探し回るも悟天の気配はない、僕には感じることができなかった。
父さんなら、直ぐにでもわかるはずなのに。
空を飛び森や林に原っぱに湖に知っているところを集中探していく、でも気の流れの気配がわからない。
海?と考えるも、悟天に限って飛び込むなんて。
「もう一度。」
「悟飯さーん。」
遠くの方でトランクスの声が聞こえる。
「トランクス••••」
「悟天の携帯電話で探しに来たのですが、同じ先に悟飯さんの気配も感じまして。」
僕も疲れてはいた、声でトランクスと認識するなんて、あのキャンプで悟天は身の回りのものを持っていかなかった、だから僕が悟天の携帯電話も持っている。
地上に降り立つと疲れで膝をつく、こんなに体力も落ちてるなんて。
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