Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    AKtyan5560

    好きな物を書きます

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 110

    AKtyan5560

    ☆quiet follow

    紫苑が四季を監禁する話
    紫苑は壁一面に貼られた四季の写真を見ていた、壁のセンサーを翳し扉を開けると薄闇の中には四季がいて、足枷に繋がれ監禁されていたのだ

    ※監禁
    ※男性妊娠
    ※妊娠事後表現

    一夜の夢の城四季の笑顔を見る事が好きだ。カメラロールを見返す、四季が此方を向き楽しそうに紫苑を見ながら笑っている。手を振り、ピースを決め、そして途中から視線の合わない写真が増えて行く。友人と話す場面、寝顔や食餌をする所はまるで何かの動画から切り取った様に、端に日付が載っており異常な程のそれは、紫苑の盗撮だと言う事が伺える。
    ピッピッ、とカメラを操作する音が響き紫苑はパソコンにカメラを繋ぐと一つの写真を印刷し壁に貼り付けた。壁にはクレープを食べる四季の此方を向いてない物で、紫苑はそれに頬を寄せると恍惚に笑い呟く。
    「四季………」
    紫苑の呟きは空間に溶け、壁一面に貼られた写真には四季のみを切り取った物が埋めつくし、紫苑の彼への重い執着が伺えた。紫苑は壁のある部分には手を付けると、操作パネルが浮かび上がり何かを読み込み瞬間壁に切れ目が入り扉が開いた。
    中は暗く、良く見ると人が大きなベッド眠り、足枷から鎖が伸びていた。その人物の元に近づき紫苑は蜜を詰め込んだ様な甘い声で名前を呼ぶ。
    「四季」
    名前を呼ばれた少年はうつらと目を開け、何度か瞬かせると寝起きのふわりとした緩い笑みを浮かべ呟いた。
    「紫苑さん!」
    紫苑はベッドに上がると四季をゆっくりと起き上がらせ抱きしめ、幸せそうに笑い四季に向き合う。
    「……身体は大丈夫?辛かったりしない〜?」
    「今は大丈夫だよ、さっきまでかなり悪かったけど寝たら少し良くなった」
    「そ、なら良かった」
    紫苑が抱きしめる四季の腹は薄らと大きく膨らみ、その不自然な膨らみは四季の赤子が居る事が伺えた。紫苑と四季の赤ん坊である。
    紫苑は四季に告白し結ばれてから、鬼機関を卒業し戦争が終結し暫くした後四季を監禁した。四季が周りに笑顔を振るう度、紫苑の他に仲間や紫苑の同期に先輩と遊びに行く度に黒い澱みの様なそれはどろりと溜まって行き、紫苑の胸を焼き渇望する飢えを助長する様に嫉妬を深めた。四季には自分だけがいれば良い、四季は自分だけに笑顔を向けて欲しい。深まるそれは留まる所を知らず、軈て四季との関係を秘密にしていた事が功を奏し、紫苑は四季に許可を取らず用意したマンションに監禁をしたのだ。
    そして四季を孕ませ、自身から逃げられなくし優しい四季は我が子を見捨てる事等出来ないと踏んだ紫苑は、現在そう思いながら抱きしめ四季の腹に顔を寄せた。
    「元気な子だよな〜誰に似たんだろう」
    「お前だろう」
    「案外紫苑さんかもな」
    紫苑が顔を寄せた瞬間に腹を蹴る我が子に、紫苑の意図を無自覚に察知しているのか、紫苑は自身に似ているだろう我が子は四季に好くだろうと思うと母親を守れよと思い浮かべ四季の傍から手を離し名残惜しく離れる。
    「じゃあ俺はもう行くから大人しくしてろよ」
    「してるってゲームも銃も漫画もあるから好きな事してるよ」
    「紫苑さんが居なくても泣いたりするなよ〜?」
    「そんな事しねぇって!」
    紫苑は扉を出ると認証を再び翳し扉は壁に密着する様に再び閉じる。部屋を出て歩き出すと、夜半自身の自宅へと繋がる道を歩み、他の者に知られない様に警戒しながら歩みを進めた。
    紫苑が四季を監禁してから三ヶ月が経ち、監禁直後慌ただしく四季を探す周りは桃太郎の線を最初は洗ったが、探しても見つからない中で身内の線で探し始めたのを紫苑は知っている。何せ自身もその会議に居たからだ。
    紫苑も必死に探す様にアピールし、四季を好く者達から出し抜けた等と悟られずに動くが最近真澄辺りに疑われているのを勘づいている。紫苑を疑う真澄は確信を持っていないからか、紫苑から決定的証拠を取ろうとしているが動けて居ないようだ。
    そう考える中歩むと自宅のマンションへと付き、思わず空を見上げる。丸い満月は紫苑の闇を照らす様に影を伸ばし、その紫苑の異常な執着を晒し出すかの様に闇夜に浮かぶ明かりを照らした。
    闇に蠢く紫苑は呟く。絶対に四季を見つけ出されるものかと思い、紫苑は自宅への道を歩んだ。

