「簓さーん!」
「お!?ザキオカやんか!なにしてんの?」
「あっちで無国籍料理の食べ歩きの収録してて休憩中っす」
「はぁ!?羨ましい番組しとるのぉ」
「簓さんはオフっすか…デェぇぇ碧棺左馬刻!!!!」
「様つけろや」
「な、仲良いんすか?」
「おん、デートしてんねん」
「へ、へぇ…」
「信じてへんなおまえ…ええけど…こう見えて優しいねんで左馬刻」
「は、はぁ……でもめっちゃ睨んで来てますけど…グラサンの下からめっちゃガン付けされてるんですけど俺……」
「ザキオカ確か左馬刻のファンちゃうかった?おまえサインあげたりーや」
「あぁ″? なんで俺様が…」
「いや俺はメイソン推しっす」
「あ″???」
「碧棺左馬刻は妹が好きで…」
「あーせやったせやった!」
「妹ぉ…? ……サイン書いてやろうか?」
「エ″!?!?」
「ほら左馬刻優しいやろ?俺の彼氏やねん」
「へえー」
「やっぱその顔信じてへんやろ!」
「テメェさっきからどっかで見たことある気がしてたけどよ……」
「えっうそ俺認知されてる…!?」
「なんやおまえヤクザになんかしたん?」
「そんなわけないっすよたぶん!!」
「あーテメェあれの片割れだろ、デイなんとか…ピンク?」
「でぇぇぇそうです!!!えっなんで!?」
「左馬刻なあ、漫才履修した事あるんよ…YouTubeで」
「なんで!?!?ヤーさんでしょ!?」
「3年前くらいやのによう覚えてたな」
「まぁな…ネタ結構笑えたからよ」
「まじで!???いやこわ!!嬉しいけども!!!超やべー!!でもこわ!!」
「簓がテメェんとこリストアップしてやがったからな」
「簓さあぁぁん一生着いていきます!!」
「左馬刻俺の彼氏やねん」
「へえー」
「おまえプロやな…」
「ま、これからも頑張れや…」
「あざまあぁぁす!!!!!」
「コイツうっせえなぁ?」
「芸人はリアクション命やからなぁ」