櫻乃彼岸の設定櫻乃彼岸
年齢28歳　身長2ｍ　出身地熊本県　職業デザイナー
血液型A型
奇麗好きで几帳面な一面がある。時間も基本守るし何なら10分前には待ち合わせ場所にいる。でも気が弱くてへにょへにょしてる。これは奥さんに尻に敷かれるタイプの性格

家族構成
・母　めちゃくちゃマイペースな母親。すごいふわふわしててよくいろんなところにぶつかってる。天然ちゃん。いろんなところにぶつかってくるから彼岸は心配してる。ちなみにめちゃくちゃ美人
・父　スゲー元気。パパすごく元気。アウトドア派でよく家族をキャンプとかに連れて行ってた。そしてポジティブ。死ぬほどポジティブ。なんか知らんけど彼岸が遅めの反抗期を迎えたときは「お赤飯！！ママ！！お赤飯！！彼岸に反抗期が！！(感涙)」だったから彼岸はすごく恥ずかしかった。

大事な人なのに「――お待たせいたしましたー」

　やって来たカフェの店員が卓上にかき氷2つを置き、軽く会釈して去っていく。前に座る相葉が何かを言いたげに口をパクパクさせ、座敷席だから足はジタバタさせないが、両手を上下に振って興奮しているようだ。店員の姿が見えなくなったのを確認すると、

「プロデューサーさんっ、アジサイみたいな紫色で綺麗だね！」

　注文時よりもテンションが上がっている様子だった。

「梅雨限定らしいから、頼めて良かったですね」
「うん！　それに、綺麗なアジサイが見える席もあるって聞いていたけど、座れてよかったねっ」

　相葉の頼んだのは紫色のシロップがかかり、アジサイの花を思わせる形に切られた果物で飾られたかき氷。さながら、食べられるアジサイのようだ。