    一方四季は、紫苑が帰り暇になってから何をしようかと寝転がるが何もする気にはならない。いっその事寝ようかとも思ったが冴えてしまった頭では寝る事は出来ずに、只管天井を見上げていた。紫苑が監禁する少し前に真澄から渡された皮膚に貼り隠れるタイプの救難信号を首に貼られ、「なんかあったら即連絡しろ。良いな」と言われたそれは、紫苑が監禁してから暫く未だに使われる事は無い。真澄が紫苑の動きに何かを察し、四季が知らない内に動いた彼は四季を心配しその様な行動を取ったのだろうが、今現在のこの状況は四季が望んだ通りが現実になっている。
    四季は紫苑に監禁して欲しかった。四季を深く愛している紫苑が、四季に愛を深めその愛に狂って行く度、四季は愛されている様で満たされそして監禁される事を望んだ。四季が紫苑を愛して居たからこそ、彼に縛って欲しく、四季の望む通りに嫉妬をする様に動き軈て監禁された。そうこれは四季が望んだ夢の城なのである、例えいつかは終わる砂の城でもこれは四季の望んだ一時の願いなのである。
    だから絶対に救難は出さない、紫苑への裏切りになる上に四季の夢が壊れるからだ。必死に探す皆には悪いが、四季のこの夢が壊れたら紫苑が同じ行動を取ることが難しくなる。だからこそ四季はもう少し、この状況を楽しみたい。どうせ真澄はもう既にこの場所を掴んでいるのだろうから、後は崩壊する迄の夢の城を四季は満喫する迄だ。
    四季はお腹を撫で、自身と紫苑の奇跡の結晶が宿る我が子に愛しく思い子守唄を歌う。可愛い可愛い我が子、どうか幸せに産まれてきてくれ、愛を沢山注ぎ桃太郎でも鬼でも友人作ろうと作らなかろうと、幸せに育ってくれればそれで良いのだ。可愛い我が子どうか無事に産まれて来てくれ。
    四季は段々と重くなる瞼に逆らう事無く眠りに着く。夢はまだ終わらない。

    そしてその夢の城が崩壊するのは更に三ヶ月後、真澄を始め無陀野や京夜、馨に印南や猫咲に大我に羅刹で学んだ四季達の同期が突入して来たのは四季と紫苑の行為が終わり裸で何も纏うこと無く眠りに付いていた時であり、思い切り叫び起こされた紫苑と四季は、紫苑は正座で説教され、四季は膨らんだ腹に同期の仲間が驚き紫苑にそれぞれ技を放とうとし失敗に終わるのを、四季は笑いながら見ていたのだ。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😭👏💖💖💖💒
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    AKtyan5560

    DOODLE四季が生理男子で生理日を攻が管理して知っているなら、危険日も知っているから孕まされちゃう四季はいるよねと言う話
    四季の生理中の世話をする攻めが危険日に孕ませて、妊娠を喜び合う迄のオムニバス短編集。主に同じテーマの作品の四季受けの話が沢山入っています

    主に世界線は全部が違います

    ラインナップ
    むだしき きょうしき ますしき
    しおしき かおしき ゆうしき はぐしき
    じんしき
    危険日予測注意報四季は生理が来る体質である。男であるが生理が来て妊娠出来る男性はこの世界には多く、四季はその体質であった。今朝生理が来てしまい腹を抱えながらトイレから出て来た四季は、ベッドへと寝転がる。すると四季の恋人の彼が部屋に来た。

