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    KRTN___0615

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    夢の内容が使えそうだったからメモ

    2021.9.24 の夢夏休み、俺はTシャツと短パンで祖父母の家に来ていた。いつもより祖父母の家がおっきくて広くって、たくさんの親戚が来れるような所だった。誰か1人連れてきていいよと言われたので友人を連れてきた。友人は半袖パーカーと短パンだった。
    夏休みに泊まりに来たのは4日ほど。3日間くらいは親戚の子供たちと友人と一緒に花火とかゲームとか、夏休みを満喫した。水着もってこいって言われてたからなんやろなって思ったけど海にも行った。スイカ割りした。
    4日目は近所の大きな名前は知らない神社でお祭りがあった。俺と友人は楽しみで朝早く、多分朝の五時の、朝日が昇らないくらいに起きてしまってそのまま神社に散歩に行った。朝は寒いので2人してTシャツの上にパーカー、短パンとスマホと財布、という格好で外に出た。たくさんの階段を昇って、一番最初にある大きな鳥居をくぐった途端に、さっきまで下の街で活動を始めた蝉の声やスズメの声が聞こえなくなった。
    そこの神社は、中央に大きな大きな御神木があって、その模様がキリンみたいなので「麒麟様」って呼ばれてた。その麒麟様を守るみたいな感じで麒麟様の四方に鳥居があったくらい。入っちゃいけないんやろうなと思いながら、奥の方の本堂に行って、参拝しようと友人を連れて行った。
    本堂の所では、やっぱりまだ階段があって、それを昇った先には本堂があって、その中に大きくて姿は見えないけど神様の銅像があった。階段の1番上の広いスペースをはいていたのはお坊さんだった。そのお坊さんはなんか不思議な感じで、なんかよく分からないけど不気味な人だった。軽く朝の挨拶をして、それで2人で参拝して、たくさんの階段を降りて御神木を眺めてた。絵の参考になるかも、と写真を撮ったりもした(お坊さんに聞いたらOK貰った)。友人はコケがついているたくさんのお地蔵様を眺めてた。
    ある程度写真撮り終えたから友人を呼ぼうとふり向いたらいなくって、スマホに電話かけても電波が繋がらなくって、焦ってたところで思い出した。御神木の左右の端っこに、何故かたくさんのカラフルな木の板が祀ってあることを思い出した。それは千と千尋の神隠しのお湯の板みたいな感じで、それがたくさんの縦にでかい看板にかけられていることを思い出した。
    それともうひとつ、思い出したことがあって、「麒麟様には気をつけろ」っていう祖父母の伝え。なんで気をつけろって言われてたのかは知らない。
    友人は、他所から来た人間だから知らない。友人は麒麟様に気に入れられたのかもしれない。
    嫌な予感と急に遠くなった友人の背中が脳裏に浮かんで、どうすればいいのか分からなかった。
    街へ助けを呼びに行くことも考えたけど、友人を一人にしたら今度こそ連れてかれると思って、とりあえず看板が連なりまくっている左右の所を探した。たくさん名前を呼びながら探して歩いてると、後ろからアイツの声がして振り向いた。
    友人がいた。ハイライトの無い瞳で友人はごめんごめん、と軽く謝ってから帰ろうと提案してきた。でも、なんかそいつは友人じゃない気がしてたまらなかった。なにかが違う、根拠の無い物が俺の頭をずっと支配して、訳が分からなくなって、泣きそうになった。てか泣いた。
    でも決定的に違うと分かったのが、友人の利き腕。携帯を取り出したのが右ポケットからだった。そのまま右手で軽々と操作をしているからこいつは違うと分かってしまった。
    お前は俺の友達じゃない、と問いつめたら探してしてご覧と言われた。大切な奴をこの手で逃す訳には行かない、ヒントをくれ、と頼んだらキミの友達は麒麟様が預かっている、って言われてそのまま友人の姿をした何かは消えた。
    泣きながら友人を探してたら、麒麟様の近くの石畳の上で倒れている友人を見つけた。駆け寄って起こしたら、ずっとボーッとしてて怖くなった。魂だけ持ってかれたんじゃないかと思って、どうすればいいか分からなくって、不安で怖くって憎くって情けなくって、友人の身体にうずくまって泣いた。
    泣いていたら、友人が「ッ痛てて……」と言いながら起き上がった。色んな感情が一気に溢れ出して、友人に抱きついて泣いた。友人は何がなんなのか分からない顔をしてた。一応の確認で、利き腕を聞いたらしっかりと左利きだと答えたので大丈夫だろうと確信した。
    麒麟様に返してくれてありがとうという名目で手を合わせて、よし帰ろうと階段を降りはじめた。
    外は既に日が昇りきっていて、涼しかったはずの境内は何処へ行ったのやら、蒸し暑かった。蝉の声も行きより大きくなっており、街では人々が活動を始めていた。
    階段を降りきって友人に言われて気づいたんだけど、その時俺のスマホには、小さな頃に父親から貰った、「お前とお前の大切な人を守ってくれる」という大きくて有名な神社のお守りがついていた。
    そのお守りが前よりもボロボロになっていた。
    父さんの言う通り助けてくれたんかなぁ、ありがとうございますお守りの中にいる神様。って2人でお礼を言って、祖父母の家に帰った。
    2人してこっぴどく怒られたけど、俺は友人が無事で良かった。
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