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    乃彩コウ

    @noaya_kou

    小説。一次二次NLBL百合、ギャグもシリアスも戦闘もエロも書きたい。
    しばらくはオロイフがメインになりそうです。

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    乃彩コウ

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    オロイフ
    🦇🩺
    カクークもいます。
    カプ前提だけど、今回はイチャもラブもエッチもない。戦闘シーン書きたかったんです!

    満ちる魂の色は その男が連れてきたユムカ仔竜が衰弱しているのは間違いない。竜医でなくても判るだろう。だが、診てくれと泣きついてきた男の様子に、イファは少しだけ眉をひそめた。
    「食欲がなくて、ここ二、三日何も食べようとしないんです。どんどん色ツヤが、いや、具合が悪くなって……」
     男は口早に訴え、身を縮こまらせながらキョロキョロと目線を動かす。竜が心配で不安がっているというより、周りを気にして落ち着きがないように見えた。
     単なる勘ではないが、明確な根拠を示せる訳でもない。しかし。
    「お前は嘘をついている」
    「あ、いや、そうと断定するのは早――ってオロルン?」
     懸木の民の集落で、別の往診の帰りに呼び止められて話を聞いていたイファは、突然現れた友人に驚きの声を上げた。
    「な~に言ってんだ、きょうだい」
     イファの頭上で、カクークがツッコミを入れる。それはそうだ。幾らか不審な点があったとしても、初対面の相手に、しかも挨拶も対話もなく、急に言っていいことではないだろう。
    「マジかよ」
    「ああ。マジだ」
     カクークの追求に、オロルンは深く頷く。その自信は何処から湧いてくるのか。
    「ちょ、ちょっと待ってくれよ!」
     嘘つき呼ばわりされた男は声を荒げた。
    「こいつの具合が悪いのは嘘なんかじゃない! 先生だって判りますよね だいたい、何でアンタが割り込んでくるんだよ! 関係ないだろ」
    「うん、そうだな」
     オロルンは男の剣幕に臆した様子もない。色の異なる二つの瞳で、ひたと相手を見据える。
    「確かに、僕と君は何の面識もない。仔竜の具合も悪そうだ」
    「お、おう。そうだ、だから……俺は……その……」
     男の声は徐々に小さくなっていった。否定されたはずなのに淡々と肯定され、自分の主張をどう通していいのか判らない。
     相手の動揺を意に介さず、オロルンはイファを見やった。
    「この子に必要な薬は持っているんだろう?」
    「あ、ああ。食欲不振なら栄養剤と胃腸薬を――」
     と、イファが鞄から出した薬包を、オロルンが当然のように受け取って男に渡す。
    「水で溶いて飲ませてやるといい。安静にして、軟らかい食べ物を与えるんだ。野菜なら良く茹でて、牛乳を温めて蜜を入れるのも良いと思う」
    「それ、俺の台詞じゃないか?」
     伝えたいことを全て先に言われて、イファは肩をすくめた。
    「ど、どうも。えっと……手間かけさせてすまなかったな、先生」
     あまりに落ち着き払ったオロルンの態度に、男の怒りは困惑と警戒にすり替わっていた。二、三歩引き下がって、ぎこちなく愛想笑いを浮かべる。
    「じゃ、じゃあな~」
     男はそれ以上文句も言わず、薬包を受け取ると仔竜を担ぎ上げて、足早に去って行った。途中、走り回っている子供にぶつかりそうになり、よれた悲鳴を上げるのが聞こえた。


