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    zsls32

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    zsls32

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    ゾサクタクタだ。何も考えたくないし、動きたくもない。
    そんなことを考えながらサンジは、ぼすん、とベッドに飛び込んだ。きっと目を瞑ればすぐ眠ってしまえるだろう。
    今日もうちのクソゴムが喧嘩を買って雑魚の相手を沢山したのだ。きちんと睡眠を取り、疲れを癒して明日に備えた方がいい。
    ウトウトと明日を考えていたサンジだが、すぐに眠ってしまった。






    「ん…」
    微睡みの中で少し体に違和感があることに気がついた。
    初めは夢の中で犬になって、腹を撫でられているのかなどと寝惚けたことを思ったサンジだが、次第に腹ではなく、胸や下腹部にそれが移動した時意識が覚醒した。

    「…何してんだよこのクソマリモ!!頭イカれちまったのか!」
    「ようやくお目覚めかエロコック。全然起きねえから、プリンセスみたいにキスして起こしてやろうと思ってたところだ」
    そういっていつも通りニマリと笑うゾロに頭が混乱した。
    意味が分からない。もしかして酔ってるのか?
    よくよく見れば手も縛られている。

    「おま…。ほーん、こういう趣味があったなんてよ。悪いけど生憎俺はそんな趣味は持ち合わせて…っておい!!このばかマリモ!俺は乳首なんかで感じねえしそもそも触ってんじゃねえ!!」
    「うっるせえなァ…ちっとは黙れねえのか」
    「黙れるわけねえだろが!!この縄をほどッ、んぶッ」

    反論をする前に口を塞がれてしまっては罵倒を浴びせたくても出来ない。
    「はッ…な、やめッ…ふ…んン…」
    制止の声を上げたが、一切聞く耳も持たず寧ろもっと深くまで舌を入れられたり上顎を舐められたりで、サンジに背中を指でなぞられたかのような快感が這い上がってきた。

    「ぅ…ッ…」
    「ん…ふ、強がりはやめろよ、イイんだろ?」

    (こっちが動けねえからって言いたい放題言いやがって…!!)
    そろそろ本気で1発殴ろうと対抗しようとしたその時、後ろの孔に節くれだつゾロの長い指が宛てられた。

    「ひっ!何すんだこの変態!」
    「おいおい、まさか慣らさずに挿れられてえのか?」

    そういって弱点を握りしめ、上下に擦ると生理現象でイヤでも勃ってしまう己の息子を呪いたかった。素直な息子の反応に口角を上げたゾロは、クルクルと孔の縁を数回なぞり、つぷ、と潤滑油でいつの間にか濡らした指を1本入れる。
    未だ誰にも暴かれたことのなかった中は流石にキツく、息が詰まる。

    「ふッ…ぅ、はッ…ぁ」
    「力抜けよエロコック」
    「ふ…ぅ、はッ…む…りッ」
    「ほら、息ゆっくり吐け」

    そういって枕を抱かせ、中をゆっくりと解しながら指を2本、3本と増やしていく。
    するとある一点を掠めた。途端、身体中を電流が駆け巡る。

    「ぅッ…!?」
    「どうした」
    「はッ…ぁ、なに、いまの」

    今まで感じたことの無い暴力的な快感に、何が起こったのかサンジは理解出来なかった。
    肩で激しく息をするサンジをみてゾロはソコがイイトコロなのだと瞬時に悟り、不敵に笑った。

    「ここか?」
    「ッ、ッ…!やめ、」

    女のようにぐちゅ、と卑猥な音を立てる己の穴が恥ずかしくて堪らず、女のように甘えた声で喘いでしまう。
    自分が前で感じているのか後ろで感じているのか分からなくなった。

    「、やだ、、んッ」
    「お前のケツ、まるで女みてぇだな」

    そう言われ、カチンときて声を出さないように下唇を噛んだ。しかし全く声は抑えられずに漏れてしまう。

    「、ふッ…ぅ」
    「おい、噛むな」

    ブンブンと首を横に振るサンジに、教師が子供に教えを説くようにゾロは薄いピンクの唇にキスをおとした。
    先程見つけた弱点を重点的に攻めると次第に余計な力が抜けていくのがわかった。
    そろそろいい頃合だろうと次のステップへと進む。

    「はぁッ、くそ、足開け」
    「まさかソレを挿れるのか…?冗談だろ?」

    サンジの痴態に酷く欲情し、いきり立つそれはまるで凶器だった。
    サンジも負けてはいない(と思っている)が、太いし長い。とにかく太いし長い。女の性器をいとも容易く貫くであろうその長さに、少し慄いてしまう。

    「挿れるぞ」

    くぷ、とよく慣らされたサンジの穴に先端が入っていく。フーッ、フーッと大きく息を吐きながら受け止めるが、あまりの圧迫感に意識が飛びそうになる。
    一方でゾロは中の具合の良さに溺れていた。指でも感じていたが、中はとても熱く搾り取るかのようにギュッと締め付けてくる。

    「ぐ…ッ、は、ッ」
    「大丈夫か?」
    「はッ、これ、が、だいじょ、ぶにみえるか…?」

    下で苦しそうに喘ぐサンジをみて、慣れるまで胸の飾りを弄ることにした。
    つん、と主張するそれはまるで果実のようで堪らず強く吸うと面白いように跳ねた。

    「そ、れやだ、あ、」
    「イヤじゃなくて、イイ、だろ?」


    胸が感じるのが嫌で子供のようにイヤイヤと首を振るがそれが可愛く、さらに弄ると中も合わせてきゅう、と雄を締め付ける。
    それをみて少しずつ腰を進めるとゆっくりと飲み込んでいく。
    しかし、長大なソレは根元までは入らず、あと数センチで行き止まりとなってしまった。

    「、…ッ、くるひ、ッ」

    抽挿をはじめるとぐぽ、ぐぽ、と洒落にならない音が聞こえる。
    あまりの圧迫感にはらはらと生理的な涙が零れてくる。フーッ、フーッ、と深く息をして中にある長大なソレに慣れようと必死なサンジをみてゾロは、溢れ出る涙を舌で掬うと少し引き抜き、浅く、そして前立腺を抉るような抽挿を始めた。

    「ッ、ひ、ぉッ」
    「浅いのが好きなのか」
    「ぅッ、ッ、や、ちがッ」

    するとまるで女のソレとは違うのだろうが、ぬち、と濡れてきた。
    ゾロが動く度に腹の底から甘いピリピリとした快感がサンジを襲う。
    ゾロが前立腺を抉る度にチカチカ、なんて可愛いもんじゃない、バチバチッ、という比喩も生温い目眩がサンジを襲う。

    「ッ、クソ、ッ止まれッい、っち゛まうッ!!」
    「肩の力抜いとけ」


    もうイきそう、そう思った時だった。



    「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」


    一瞬の出来事だった。
    今まで感じたことの無い凄まじい快感。
    何かが自分を貫くような凄まじい圧迫感。
    サンジは声もなくイってしまった。脳が処理しきれず、目を剥いた。
    そう、ゾロが奥のそのまた奥を、貫いたのだ。

    「ッ………、?」

    初めてのドライオーガズムでなかなか降りてこられない。
    何が起こったのか理解出来ず、ただただ身体を震わせた。
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