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    Kokuyou102

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    Kokuyou102

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    受けがおっぱい差し出す流れ多いけどロナくんの方がバストあるよね

    くだんねぇ俳優パロネタ₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾「ドラさーん?」
     さっきからぐったりと動かない彼に声をかける。なんか収録で消耗することがあったらしく、帰ってきた直後からソファーで放心してた。細かいことを訊く訳にも行かずしばらく彼をそっとしておいたけど、なんかこれ以上放置しても良くなりそうにない。
    「ドーラさん、生きてる?」
     伏せたままの彼にそう声かけると、低い唸り声が返ってきた。うん、生きてはいるらしい。
     そっと頭側のスペースに腰掛け少し考えた。この人のことは色々知ってるつもりだ、だから下手な慰めとかは逆効果だと分かってる。となれば……もうシンプルにいこう。すげー単純でバカバカしいけど元気になってくれそうな奴。俺は意を決し、胸筋の下に手を添えた。
    「おっぱい揉む?」
     彼のボサついた後頭部をチラッと眺めつつそう言えば、ドラさんの肩がかすかに揺れる。
    「…………もむ」
     のっそり起き上がった彼はなんとも疲れ切った不機嫌そうな顔をしてたけど、そのままズルズル距離を縮めつつ俺のバストに顔面ダイブした。というよりコレはもうのしかかりみたいなものだが、しっかり胸部に手を乗せたドラさんは肺が空になる勢いで息を吐き出す。
    「あ〜〜〜〜……ぶあつい……」
    「分厚いかぁ」
    「たまらん……」
     頬擦りしながら念入りに弾力を確かめる彼は確かに癒やされているらしい、段々その身体の強張りが抜け緩んできた。その背中を優しく撫でてあげればますますグリグリもみもみが加速する。
    「んん、んんん……」
     普段ここまで揉まれたりしないから正直戸惑うけど、それだけ大変だったということだろう。なら俺はそれを労るだけだ。
    「今日もお疲れさまでした」
    「うん……つかれた」
    「明日休みだっけ」
    「ん」
    「食ってきたんだよな、風呂沸いてるから入ったら寝ような」
     ぽん、ぽん、と宥めるが抱きつく腕の力は緩まない。
    「ドラさん」
    「一緒に入って」
     俺の胸に顔を突っ込んだまま、ドラさんはそうねだった。
    「……寝ないの?」
    「寝ない」
    「疲れてるのに」
    「おっぱいで元気補充できた」
     その返事に思わず声が出た。
    「元気補充できたんだ」
    「できたよ、だって最高の癒しなんだから」
     だから、ね。とドラさんは小さく笑う。
    「このあともたくさん、甘やかして欲しいな」
    「オッケー任せて」
     素直に甘えてくれる彼は、本当に可愛い。だからこそ要望通りたっぷり甘やかさないと、と思ったら。
    「けどもうちょっと揉ませて」
    「ガッツリ気に入られてしまった……」
     それから風呂に入れたのは、結局半刻も後だった。


    (おわり)
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    fuki_yagen

    DONE読み切り世界のドちゃんと本編世界のロくんが入れ替わっちゃったよというはなし。ロナドラです。
    コウモリピンの帽子「おい、『俺』。先に突っ込んで統率乱してこい」
    「あんたが斬り込んだ方がよくね?」
    「斧あるだろ」
     預けられている刃に銀を被せた手斧を片手に、ロナルドは鼻を鳴らして軽く素振りをした。ぶん、と程良い重さの掛かる音がする。
    「んーじゃ、いってくるわ」
    「親玉は任せろ」
    「頼むぜ」
     伏せていた身を起こすと同時にとんとコンクリートの縁を蹴り、暗渠へと飛び降りがてら群れていた巨大化した吸血ヒルを何体か踏み潰し目の前にばしゃりと頭を上げた一体を斧で絶つ。やすやすと塵にはなるが、なにせ数が多い。まるでみみず玉かボラの群だ。
     集合体ダメなひととか竦むだろうな、あいつは怖がって死にそうだ、と今ここにはいない同居人のことを考えてちょっと笑い、ロナルドは次々と浅い水の中を蠢いているヒルを塵にした。頭上から差し込む光は限られているが、上で戦況を見ているもう一人の自分が的確にライトで次に攻撃態勢を取ろうとする個体のほうを照らしてくれる。器用なもんだな、と考えながら、ロナルドは斧を振りつつ片手を差し出した。過たず掌に当たったライトを受け取り、前歯で噛んで咥える。
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