苦くもない「はい、これ」
　帰り道が分かれるタイミングで、総士は幼馴染から小さな紙袋を差し出された。
「なんだ？」
「なんだよ、去年寄越せって言ったくせに」
　去年。ああ、そうか。
「やっとくれるんだな」
「ごめんな」
「……いいんだ」
　一騎はもう気持ちを抑えなくなった。先々月の総士の誕生日がきっかけだったのだが、それでようやく今日、これまで一騎が総士に向けることができなかったものがまたひとつ陽を浴びた。
　総士は一騎のためだけの表情を浮かべていた。そうするたびに一騎は総士へもうひとつ何かを贈りたくなるのだった。

兄弟夹心（1）*高中生凛洁设定




“凛，外面还有人……”

洁世一咬着手臂，尽量不让呻吟从口中泄出，糸师凛在他胸前细细密密地舔舐啃咬，洁世一蜷缩起脚趾，这快感让他沦陷。

糸师凛抬头，看到洁世一红透了的耳朵，没有耐心地“啧“了一下，又撑起身安抚一般地亲了亲洁世一的唇：“不用管那个混蛋哥哥。”

洁世一能够听到外面有路过房门的脚步声，接着是冰箱打开又关上的声响。

“啊——！”洁世一被顶到了敏感点，糸师凛掐着他的腰动作迅猛，门外的脚步声由远及近，洁世一伸出手臂勾住糸师凛的脖颈，“凛，亲我。”

他察觉那人脚步在房门口停顿下来，然后糸师凛吻住他，洁世一便重新把注意力放在糸师凛身上，回应他。

直到被亲到快要窒息，洁世一才推开糸师凛，颤抖着射了出来，糸师凛抽插了几下，也射在洁世一里面。