登場人物
シャドーちゃん
もともと独り暮らしをしていた女の子。
ダークさんの住んでいるお屋敷に一目ぼれ。
まさかまさかの偶然お庭で読書をしているダークさんと目が合って……。
性格は天然でおっちょこちょい、一通りの家事はできる。掃除が大好き。
天然な事もあってか彼からの恋情に気付くまで時間がかかったが、彼の気持ちを知ってからは自分の気持ちにも気付いて相思相愛に。
初仕事は彼が使わない埃を被ったお部屋のお掃除。埃まみれになった彼女に対し、自分が使っている風呂場を貸してあげて綺麗にさせたことも……。(他の場所はボイラーの具合がわからない為)
蔵書まみれのお部屋がお気に入り。本を通して彼を感じることができることが幸せのよう。
ダークさんへの呼び方
ご主人さま→ダークさま→ダーク(特別な時のみ)
ダークさん
屋敷に住んでいる主。人見知りもあり、屋敷には彼しかいない。
シャドーちゃんと出会い、彼女の元気と優しさに少しずつ心を開いていく……。
生活スキルは高い方だが、一人だけの生活に完璧を求めるのは面倒臭いこともあり最低限の事しかしない。
※
実はメタさんと知り合い。
とある財閥が経営している会社の経理を任されており、基本は在宅での仕事になる。
メタさんの支社の経理も担当しており、帳簿を確認する際に彼がちゃんとカービィちゃんの分の出張にかかった費用を自分のお金で支払っている事を知る。(夫人になったなら仕事としての交流になる為、交通費と宿泊費は会社負担に出来るのにな…とか思っていると良い。)
シャドちゃんへの呼び方
お前→シャドー
メタさん
隣町の屋敷に住んでいる主。メタナイツ達やメイドのカービィと一緒に住んでいる。
真面目な性格と頭の良さで部下から慕われている。
メイドの彼女と実は恋仲。彼女の色々な部分を尊敬しており、将来の伴侶にしたいと思っている。
他社の者には既婚者と名乗っており、見合いの話を出されないようにしている。
※
とある財閥が経営している会社の支社長。時々出張であちこち飛び回っている。
時々メイドを連れて出張することもあるのだとか…。
カービィちゃんへの呼び方
君→カービィ→カービィ(うちの妻、家内)対人用
カービィちゃん
メタナイトさんのお屋敷に住んでいるメイドさん。掃除(クリーン)、料理(コック)はお手の物。勿論自分も食事を頂くという事で品数も量も沢山作っている。
メタナイトの事を尊敬している。
出張についていく時はメイド服ではなく素敵な服を用意してくれていることや、相手に失礼のないように…と言葉使いを直されているのだが、まさか支社長の奥方としての働きを任されているという事は知らなかったり……。
メタナイトへの呼び方
ご主人さま→主人(対人用)→メタ(特別な時のみ)
メタナイツ
メタナイトが信頼している部下達。
少し抜けている時もあるが、全員のコミュニケーションは抜群でいざとなれば頼り甲斐のある者たち。
バル艦長は基本本部との橋渡しで本社と支社の往復だが、残りのメンバーはお屋敷に住んでいる。
基本洗濯と掃除は自分でしているのでカービィちゃんのお世話になる事はないが、食事は皆と一緒にいただく。たまに上司がカービィちゃんに熱い視線を送っている時は自分の食事の入っている皿を持って素早く退散する一面も。
上司の恋愛が上手くいく事を願っているのと同時に早く籍を入れればいいのに……と思っている。
屋敷のイメージ。
異人館、若しくは擬洋風建築。白壁に深い臙脂色の屋根がダークさん、白壁に紺の屋根がメタさんが住んでいるお屋敷。
風見鶏はダークさんのところは黒、メタさんのところは金色。
ダークさんの屋敷の庭にはバラ園のほかに芝がきれいに借り揃えられてある場所があり、そこでたまにランチをするのだとか…。(芝の手入れは業者を手配しているが、契約時に一度会って腕を見込んでからは相手からの報連相の連絡のみ。)
メタさんの屋敷は石畳+定期的に刈り込みされている低木に季節の花々が咲き乱れているお庭があるそう。こちらも専属の庭師を契約しており、時々主がメイドと一緒に顔を出すのだとか。(勿論、カービィに近づいてくる相手への牽制を含む。)
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こんな話があったらなぁ…みたいな妄想。
🦇「これから会う方はうちのグループのお得意様だ。失礼の無いように。先方には「いつも主人がお世話になっております。」と声をかけるのだぞ。」
🍑(確かにボクにとっては彼は主人だからなぁ……。)「…わかったよ。気をつけるね。」
🦇「「わかりました。」だ。出来るな?……私は君を信頼している………愛しているぞ、カービィ。」
🍑「うん……。」(狡いなぁ……君はいつもボクの喜ぶ言葉を投げかけてくれる…。ボクは何も君にできていないのに…。)
🦇(はぁっ……今日の正装も可愛くて美しい……。部下に無理を言って二人きりの出張にできて本当に良かった……。)
※ここで🍑ちゃんが思っている主人は召使と主人との間柄の主人。🦇さんは彼女を妻として相手を立てるように主人(=夫という意味)と言わせている。
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初めての仕事。
そのままの格好で掃除をした為に埃まみれの🪞🍑ちゃん。彼の使っている風呂場にて
🪞🍑(凄く良い石鹸のかおり……。入浴剤も家で使っていたのとは大違いだ……。)
🪞🦇(……彼女用のきっちりとした服装……用意してやらねぇとな……。)→後のメイド衣装。
「湯の温度……熱くねぇか……?」
🪞🍑「は、はいっ!大丈夫ですっ!ありがとうございます!!」
(はぁぁ…急にやって来たこんなぼくに対して彼……物凄く優しいなぁ……。)
🪞🦇「……なら良い。タオルも用意してあるから自由に使え…。」(きちんと動くボイラーは…ここしか知らねぇからな…。)
🪞🍑「ありがとうございます…。」(早くぼく……一人前になって彼の役に立ちたいなぁ……。)