    ─────ドアを開け部屋に来た彼は

    花魁坂京夜の場合
    花魁坂京夜は四季の生理周期を把握している。生理男子の四季は、生理の時期になると腹を抱えベッドから動けなくなる程に重く、3日間はその様に過ごしている。
    昨日の朝眠る四季の脇に体温計を入れ測ると、何時も寄り体温が高かった為に、生理予測カレンダーに記入すると直近明日からマークが付いていた。京夜の予測では明日から来るだろうと予想を付けた生理は、確かに今日の朝に四季が腹を痛そうに抱えトイレにへと入ったのに、京夜は予想が当たった事に事前に用意をしておいた粥を持ってくるのだ。
    22288

    AKtyan5560

    DOODLE四季が紫苑の元教え子だったら話
    紫苑は最後に生き残った教え子の四季に依存していた。恋人であり、最後の教え子の四季に死ぬなと約束をするが死んでしまう。然し四季は何故か転生し無陀野の生徒になった。そんな中杉並に行く事になり、四季を見た紫苑は強く抱き締めてきたのだ

    ※死ネタからの転生
    ※四季が紫苑の生徒だったif
    ※紫苑が激重
    ※四季愛され描写
    二度目のタトゥーは存在しない『紫苑先生!』

    『俺戦闘部隊に行ったら紫苑先生みたいに強くなるんだ!』

    『私は援護部隊だけど紫苑先生に会いに来るね』

    『紫苑先生大好きだよ!』

    目を瞑れば思い浮かぶ生徒達の顔、紫苑の脳裏に焼き付く生徒達は既に天へと登り一人も居ない。

    『紫苑先生!!また来ちまった!!』

    否一人だけは存在していた。紫苑の生徒で死せずに生き残っている生徒がいたのだ。一人だけ、たった一人の紫苑の生徒が未だ死ぬ事も無く幸せそうに笑顔で生きている。

    『紫苑先生!大好きだぜ!!』

    その生徒の名は一ノ瀬四季。鬼神の子である炎鬼である、何時死んでもおかしくない、紫苑の教え子で恋人である。

    四季は最近情緒不安定な紫苑を見て、理由を察し何も出来ない自分に不甲斐なさを感じていた。四季の同期は既に誰もいない。皆正義感が強く、自身を犠牲にし天に登ってしまった彼等は、四季のみを残し全員あの世の住人になった。既にこの世には居ない彼等は、紫苑の教え子は四季の世代以外も全員死に、既に四季しか残っていない。
    4672

    AKtyan5560

    DOODLE今週号本誌の四季を実験台にしたモブ共に助けに来た大人達が怒り狂い、会社の社員全員を殺し社員の親族諸元殺す話

    無陀野達は助けに来ると、四季が実験で身体中を傷つけられていた。その光景を見た彼等は怒り狂い、気絶した四季を猫咲に任せ、各々に社員全員を殺し尽くすのだ

    無陀野→真澄→印南→紫苑で視点が進みます

    ※本誌ネタバレあり
    ※大人組が全員激重
    ※大人組全員と体の関係がある四季の表記
    ※主にしおしき
    愛し子を傷つける塵芥に制裁を身体のあらゆる所が切り刻まれ、もう意識が飛びそうだ。足はボロボロで、胸にも深い傷を付けられ、腹は切られ弄り回される。身体中自身の血で染まり、四季は少なくとも必死で意識を無くさんと抵抗し、絶対にこの様な極悪人の塵共に負けてやるかと決めていた。

    だからこそ意識を必死に保ち、頭を必死に動かし興奮する頭は、彼等四季の仲間や大人達の顔を浮かべ必死に尊厳を守っている。然し最早限界が近かった。

    そんな時扉が開き誰かが入って来た。扉の方面を見ると無陀野を初め、真澄、紫苑、印南、猫咲が立ち驚いた様に目を見開いている。
    四季には聞こえぬが、紫苑の耳元で無線が響いた。

    『こちら馨、状況を説明して欲しい』

    「………四季が鋸で切り刻まれている」
    5402

    AKtyan5560

    DOODLE攻め視点
    紫苑と京夜はそれぞれの殺人鬼の道具に選ばれ、毎日殺せと囁く想いに耐えて来た。その想いを消化するには殺人鬼の道具で殺さない範囲で危なくない使い方をし、その危なくない行為を受け止めてくれる者が必要であった