    「おいおい、きょうだい。一体何なんだ」
     男の姿が見えなくなってから、イファは少し険しい目つきでオロルンを見た。
    「ああ。奇遇だな、イファ。こんにちは。今日はたまたま、野菜の肥料を探しに来てたんだ」
     オロルンは屈託のない笑顔で答える。先程までの淡白な態度とはまるで違う、柔らかな雰囲気だ。
    「会いたくなったか、きょうだい」
     カクークは素直に挨拶を返すが、イファは溜め息をついた。
    「そうじゃなくて、何で突然『嘘をついてる』だなんて言ったんだよ」
    「フッ、どんな人の言葉にも仕草にも法則があり、その法則は嘘によって乱れる。この“俺”に見抜けない『法則(嘘)』はないんでね」
     大袈裟な身振りで言うオロルン。その言葉には聞き覚えがある。
    「やっぱ『見抜きノ探偵』の台詞かよ」
     以前一緒に見た映影の内容を思い出し、イファはもう一度溜め息をついた。
    「映影ごっこは、俺とかばあちゃんとか、判るヤツとだけしろって。見ず知らずの人を犯人扱いするんじゃない」
    「でも、あの人が嘘をついてるのは、本当のことだ。僕にはすぐ判った」
     居直るでも、意地を張るでもなく、オロルンはきっぱりと応える。その自信は、彼独自の観察眼から来るものだ。イファとて、それを無下に否定するつもりはない。
    「確かにな……。あの男、懸木の民の格好をしちゃあいたが、歩き方に違和感があった。エクストリームスポーツに慣れた者の重心の置き方じゃない。竜の抱き方も変だった。ユムカの仔が具合が悪くて辛そうなのに、耳を揉んでもやらないなんてな。まあ、何処の人間かは判らないが、少なくとも高所での生活に慣れてないんだろうよ。でなきゃ、子供にぶつかりそうになったくいらいで、あんなに慌てる訳がない」
     イファが感じ取った違和感を述べると、オロルンは目を丸くした。
    「えっ、そんなこと判るのか? すごいなイファ」
    「待てよ、じゃあ何で疑ったんだよお前は」
    「デタラメ言ってんのか」
     竜医と助手は思わず声を上げてしまう。
    「デタラメじゃない。僕は、あの人のことは知らないけど、あの仔竜には見覚えがある」
     それは数日前のことだ。
     オロルンは、新しい畑に適した場所がないかと探していた。そして、懸木の民の集落のそばに、川に近く水やりがしやすそうで、周りに木があって休憩しやすそうな、なかなか良い場所を見つけたのだが、どうもそこには先客がいるようだった。
    「芳しい花にミツムシが集まるように、良い土地には人が集まる。これも『法則』の一つだ」
     映影の真似事を差し挟みつつ、オロルンは話を続ける。
     そこでは、懸木の民らしい格好をした男女が数名、テントを立てようと四苦八苦していた。しかしそのテントは、彼らの服装とは違って、コアテペック付近で見かけるのものではなかった。
    「変だなと思って、少し様子を見ていたんだ。そこには仔竜も何頭か居て、でも、皆あまり元気そうじゃなかった」
     イファの肩がぴくりと揺れる。カクークはその肩の近くに寄った。
    「それで、フライングモモンガに頼んで、蜜とクッキーを竜たちの元に運んで貰ったんだ」
    「最高だな、きょうだい!」
    「うん?」
     クッキーに反応して喜ぶカクークと、顛末が理解できず首を傾げるイファ。別々の反応を見せる一人と一匹に、オロルンは意味ありげな笑みを見せた。
    「疑われたくない者は智者を恐れる……つまり、『ドジっ子大作戦』さ」
    「何だって??」
     イファの頭上にカクークとクエスチョンマークが並んだ。こういう時のオロルンは、本当に訳が判らなくて困る。
    「“俺”は大切なクッキーをモモンガに取られた大間抜けで、テントの方に逃げてったモモンガを必死こいて追いかけて、計らずもそこに飛び込んじまったという訳さ」
     要するにオロルンは、相手を油断させる為に自分を愚か者に見せたのだ。待てー!と大声を上げながらフライングモモンガを追いかけて、うっかり野営地に入り込んでしまったていを装う。警戒する人々にぺこぺこと謝りながら、お詫びとして蜜とクッキーだけでなく、大根やキャベツも差し出した。
    「あの仔たちが、蜜やクッキーを食べていれば、ちゃんと元気になってるはず」
     仔竜たちはクッキーの匂いに気づいて、嬉そうに鳴いていた。それなのに、さっきの男は『何も食べようとしない』などと言ったのだ。それを嘘と言わずして、何と言おう。
    「もし何も食べさせてないか、あるいは何か……竜に良くないものを食べさせていたなら、病気以前の問題だ」
     そう断じてから、オロルンはじっとイファを見つめた。  
    「だから今日、僕はそのことを懸木の誰かに伝えようと思って来たんだ。勿論、肥料も買うつもりだったけど」
    「成程――それで、お前はこれからどうするつもりだ? キィニチを探すか? ワイナ族長に知らせるか?」
     イファは帽子を片手で押さえながら、オロルンを真っ直ぐ見つめ返した。薄水色の瞳は鋭利な光を宿し、その声はいつもより低い。
    「どうするかは、君が決めればいい」
     仔竜が虐げられているかも知れないと聞いて、イファが黙って見過ごせるはずがないのだ。だからオロルンは、イファがあの仔竜を診ていると気づいた時、懸木の人々ではなくイファに事情を話すことにした。
    「それなら、決まってる。放ってはおけない。助けに行くぞ、きょうだい」
     イファは静かに、しかし強い気持ちを込めて告げた。左腰のホルスターに手を伸ばし、拳銃に触れる。穏やかな風が、嵐を起こすと宣言したのである。
     休憩は終わりだ。
    「ああ。この“俺が”見抜いたからには、全ての嘘を曝け出してやるぜ」
    「行くぞ、きょうだい!」
     二人と一匹は素早く行動を起こした。


