おす!オラ悟空〜
今日は恋人の日っちゅ〜ことだから、オラの息子たちがなにやってるか見てみようって思うんだ。
悟空さ、そういうのはやめてけれぇ、悟飯ちゃんに怒られるだよ。
チチに言われると悟空はほぼ何もできない。
そ、そうだけんどようぅ••••
いいでねぇか、悟飯ちゃんは結婚してるべ?孫もいるだよ。
トランクスは、マイちゃんがいるべ、ちゃんとまともだべ。
そうか、んじゃいいってことにすっか!
恋人の日?
終わり。
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「街で歩くのは恋人同士ばかり、今日はそういうイベントだから。」
はあぁ••••
大きくため息を出すのはスクール帰りの悟天。
兄は優秀子持ち、親友は次期社長で今日はデートらしい。
そんなふたりを見ながら劣等感?というか、自分はちょっとはずれているズレていると最近気づき始めて、スクール友達といるよりはひとりで寮に帰る日々が続いている。
実家は遠い山奥にある。
兄の家にお世話にはなりたくはないし、親友の家にもいたくない。
と、
いい理由で寮までたどり着いて部屋に入りため息をついた。
「一人部屋だもんな。いちご大福でも食べながら夕飯待とう。」
男子寮の各部屋は一人部屋になっている、時折壁越しに女の子の声が聞こえていることもあるが聞こえないふりをするしかない。
恋人がいないさだめだと思いながら、今は、冷蔵庫開く
「あれ?」
冷蔵庫にいれると少し固くなるも日持ちはする、それがあると思ったから確認するもない。
「今月のお小遣いは底をついているから。」
それもあきらめてベッドに寝転ぶ。
「遊びに行っちゃおうかな〜いやいや、夕飯食べてからにしよう。」
恋人の日のイベント、ただ雰囲気とイルミネーションが輝き軽く屋台も出ている。
ベンチは写真が映えるように工夫されており、撮りやすくもなっている。
夕食の後、ベランダからそっと抜け出す悟天は、上空からその様子を見ていた。
人はいっぱい、ガヤガヤしてる。
「うるさそう〜。」
ん?誰かの気配に振り向くと
「バレたか悟天。行かないのか?」
ビーデルさんをお姫様抱っこ中のメガネをかけた兄悟飯の登場に、悟天は苦笑い。
「気配なんてバレバレだよ。ふたりでデートでしょ、いってらっしゃい。」
「悟天くん、ごめんね。」
「んじゃ、悟天も早く見つかるといいな〜」
僕はね〜スクール時代に〜ビーデルさんに出会って〜
ヤダ〜悟飯くんたら
「って聞こえてるよ、まったく。トランクスだって子供の時からマイちゃんと一緒じゃないか。何が親友だ。」
来ただけ損したような気がして、寮に戻ることにする。
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「しまった、孫のやつはめやがったな!」
ピッコロさんはパンちゃんのお子守
ブルマとベジータはテラスで二人っきり。
ラブラぶ