aquaと好きな季節【AquICE寮レッスン室】
雨「…あ、そういえば」
雪「?」
流「何か気になることでもあった?
雨月」
雨「んー、特にレッスンでってことはないんだけど、…唐突な質問していい?」
冷「まあ、ちょうど休憩にしてもいい時間だし、どうぞ?」
雨「じゃ、遠慮なく〜…。
みんなの好きな季節ってある?」
竜「春以外」
流「早い早い…って、そっか、花粉症…。
春以外は大丈夫なの?」
竜「とりあえず、今のところはな」
雨「俺は逆に春が好きかなー。
黒マスク竜もかっこいいし!」
流「最初はちょっとびっくりするけど黒マスクいいよね」
雪「…もしかして、変装の時流衣が黒マスクなのって…」
流「…2人にかっこいいって思ってもらえたらいいなと思って」
竜「予想通り」
冷「だと思った」
流「って、冷さんは好きな季節あるの?」
冷「……あー、冬?」
雨・雪「意外…」
雨「なんで冬?」
冷「こたつアイスが美味いから」
雨・雪・流「あー…」
流「すごい納得した」
雪「こたつでアイス、確かに美味しいよね」
雨「俺、こたつも好きだしお花見も好きだからなんか悩んできた…。
春って言ったけどどの季節もみんな好きかも…?」
流「確かに、雨月がどの季節も好きってしっくりくるかも」
竜「…まあ、確かに?」
冷「どの季節もにこにこ踊って歌ってそうだよな。
…で、流衣は夏がダメそう」
流「…い、いや別に得意だけど…?」
雨「夏ってなんで?」
冷「…ほら、夏は虫もいるし怪談も……」
流「はいはい俺は夏が苦手です!!
…っ、これで良い?」
竜「かっこつけの皮が剥がれたな」
冷「その方が流衣っぽいしそのままいけば?」
流「2人の前みたいにしたら俺大変なことになるからね…?」
雪「大変なこと…?」
流「……ステージの上で泣くかもしれない」
竜「まあ、夏は野外も多いし虫も多いからな」
流「いやいや、納得しないで…?!
そうならないように頑張ってるから、俺!」
冷「じゃ、そんな流衣の好きな季節は?」
雨「結構強引に戻して来た…!」
雪「さすが冷さん…」
流「え、えーっと……。
ふ、冬…?」
竜「虫がいないから」
冷「なるほど、虫は確かにいないからな?」
流「もう俺2人嫌い」
雪「ま、まあまあ…。
流衣、ちょっと前まで俺たちに苦手なものとか隠そうとしてたのに、もう良いんだね」
流「よ、良くはない、けど…。
せっかく何年もaquaとして一緒にいるし、…隠したくないなって」
雨「流衣…!」
竜「じゃ、流衣の苦手語り大会でもするか」
冷「まず、怪談と虫…暗いところっていうのは流石にやめとくか」
流「……ちょっと2人とも、全部やめるって考えはないの…?」
竜・冷「ない」
雨「え、えーっと…。
俺、流衣の苦手なものあんまり知らないけど聞いても大丈夫そうなの、ある?」
流「…じゃあ…貝類」
雪「…貝類?」
流「昔から食感とか独特の味とかが苦手なんだけど、…うん、2人の前とかファンの前だと平気なフリしてたから…」
竜「…牡蠣鍋の時とか良く耐えてたな」
流「…き、気合いで…?」
雨「えっ、あの時流衣無理してた…?!
俺普通に美味しいって振っちゃったんだけど…」
雪「いつもの流衣…だったよね?」
竜「…だってさ」
流「2人からそう見えてたなら多分大丈夫…だ思うけど、正直もう貝類の食レポはやりたくないかな…」
雨「冷さん、そういう仕事NGで!」
雪「代わりに、…辛いものの仕事、とか…?」
流「それだと俺は食べられるけど2人が大変じゃない?」
雨・雪「…確かに…」
冷「ま、またその辺は後で話すとして。
本題に戻すぞ」
雪「…あ」
雨「そういえば、元々季節の話してたっけ」
冷「えー、俺が冬で雨月が春、流衣が冬で竜が春以外……っと、あとは雪月か」
雪「…うーん…。
どんな季節が好き、って改めて考えると難しいね」
流「雑談だし、なんとなくでも大丈夫だと思うよ?
竜なんて春以外、だし」
竜「……強いて言えば秋」
雨「おおー。
ちなみに理由は?」
竜「ちょっと涼しくて作曲が捗る」
流「寒すぎて手が止まるってこともないし…って思ってるでしょ」
竜「…ああ」
冷「で、暑いってこともないし?」
竜「まあ、そうだな」
雨「ってことは…」
雪「秋はどの季節よりも竜を心配しないといけない季節…」
流「そういうこと!」
竜「…いや、別に快適だからって作業部屋にこもりっきりってことはないし」
冷「よし、じゃ、1日1回も部屋から出て来なかったら甘いもの抜きってことで」
雨「じゃあ、声かけて反応なかったら冷蔵庫の甘いもの俺たちで食べちゃう?」
雪「冷さんと3人で分けよっか」
流「…ってことだから、竜、守ってね?」
竜「……善処する」
冷「…っと、じゃあ元のお題に戻って…。
雪月」
雪「ここまで話を聞いてたら、春が好きかなーって」
雨「やった、雪月とお揃い!」
流「ちなみに理由はある?」
雪「春が1番あったかくて、…みんなの笑顔が見れるなって」
雨「…確かに!
俺も悩んでたけどやっぱ春!」
流「みんなの笑顔、か…。
俺も春が良い気がして来たかも」
竜「…俺は秋一択だからな」
冷「それは分かってるって。
まあ、春のアイスも美味いしな」
雪「…あ、それで、なんで雨月は季節を聞きたかったの?」
雨「特にこれって理由はなかったんだけど、…好きな季節って話したことなかったなーって思って」
雪「その思いつきの質問がきっかけでこんなに楽しい時間を作れたわけだし、…みんなで話ししてねってお知らせだったのかも?」
流「じゃあ、これからも色々な話していこっか。
…例えば、好きな色とか服の話とか…」
竜「じゃ、明日の休憩に話すか」
冷「好きな色だとイメージカラーについてとかも話せそうだな」
流「…あ、ってことはこれ次のRTBのお題になったり…?」
冷「も、いいなと思って」
雪「じゃあ、もうこのままRTB企画決めとかしちゃう?」
雨「あ、RTBならみんなへの質問とかもありかも!」
竜「じゃ、続きは共有ルームでやるか」
流「じゃあ俺部屋からノート持ってくるね」
雨「俺はペンとー…あ、付箋も持ってこーっと」
雪「俺はここの片付けと向こうの準備しようかな」
冷「よし、じゃあ移動開始!」
aqua「はーい」