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    R_4sai

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    R_4sai

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    邂逅ルカさん27歳
    ミカヅキ20歳、七歳差

    チビヅキ10〜11歳頃、飢餓と気温以外の身の危険というものを知らないゆえに、公園で普通に服を脱いで水場で洗い始めたりする。も ち ろ ん 夜
    →そういう趣味の冴えないおじさんたちに声をかけられる、力では一切勝てないためレッツ輪姦でぶち犯されそうになった(大人嫌いの理由の一つ)
    →17〜18歳頃ルカさんがバイト帰りに偶然通りかかる。警察官になる夢を持つルカさん、持ち前の正義感でおじさんに声をかける。
    →金髪+人殺しそうな目付き+ピアスの超現役男子に話しかけられたおじさん怖気付いていなくなる。
    →その時は何されるのかは分からなかったが、明らかに身の危険は感じてたミカヅキ、さすがに怖い思いをする。大人に頼ることを諦めた後とは言え子供ゆえ、泣いてルカさんに抱き着いてしばし震える。久しぶりに人の温もりを感じてそれにも泣く、もう何に泣いてるのかも分からなくなるくらい泣く。
    →優しいルカさん、泣き止むまで付き合ってくれる。背中とか頭とかぽんぽんしてくれる。てかそもそも何でこの時間に公園で服を洗っているの???という疑問が浮かぶが、踏み込んでいいのか悩む。とりあえず飴とかあげてみる。
    →餌付けされるミカヅキ。
    →しばらく他愛もない会話を続けて、ミカヅキも落ち着く。落ち着くと同時に、人に頼りそうになる自分に怯える。11歳弱にして「自分を持ち続けないと終わる」という感覚を持っている。
    →突然黙りこくったミカヅキを不思議に思い聞いてみるも突っぱねられる。というかなんか怖がられてない?見た目のせいかな……とか思ってそう。そろそろマジで心配なので親御さんはどこか、家はどこか聞くも地雷を踏み抜く。少年が捨てられたと知る。絶句。
    →不機嫌になって愚痴の感覚で自分の状況を言ってしまう。愚痴って人に共感を得たかったり助けてほしかったりで言うことの方が多くない?つまりは言い終わってから無意識に助けを求めてるような自分に気付くミカヅキ、ルカさんから離れることにする。忘れようと頑張る。感謝はする。ありがとうって言う。地雷は踏み抜かれたが助けられたことは事実だし長い間付き合ってくれたので良い人認定。
    →可哀想だし、できれば少しの間だけでも家に置いてあげたいなど考えるも、それはそれで無責任になってしまう…とかお金の関係上難しい…とか色々あって何も提案はできず、歯痒いままミカヅキと別れることになる。名前も知らないボロボロの可哀想な少年、という印象だった。夜っていう非日常感あるところでTHE非日常な出来事に遭遇してしまったせいか情を感じやすく印象に残ったが、それでも時間が経てば忘れてしまった。
    →良い人認定はしたけど、所詮は根本から助けてくれるような人じゃない、やっぱり大人に頼っちゃいけない、とまた強く思うミカヅキ。なるべく思い出さないように日々を生きることだけ考える。


    ルカさん24歳
    ミカヅキ16歳〜17歳の間ぐらい?

    まさかの再会。
    →しかしミカヅキの背もぐぐんと伸びた上に、昔のようなまだ幼い子供っぽさが消え去り、完全に独りで這いつくばることを選んだ少年になっていたせいで、ルカさんも全く気付かず。そもそもあの時は少年が盗みをして生きていることは知らなかった(さすがに犯罪だから言えなかったミカヅキ)。
    →ルカさんの金髪やピアスは相変わらずだったが、眼鏡がなくなっていたことと、そもそもミカヅキが人との接触をいちいち覚えている余裕がなかったために、ミカヅキもルカさんのことを忘れていた。この生活が終わらない限りは中々思い出す機会もない。思い出したら負けそうになるから無意識に蓋をしていた部分もある。
    →ミカヅキがマフィアに加入するまでの間何度か会うことになる。ミカヅキの窃盗行為が害悪すぎて捕まえないとやばい対象ではあったんだろうけどずっとその担当してたってもしかして生活圏被ってた????

