下毒藥。
就像是遲效性的毒藥在身體中慢慢地循環一樣。
我不會馬上殺了你。
那是為什麼？
那不是不開心嗎。
從遠處眺望著痛苦的樣子，不是很開心嗎。
而且，擅自崇拜我，提出交易的是人類。
哈哈，”多一事不如少一事”。(✱1)
人類經常使用啊。
是的。最初推動的是你們人類。
果然人類是愚蠢的。
但是，因為愚蠢就好了。
在這個狹間中，即使是沒有完全力量的我，也能不厭倦地一直享受著。
讓我更開心就好了。
然後，我撒下的毒藥，注意到的時候已經在身體中侵蝕……自己毀滅。
啊，每次看到那個自我毀滅瞬間的表情，我都會心動。
這是至高無上的瞬間。

然後………

我踏踏實實地等著。
須佐之男…你也被我的毒藥侵蝕，那個瞬間……
但是，那個毒帶來的到底是什麼，只有須佐之男我也不知道。
啊，那就是樂趣。
你真的不讓我無聊。
啊，須佐之男啊…
你現在也在這個時代吧？
所以，快點…到我身邊來。
然後，讓我看看那個瞬間。
哈哈……


被毒藥侵襲的，其實是我還是你…
那麼，哪一個……



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✱1 歷史成語(中国 故事成語)
中:多一事不如少一事
日:触らぬ神に祟りなし

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【劇薬奇譚】 （須蛇前提※日本語版）

お前が私を狭間に封じたあの日、直感した。
私はまたお前と会えるのだろう？


人の世に、私はわからぬように毒を撒き散らす。
まるで遅効性の毒が身体中をじわりじわりと巡るかのように。
私はすぐには殺しはしない。
それはなぜか？
それでは楽しくないではないか。
苦しむ姿を遠くから眺めている、楽しいではないか。
そして、勝手に私を崇め、取引を持ちかけてきたのは人間なのだからな。
ははは、触らぬ神に祟りなし。
よく人間が使っていたな。
そう。最初に仕掛けたのは、お前たち人間なのだ。
やはり人間とは愚か。
しかし、愚かだから良いのだ。
この狭間にいて、完全な力なき私であっても、飽きることなくずっと楽しんでいられる。
私をもっともっと楽しませると良い。
そして、私の撒いたその毒は、気づいた時にはすでに身体中を巡り蝕み…自ら破滅する。
ああ、その自らが破滅する瞬間の表情を見る度に、私は心が震えるのだ。
至高の瞬間だ。

そして………

私はじっくりと待っている。
須佐之男…お前も私の毒に蝕まれる、その瞬間を……
だが、その毒がもたらすのは一体、何になるのか須佐之男だけは私にも分からない。
ああ、それはそれで楽しみだ。
本当に退屈にさせないな。
なぁ、須佐之男よ…
お前は今もこの時代にいるのだろう？
だから、早く…私の元へ来い。
そして、その瞬間を見せておくれ。
はははは……


毒に侵されているのは、その実、私かお前か…
さて、どちらか……