     懸木の民らしい緑を基調とした衣服を着た者たちが、フレイムボム材のフレームが特徴の、紫色の布を張ったテントの周りに居る。誰が見ても違和感しかない状況に、イファは思わず苦笑した。
    「こんな真下でよくバレないと思うよな……」
     懸木の民の集落の北、フライングモモンガのラクガキのある辺り。川にも街道にも近い。決して人目を避けられる場所ではない。
    「灯台下暗し、だな」
     オロルンは、港も灯台もフォンテーヌで初めて見たばかりのくせに、訳知り顔でそう喩えた。連中に土地勘がないとも言えるが、堂々としていれば怪しまれないというのも一理ある。この場合、木を隠すのは森の中、という方がしっくりくると思うが。
    「お前……その台詞とか……演技つうか、登場人物の仕草とか行動とか、映影のことは本当によく覚えるよな」
     木陰に身を潜めて怪しい野営地の様子をうかがいながら、イファはオロルンの尽きぬ映影ネタに半ば呆れ半ば感心していた。役になりきったり、台詞を諳んじたり。遊びだとしても、その記憶力は凄まじい。
    「うん。映影は、現実やウォーベンと違って、そこにあるものの情報が全部伝わってくる訳じゃないから、筋書きに集中できて好きだ」
    「へえ、そういうもんなのか」
    「娯楽小説も同じだけど、文章は読みながらつい考え事をしたり、前に戻ったり先を読みたくなったりしてしまうから、勝手に流れて進んでくれる映影は判りやすい。見てるだけで全部すっきり頭の中に入ってくる」
     魂の感知力に優れ、人も竜も動物も虫も木々も野菜も、全ての命が等しく見えてしまうオロルンにとって、現実の中で様々な情報を取捨選択するのは難しい。しかし、小説や映像から読み取れるそれは、均一で単純なものだ。覚えることは造作もない。
    「それに、物語の登場人物は皆、明確な役割を持って生きている。僕もそうありたい」
     古名ビディーを継ぎ、ナタを救う為に戦った英雄の一人。旅人を中心に紡がれた物語の中で、オロルンが重要な役目を担っていたことは紛れもない事実だ。
     けれど、壮大な絵巻が大団円を迎えた後も、現実の人々は生き続けなければならない。とすれば、自分はこれからどんな役目を果たせばいいのか。
     『イファ』が『竜医』なのは、職業ではなく魂の有り様だ。少なくともオロルンの見立てでは、そうなのだ。
    「――僕も君のように、そういうふうに、ありたいから」
    「俺? 俺はそんなご大層なモンじゃ――おっと、ヤツら動くぞ」
     テントの中にいた者たちが出てきて、白い幌付きの貨物車に荷物を積み込み始めた。ナタで使われる貨物車には見えない。
    「もう少し近づこう」
     イファはカクークを手招きし、自分の側に寄せた。
     野営地の者たちは、何頭かのユムカやテペトルの仔竜を檻に入れ、貨物車に載せていく。可哀想に、どの仔竜も元気がなくぐったりしていて、人に逆らう素振りもない。
    「やっぱ密猟か。あんな雑な扱いじゃ、売り買いどころじゃねえだろ」
    「おいおい、きょうだい……マジかよ」
     イファは乱暴な無法者たちを鋭く睨み付けた。カクークも腹立たしげだ。だが急いては事を仕損じる。仔竜たちの安全を考えれば、今は檻に入っていてもらう方がいい。
     何台かの貨物車に仔竜や資材を載せ、彼らはいよいよテントを畳み始める。
    「さあ、行くぞ!」
    「飛ぶぞ!」
     イファは風元素を纏い、カクークと共に飛んだ。同時にオロルンも上昇する。夜魂の加護が、淡い光となって二人を包んだ。
    「何だ おい! お前ら」 
     突然、野営地の上に飛んで来た人影に、密猟者たちは声を荒げた。
    「え? クッキーの人」
    「さっきの医者じゃねェか」
    「敵襲だ! 敵襲」
     驚き戸惑う声を、ボスらしき男の怒声が制する。皆はっとして武器を構えた。大きな湾刀やクロスボウなど、さすがに武器は偽装せず、使い慣れたものをそのまま持ち込んだらしい。それなりの腕前はありそうだ。
     しかし、本当の懸木の戦士のように、鍵縄を使ってこないならやり易い。
    「カクーク、仔竜たちを守れ」
    「助けてやるぜ、きょうだい!」
     イファの指示を受け、カクークは貨物車の方に飛ぶ。イファはホルスターに左手を添えた。神の目を通して己に流れる風の力を感じる。
     敵を倒す戦いではない。抑制し鎮静し、救う為の戦いだ。
    「自由になれ」
     イファが動く前に、オロルンが冥色の宿霊玉を具現化させた。雷元素の力を宿した光が敵の間を移動していく。
    「恨みっこなしだぜ!」
     宿霊玉に追従するように、イファが広域鎮静剤を撃ち込んだ。爆発が抑制風域を生み、敵を引き寄せて動きを封じる。
    「うわあああ!」
     淡い翠と鋭い紫が絡み合い、その相乗効果で雷撃が拡散していった。
    「よっ」
     抑制風域に密集させられた敵は狙いやすい。イファは初撃、次弾と銃を素早く持ち替えて、続けざまに撃ちまくる。
    「せいっ」
     オロルンは狙い撃ちをしながら、タイミングを見て宿霊玉を送り込む。
     瞬時のアイコンタクトで動き、互いを見ずとも狙いを過たない。手慣れた連携だ。敵は為す術もなく、一人また一人と倒れ伏していく。
    「くそ! 竜を!」
     風域から抜け出し、ボスは湾刀を振り回して貨物車に迫った。さすがの執念と言うべきか。
    「させるかよ!」
     イファは身を翻して腰を落とし、膝をついて地面すれすれの低い姿勢からボスの足元を狙った。風の威力を込めた一撃が、ボスに止めを刺す。