    →まさかまさかのマフィアでまたまた再会。さすがにこれは二人もお互いを覚えていた。ミカヅキは警戒心バリバリ、ルカさんはそれに苦笑というか申し訳なさげというか?だが爽やか。爽やかイケメン。爽やか優男。
    →ルカさんが料理できることを知って、肉が大好物になったミカヅキは肉料理をせがむ。振る舞ってくれるルカさん。ちょろいミカヅキ、ルカさんに懐く。いやさすがにしばらくは警戒の期間あったけど。
    →あの時の少年、まだまだ細いけど元気になってよかった、と安心するルカさん。とりあえず色々食わせてこちらが安心できる体型にしてやりたいという決意(をしてほしい)。
    →あの時とは違い心の余裕があるミカヅキ(そもそももう助けてくれるかくれないかを考える必要がない)、ルカさんがしっかりとマフィアに染まっていくのを見て警戒心を解く。んで懐く。お腹すいた時間が昼頃か夜頃かおやつの時間頃だったらルカさんを見つけてはじっと『なんか作ってほしいですビーム』を撃つ。

    →現在、だいぶ仲良くなる。一緒に美味しいご飯屋さんとか探して食べ渡り歩いたりする。お店で気に入ったメニューがあったらルカさんに「これ似たやつ作れないか?」とか言う。そっからめちゃくちゃ真剣な顔で味の分析をし始めるルカさんは、いる。
    →何人かでなんかの食べ放題とか行って欲しいよね、ジュンくんとかルルちゃんとか誘いてえなぁ〜〜
    →七歳差だけど、加入前に会ってたこともあってタメ口をきく。ルカさんも多分それに違和感を抱いていないしむしろそっちが自然。あの時の少年がいなくなったわけではないのだな、という気持ちにな…ってほしい(願望)。


    んで昔のことを思い出してほしいわけです。

    先に思い出すとしたら恐らくルカさん。
    マフィアに入って結構経ってから、何となく昔を振り返って感慨深い気持ちになったり、『るかさん』を思い出してしんみりしてたり……いろいろ考えてるうちに、そういえばもう一人なんか印象深い子に会ったことがあったような……って考えて、あの時の泣きついてきた少年を思い出す。
    →大丈夫だったかな、生きていけたのかなぁとか思いながら、しかし結局は昔会った子供だし他人、そう長くは考えることなくやめる。
    →結構自分の身の上について口の軽いミカヅキ、多分なんかの会話で親に捨てられて生きてきたことをルカさんにも言う。それであぁやって盗みを働いてたんだよ、指名手配犯みたいになってんのはビビった、とか言って笑い話、にできてるといいな。そんな感じで話す。
    →デジャヴ感じるルカさん。あれ??ってなる。黒髪黒目で特別特徴的な見た目をしている訳ではないところは似ているが、逆に言えば日本人なんてほとんど黒髪黒目だし特徴的な人の方が少ないから、まさかなぁと考える。でも一応聞いてみる。まさかなぁ。
    →一瞬全く何のことか分からないミカヅキ。しかしもう蓋をする必要がないので思い出そうとすればわりとすんなり思い出せるはず。そういえば一度めっちゃ怖い思いしたな、今考えると命の危険ではなかったんだなぁあれは……とか思った後、ルカさんのことも鮮明に思い出してびっくりドンキーになる。もう運命じゃん(親の感想)
    →ルカさん、その反応を見て合っていたのか、ってこちらも驚き。「生きててよかったです……それも、こうしてまた再会できるとは。前にも会ってたんですね、気付きませんでした」とかちょっと安堵とか嬉しさとか、こんなことあるのかという面白さを感じている表情で言う。
    →それ見て更にあの時の自分を思い出したミカヅキ。言いようのない安心感が襲いまさかのもう一度涙再来。もう何年も泣いてなかったせいで混乱。ルカさんもびっくりドンキーになる。二人でびっくりドンキーになる。
    →でも何となくあの頃を思い出してちょっと楽しくなったルカさん、ミカヅキの背中ポンポンしてくれる。ぐずぐずミカヅキ。ミカヅキのガチ泣き顔を見れるって実は相当レア。SSR。ガチ泣き顔に関してはマジで今後誰も見れる機会ほぼないと思う。多分な!

    →それからは何となく、ミカヅキの周りの中では一番旧知の中ということになり今までより信頼度が上がる。親近感も湧く。近所の幼馴染のお兄ちゃんみたいなイメージに勝手になる。無意識だからミカヅキいまいちこの印象を言語化できてないしルカさんも知らない。
    →あでも「ルカさんはマジで良い人」って言い触らす。でもその理由は、ミカヅキにしては珍しく本当のことを言わない。最悪だった自分の独りの期間に、良い思い出が一つ追加されたのが、とても大切に感じたため。
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