    四季視点
    四季は彼等の焦燥する想いに気づいており、彼等の行為を受け止める事を決めるのだ。四季はその彼等の想いを受け止める唯一の行為に、嬉しさを感じ、共に縄で絞められる事と注射器を打たれる
    呪いは俺が全部受け止めるから笑ってよ漫画断裁分離のクライムエッジのパロディです。分かりにくいと思うので用語説明最初に載せます

    権利者
    凶悪殺人鬼を先祖に持ち、その先祖が使っていた呪われた道具に当代に選ばれた者。道具は遺品と呼ばれ、遺品には先祖が宿り、選ばれた者は頭に殺せと毎日囁きが響きやがて廃人になる者もいる。
    代償と呼ばれる擬似行為をしてくれる者がいれば、頭の囁きはマシになり最後まで人生を送れる者も多い

    代償
    呪いの道具に選ばれた権利者の行為を受け止める者。危険性が無い物の場合のみ受け止める事が出来る。注射器等、縄で絞める等である。殺されない範囲で受け止める行為を権利者がした場合、権利者の殺せと言う声や殺人衝動がマシになる

    醜聞
    彼等殺人鬼の子孫と呪いの道具を管理する組織
    8859

    recommended works

    reikpic

    DONE診断メーカーで出た結果で書いた、呪専五悠。
    「小さな嘘をついた」で始まり、「今なら伝えられる」で終わる物語。
     小さな嘘をついた。
     特段バレても他愛のないものだ。虎杖にとっては、という但し書きが必要ではあるが。
    「俺だって、キスくらいしたことある」
     どうせ女性経験などないんだろうと茶化されたことに腹を立てた虎杖が、ムッとへの字に曲げて放った言葉だ。
    「は?んだよそれ」
     ご機嫌だった五条の機嫌が急降下して、予想外の反応に虎杖の目が大きく開かれる。
     思っていた反応と違う。と、虎杖は無意識に一歩その場から後ろに後退る。あまりにも五条の感情の発露が激しすぎたせいだ。
    「生意気なこと言ってんなよ」
     また一歩、虎杖が後退ると、トンっと背中に壁があたり逃げ場がないことを伝えてくる。
     五条の長い足がその感情のままに虎杖の腰横の壁に叩きつけられて、みるみるうちに虎杖の顔色が青くなった。
    「んむっ」
     知らず力の入っていた虎杖の唇に、五条は噛み付くようにキスをした。いきなり近づいてきた美貌に思わず目を閉じていた虎杖は、何が起こったのかよくわからないといったふうにぼうっとした顔で、数回瞬きをくり返す。
    「お前はこれがファーストキス」
     異論は認めないとでも言うように、五条はニヤニヤと茶化したときと同じよ 532

    yonamine

    MOURNING【義炭】【炭治郎生賀】為你許下的特選點單 02

    ※鬼滅學園Paro,體育教師義勇X高中生炭治郎,互有好感,配角性格捏造有,私設特多
    ※相關物品名稱及學期制度等以日本為主,bug敬請無視
    ※初次寫義炭文OOC不解釋,自我滿足的產物,炭治郎生日快樂,義炭結婚♥

    台灣繁體中文
    2021年的炭治郎生日賀文
    【義炭】【炭治郎生賀】為你許下的特選點單 02文/九野

    ※鬼滅學園Paro,體育教師義勇X高中生炭治郎,互有好感,配角性格捏造有,私設特多
    ※相關物品名稱及學期制度等以日本為主,bug敬請無視
    ※初次寫義炭文OOC不解釋,自我滿足的產物,炭治郎生日快樂,義炭結婚♥


    02


      結束了放飛自我的黃金週假期,緊接而來的是考驗學生們心情調適的期中考試。

      學校裡那棵百年藤樹悄悄綻滿了紫色的藤花,馥郁的香氣伴著些許初夏的微風,乍暖還寒的氣候也漸漸穩定下來。

      今天是禮拜六,私立鬼滅學園排定的課表是半天。和放學鐘響就能輕鬆回家過週末的學生不同,身為體育教師的義勇還有未完成的業務需要處理,等下班回家到把自己打理好的時候已經超過兩點半了。

      隨意放在桌上的手機發出訊息接收的提示音,看見來自綠黑色市松紋頭像的訊息,義勇的嘴角淺淺揚起一抹弧度,簡單回覆後便下樓來到客廳。
    3706