最近流行りの物を調べて店に取り入れる提案をするのは椿季の仕事だ。正確に言えば趣味なのだが売上に繋がることもあるため仕事と言い張っている。流行を調べるため、今日も今日とてスマホを開く。
「ん〜、これもいいけどちょっとなぁ〜」
　目に付いた気になるものを見つけては脳内の亡矣に却下される。
「飲食店でも出来るなんかいい感じの服装……」
　ぼーっと眺めていてもこれといったアイディアも出てこない。一旦アニメでも見て頭を休めようとしていたその時、目に留まるものがあった。
「あ、これ良さそう！」
　ピンと来たアイディアをメモし、プレゼン用の資料――と言えるのかも分からないページ――を集め、脳内でプレゼンの練習をする。練習と言っても反論された際にどうゴネるかを考えるだけなのだが。

【彰冬】黑与白的边界线 从某个方向射过来的刺眼的闪光，人群的尖叫声以及姗姗来迟的剧痛充斥在青柳冬弥的脑内。
诶？我这是……怎么了……？身体……动不了……
他努力地尝试着移动身体，最终他成果地将头转了一个方向。
然后他对上了，苍白的，已经没有了呼吸，双眼紧闭着的东云彰人的脸。
“……”绝望席卷了他的内心，他尝试张口呼唤搭档兼恋人的名字。
但他失败了，甚至没法鼓起勇气再尝试一次。
他只能无力地看着已然死去的恋人，连把头转回去都做不到，感受着渐渐失温的身体，呼吸也越来越微弱。
最终，他失去了最后一丝意识。

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由黑白灰三色组成的恶魔此刻正百无聊赖地靠着栏杆，身后是广阔的海面。
他在心底里重重地叹了一口气。