それから
悟天が帰ってきて、家の構造改造をしてから
ふたりは話し合った。
「悟飯さんは嫌って言ってくれなくれさ、俺の一方通行じゃないかって心配になるんだ。」
「悟天くんはこんな俺じゃ物足りないんかなって、思春期の時ほどそうしたいって思うだろうし••••こんなオジサンは最初から良かったのかって。」
ふたりの真ん中に挟まれているのはピッコロである、面と向かって言いたいことが言えないというふたりに、言い出しっぺのピッコロに白羽の矢が当たる。
「俺、そんなこと思ってない。オジサンなんて考えたことない。悟飯さんは俺が出会ってきた中でいちばんかわいいって思う。身体に無理させてないかなって思う••••」
「身体は大丈夫だし、かわいいって•••恥ずかしくなる。こっちこそ、求めてしまうことに答えてもらっていて、嬉しいんだ。」
話し合うより先にもう答えが出ているようだな••••
ピッコロは思う。
「父さんならって思うことがあるんだ。俺じゃなくて、同じ声だし、アレも俺なんかよりって。」
「悟空さん?それはちょっと•••••」
「目隠ししていても、分からないかもしれないし。」
「悟天くんは俺と悟空さんとそういうことしているのが、見たい?」
「違うけど!父さんになんか、絶対あげないんだから。想像したら許せなくなってきた。」
「じゃあ悟天くんとピッコロさんがくっついてたら俺の気持ちってどう思うかわかる?」
な!
悟飯を見るピッコロの視線。
「え!ピッコロさんと?俺?•••••嫉妬してくれるとかなら嬉しいな。」
「嫉妬もするけど、悟天くんもピッコロさんも大事な存在だから、俺の中では許せるかな。」
「悟飯!何を言い出す。悟天、しっかりと話し合いをしろ。」
「悟飯さんと一緒なら俺は、ピッコロさんとも出来るかな。」
「3人一緒なら、ピッコロさん。今晩は返さないですからね。」
冗談で言った言葉を真に受けつつ、ピッコロはターバンとマントを外した。