まずワブに話してみる。
イクラ「肉欲を満たしたかったり、両親から受けるはずだった愛を欲してるだけじゃないのかって、ちょっと考えることがあるんだ」
ワブ「イライは父親と寝たいと思うのか」
イクラ「…思わない、よ」
ワブ「もし、何らかの理由で俺たちと寝れなくなったら離れていくか?」
イクラ「…いかない」
ワブ「嫌になるか?」
イクラ「ならない」
ワブ「それが答えじゃないか?」
ワブ「それを「愛」って言うんじゃないか」
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ちなみに㌧に話すと
㌧「…自分の親父と寝る趣味があると思えませんけど」
イクラ「ないよ!」
㌧「そもそも僕らそこまで歳違いませんし」
イクラ「…」
㌧「…イライさん、」トントン(指先で口元を叩く
イクラ「…?」
㌧「ホラ、」
…ちゅ、
㌧「…どうです?」
イクラ「どうって… ……かっこいいなぁ、て」
㌧「他には?」
イクラ「…うん、好きだな、て」
㌧「…っふふ、それ、なんて言うか知ってます?」
㌧「ベタ惚れ、て言うんですよ」