「悟飯、とうとう悟飯が気付いたみてぇだ。」
「父さん、お世話になりました。俺は、これまで幸せでしたよ。」
俺の頭の上に乗っかっている神龍を父さんに渡す。
「それで、いいわけねぇだろ?」
「正直これ以上は迷惑をかけられないし、考えられない。無理なんです。っと、戻ってきちゃうなんて。」
「そいつも、今のオメェのそばにいてぇんだから、戦闘になっても嫌な結果にはならねぇんじゃねぇのかな?」
そう言われた結果が、
父さんとベジータさんが倒されている。
何か叫んでいるけど聞こえない。
俺は、息を吐いてから気合を入れる。
ずっと不思議だった、この世界に飛ばされたことに。
ちょっと思い返せば、いろいろ考えることもある。
って思ったのは、ボロボロになって海に落とされた時だ、やっぱり強いや••••
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