    「フッ、一件落着だ。初めての依頼にしては上出来だったな、きょうだい」
     縛り上げて転がした異国の密猟者たちを見やり、オロルンは誇らしげに胸を張った。
    「依頼を受けた覚えはないんだが」
     終わらない映影ごっこに、イファは何度目かの溜め息をついてしまう。
    「ワイナ族長に連絡して、こいつらを連れてってもらわなくちゃ、落着とは言えないぞ。それに――」
     檻から出された仔竜たちは、カクークに声をかけられて落ち着いているが、すぐに元いた場所に帰してやることはできそうにない。
    「この仔たちの健康状態をチェックして、しっかり食べさせてやらなきゃな」
    「任せろ、きょうだい!」
     カクークが元気良く応じて、パタパタとイファの側に飛んできた。
    「カクークが知らせに行ってくれるそうだ。一応、報告書を持たせよう」
    「きょうだい、偉いなあ。ありがとうよ」
     事態を伝える簡単なメモを書いてカクークに持たせ、イファは小さくて丸い助手の、桃色の毛並みを優しく撫でた。
    「やっぱ最高だな、きょうだい!」
     カクークは心底嬉しそうに言って、イファの頬に身休をすり寄せた。それから、大きく羽ばたいて、懸木の民の集落を目指す。
    「気をつけてな」
     心配性の竜医は、カクークの姿が高い木の向こうに見えなくなるまで見守っていた。彼にとってカクークは、勇敢で信頼に足る、だが庇護するべき大事なきょうだいなのだ。
    「なあ、イファ」
     オロルンは、ずっと空を見上げている友人に呼びかけた。振り返ってくれたところで、ずいっと頭を突き出す。
    「な、何だ?」
    「僕も、偉かっただろう」
     張り合うところなのか、フードまで外して頭を近づけてくるので、イファはその要求に応えてやることにした。
    「そうだな。ありがとうよ、きょうだい」
     イファは礼を言い、オロルンの藍色の髪をがしがしと撫でた。艶やかな髪はひんやりとしていて、カクークの毛並みとは違った心地良さがある。
    「どういたしまして」
     オロルンは満足そうに微笑むと、少し耳を伏せ、しばらくイファの掌の感触を堪能した。こうしてイファの側にいると、足りないはずの魂が満ち足りて、心がいっぱいになった気がする。それが嬉しいのだ。


