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    kichimutimu

    @kichimutimu

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     にじさんじEN🐑にはまった物書き。基本的に右置き。がっつりエロは希。私の小説は基本『心がしんどい』。

    好きなship 🔮🐑・👹🐑・🎭🐑etc……

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    kichimutimu

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    🔮🐑 凍てついた男【fridge】シリーズ短編。

    死ネタは直接は含まれてません。キス有り
    本物のUkiの一人称小説はある意味これが初。【im'print】を受けるUkiの話。わかる人にはわかっちゃう某ホラーゲームが元ネタ。

    はい、おわり。 『Im'print』なにそれ面白そう! ちょっとお酒の席でのお話。fu-fu-chanは自分の世界のお話をこぼした。何でも、自分の人格とか記憶を閉じ込めて保存出来るんだって。
     しかも、どうやら今の時代にも極秘だけどプロトタイプもあるっぽい。ただ、fu-fu-chanの未来みたいに、その技術をアウトプットできる仕組み、がないみたいだけど。
     だから、もし可能でもオレのチップが一つ出来るだけ。

     それでもやってみたいって、ねだったら以外にも直ぐに許可がおりた。研究に大量のサンプリングが必要だから、ってことみたい。
     
     なんか、fu-fu-chanがSonnyにこっぴどく説教されてたけど。
     あは、あんな風にしょげるfu-fu-chan久しぶりに見たな。オレの前じゃないのがちょっと妬ける。

     服はそのまま、小さな個室に入って数分スキャンされて、それで終わりっぽい。
     勿論、fu-fu-chanが傍らで付き添ってくれる。優しいよね、オレのfu-fu-chanって。

    「怖かったら、止めてもいいぞ」
     いつものクールな顔はどこいったの、もー弱々しくて子犬みたいだよ。何で、被験者のオレよりそわそわしてるの?

    「大丈夫だよ。だって、fu-fu-chanが危険性はないって言ったんだよ」
     それは、酔ってたからなんてしどろもどろになる彼の機械の二の腕を無理矢理引っ張った。顔がぐんって近付く、怖がりな彼に唇と唇をそっと交わす。

    「オイ! 人前だぞ! こう言うのは家で」
    「see you later♪」
     慌てふためく、顔真っ赤なfu-fu-chanをそのまま残してオレは個室に入る。窓もないそこは、少し息苦しいかも。
     抑制のない機械のアナウンスが入る。目を閉じて、そこに立ち、カウントダウンが始まる。

     ……3

     2

     1

     0

     カウントゼロでオレは目を開ける。けどそこは、あの狭い個室じゃなくてオレが何度も通ったfu-fu-chanの家で、目の前にはfu-fu-chanが座っていた。オレは何があったか、全くわかんなくて、けどfu-fu-chanが口をパクパク動かしながら、涙を溢してオレに
     手を握って……あ、そっか。

     オレはもう『オレ』(Uki)じゃないんだ。
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    TRAINING #Fukuma #Psyborg #Shugur

    結婚する👹🐑と片思いの🔮と👟の独白/女装有り
    ふちゃにただ黒無垢を着せたかっただけなのでパッションだけで書いた散文
    Lotus今日、ふーふーちゃんが結婚する。
    控え室のドアを二回ノックすると、向こう側から入っていいぞと声が返ってくる。いつもと変わらない大好きな声。ドアを開けるとそこには着付け前のふーふーちゃんが椅子に座っていて、真っ白な襦袢を着たその姿に言葉に詰まってしまったのを誤魔化すために微笑んだのだけど、上手く表情を作れていたかはわからない。
    オレはふーふーちゃんのメイクを任されている。オレじゃなくても他にメイクが上手いメンバーもいるし、なんならヘアメイクだって付けれるはずなのに、ふーふーちゃんは「浮奇にしてほしい」と言ってきた。嬉しくて、でも少しだけ残酷だなって思ったのは内緒だ。
    ふーふーちゃんの肌は人形みたいに真っ白だから、余計なものは必要ない。化粧水と乳液をぱぱっとつけてあげて、下地を塗ってから薄くファンデーションを伸ばしてあげるだけで充分だ。オレなんかいっぱいスキンケアしてるのに、本当に羨ましいったらない。ぱたぱたとパフでお粉を叩いたら、次はアイシャドウ。どの色にしようか迷って、やっぱり赤かなと手に取る。赤はふーふーちゃんと、あいつの色だ。
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