グアジッポはいいぞ～　グアさんがジッポを覆うような体勢でソファに座ってるシチュが、あのすっぽり収まる具合といい、二人共に寛いでる感じといい、ラブラブな雰囲気で可愛いなあと思っているのですが、テレビ見てるとして何見てるのかなあ、ニュースとかもちゃんと見てそうだし、アクション映画とか、グルメ的なヤツとか、やっぱスポーツ(格闘技含む)観戦かな～なんて考えてですね。応援したり時々野次飛ばしたり、贔屓の選手やチームが同じだったり違ったり、勝ち負けで賭けをしたり、楽しく観戦してそうだな～と思いつつ。『競技』というものに関して、人の闘争心に根ざした戦いの一種という認識をしているジッポは(そもそも自身の概念が燃える闘魂な訳で)、競い合う情熱や高揚感をまず第一に楽しんでいて、グアさんにしてみれば、殺し合わずにわざわざ色んなルール作って身体能力や技術で競い合うっていう、その人類の創意工夫やバリエーションの豊富さが興味深いと思ってそう。ジッポはまだ力加減すれば人と一緒にスポーツできそうだけど、グアさんが真似しようにも、きっと道具とかルールとか適用外でしょうからね。一緒にいて同じものを楽しんでいるけど、根本的な感覚の違いがある…みたいな差異が大好きなので(広義のギャップ萌え)、そんなことを考えてしまいます。グアジッポは体格差を始めとする違いと、魂や心の似通った部分の色々が色々エモいのですわ。

　そんなこんなで二人でビール片手にテレビ見て、接戦の余韻を感じつつ酔い覚ましにのんびりお喋りしてて、ジッポの身体の温かさが心地良くて眠くなっちまうな～なグアさんが本格的にうとうとしだして。のし掛かられたジッポはさすがに重いので離れようとするんだけど、無意識なのか半分起きてるからなのか、がっちり四腕ホールドでなかなか身動きとれない。「とんだ甘えん坊だなァ」て苦笑しながら、よしよしってあやす感じで逞しい腕を撫でたら「優しく寝かしつけてくれんのかい」て低く囁かれて「子守唄でも歌ってやろうか」からかうように返せば、わりと本気な口調で「せっかくなら、もっと“イイ声”が聞きてェなぁ」と。眠いんじゃないのかよと思ったら、ジッポを抱きかかえたまま難無く立ち上がったグアさんが「真剣勝負第1ラウンド寝室」て宣言。「何回ヤる気だよ」「そりゃお前がヘバるまでかねえ」「へえ」なんて冗談とも本気ともつかないやり取りしながら軽いキスしながら寝室ヘ…。

　ところで、ジッポのボディは彼自身の燃焼によって劣化してしまうとのことで、その、グアさんと激しく身体を交えたりすると相当燃え上がってしまって良くないのでは…？という懸念があるのですが。
①キス姉様に、最近戦ったって話でもないのにずいぶん劣化が早いんじゃないか的なことを指摘されて、思わずグアさん見上げちゃうジッポと、すっとぼけた表情で肩竦めるグアさんを見比べて「お前ら…」て呆れちゃうギャグネタもいいし(キス姉様の口調判らず完全に捏造でスミマセン)、
②実はグアさんが熱操作してるので、一緒にいればいる程、交われば交わる程、劣化が抑えられるっていうエモさもいいなあなどと思いました。
　人体を模しながら人体ではないので、“そういう”行為をどう感じているのかってところも考えてみたいと思っています(つまりエッチなネタを書きたい)。二人の身体の材質感の差とか。まぐわって気持良くて、互いの炎としての核みたいな部分を感じあって、このまま絡み合って飲み込まれて溶け合って一つになったら、離別の心配も何もなくなって永遠に一緒にいられるのに…みたいなことを、漠然とグアさんが思ってたりするんだけど「それじゃ結局一人ンなっちまうだろ。お前さんだか俺だか判んねェし、キスもできねえぞ」ってジッポが諭す。でもそれは愛というより、容れ物に入って人のカタチを保っているジッポが、自分の存在(個)に固執してるってことなのかもしれない。グアさんにもそれが恋愛的な独占欲なのか、もっと根源的な衝動なのか良く判らない。…とか何かそういう葛藤もありつつなのかな～って考えると本当にグアジッポは美味しいです(勝手に妄想膨らませて噛み締めている)。