お兄さんズのお買い物流「…あ、じゃあ、今度のオフの日に買い物とか行く?」
…という流衣の発言がきっかけで、奏や空と買い物に行くことに。
空「最近この3人で出かけることも多くなったよね」
奏「…たしかに…。
この間のオフも一緒に映画を観に行ったよね」
流「行ったねー、…なぜかホラーだったんだけど」
空「あの時の流衣、絶対aqua、AquICEの流衣だってバレないように隅っこで観てたよね」
流「それはもう!
ファンの前でかっこ悪い姿は見せたくないしー…」
奏「…俺たちはいいんだ?」
流「…うーん、まあ、良いかな、って。
竜とか冷さんと同じ感覚?」
空「あの2人と同じくらい信用されてるのは嬉しいなぁ」
奏「うん、俺も」
流「結構みんなのこと信用してるし、信頼もしてるよ?
…ただ、唐突なホラーと暗いところはやめて欲しいだけで…」
空「気をつけまーす」
閑話休題
流「…それで、今日は適当にお店回る感じ?」
奏「うん、そんな感じ」
空「誰か、行きたいところあったら行くけどある?」
流「俺は特に…あ、でも最近竜や雪月がクッション欲しいって言ってたからちょっと見たいかな」
奏「ああ、共有ルームの…」
空「13人で暮らしてたらすぐダメになっちゃうよね」
奏「どんな柄がいい、とかはあるの?」
流「うーん……。
俺の好みで決めて良いなら、爽やかな色とか模様のかな」
空「ライム柄!」
奏「えーっと、青空?」
流「共有ルームにライム柄、合うかな…。
青空は合うと思う!」
空「天とかに合いそうじゃない?」
流・奏「ああー…」
[悠月街、とあるデパート]
流「…はっ、あれは…!」
奏「お目当てのもの…じゃ、なさそうだね?」
空「雨月や雪月に似合いそうなものでもあった?」
流「特大枕!
最近流行ってるから、実物見たらちょっと感動しちゃって」
奏「ああ、最近CMで見るね」
空「この間、織さんや夏苗くんがCMやってたね」
流「…竜にCM来ないかな……」
空「寝かせたいという意志を感じる」
奏「うちの浅葱も、そろそろ仕事が落ち着いてきたところだし、ゆっくり寝て欲しいかな」
空「今度、柳原さんにプレゼンとかしたら通るかも」
流・奏「…やってみよう…」
流「…って、そうだった、クッションクッション…っと…」
奏「ピンク色の羊、可愛いね」
空「共有ルームにあったらなかなか…難しいような…」
流「雨月と雪月に似合いそう…」
奏「…あ、2人にあげるならこれも良いんじゃない?」
流「!
水色!ナイス奏〜!」
空「いや、早い早い……。
まだお目当てのクッション決まってないでしょ、流衣」
流「じゃあ、これはこれで買うとして別で考える」
奏「さすが流衣…」
空「あ、これなんてどう?
ちょっと深めの緑色!」
奏「…あ、俺結構好きかも」
流「なんか、これ藍さんがこれ使ってソファでお茶飲んでそう…」
空「………」
奏「………」
空・奏「…ちょっとわかる」
空「じゃあこれは藍にプレゼントするとして、次!」
奏「…これ、もしかして誰かにプレゼントするものがどんどん決まっていく感じ…?」
流「…すっごくそうなりそう」
流「…あ、これどう?
ミルクコーヒーっぽい色で可愛いし」
空「…雪月とか竜さんが使うにはちょっと明るいんじゃない?
どっちかと言うと浅葱さん……」
奏「…うん、俺も似合いそうだな、って…」
流・空・奏「………」
そうして、1時間ほど経った後。
共有ルーム用のクッションは無事に決まったものの、その他(プレゼント用)のクッションやぬいぐるみをたくさん買って帰ったお兄さんズでした。