    END
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    Replies from the creator

    乃彩コウ

    MEMOTUBAS@さん(@saganohitosaga)の創作AWWより、グアさんとジッポのことを私なりに解釈してみました。ものすごい妄想なので、ものすごい妄想語るな~と思って生温かく眺めていただければ幸いです。
    グアジッポはいいぞ~ グアさんがジッポを覆うような体勢でソファに座ってるシチュが、あのすっぽり収まる具合といい、二人共に寛いでる感じといい、ラブラブな雰囲気で可愛いなあと思っているのですが、テレビ見てるとして何見てるのかなあ、ニュースとかもちゃんと見てそうだし、アクション映画とか、グルメ的なヤツとか、やっぱスポーツ(格闘技含む)観戦かな~なんて考えてですね。応援したり時々野次飛ばしたり、贔屓の選手やチームが同じだったり違ったり、勝ち負けで賭けをしたり、楽しく観戦してそうだな~と思いつつ。『競技』というものに関して、人の闘争心に根ざした戦いの一種という認識をしているジッポは(そもそも自身の概念が燃える闘魂な訳で)、競い合う情熱や高揚感をまず第一に楽しんでいて、グアさんにしてみれば、殺し合わずにわざわざ色んなルール作って身体能力や技術で競い合うっていう、その人類の創意工夫やバリエーションの豊富さが興味深いと思ってそう。ジッポはまだ力加減すれば人と一緒にスポーツできそうだけど、グアさんが真似しようにも、きっと道具とかルールとか適用外でしょうからね。一緒にいて同じものを楽しんでいるけど、根本的な感覚の違いがある…みたいな差異が大好きなので(広義のギャップ萌え)、そんなことを考えてしまいます。グアジッポは体格差を始めとする違いと、魂や心の似通った部分の色々が色々エモいのですわ。
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