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    azisaitsumuri

    @azisaitsumuri

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    azisaitsumuri

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    ここ迄書いて「これ前にも書いたなこんなの」と気付いた()

    終わらせました()

    ##傭リ

     蓄音機には奴の気に入りの音盤がセットされていた。さあ、踊りましょう!と奴本人がいつ言い出さずとも、それが既に物語っていた。
     それを見て、諦め半分に肩を竦める。
    「どうしておれを誘うんだ」
     おまえひとりで舞ったところで、充分きれいだ。
     奴はこちらとは反対に肩を怒らせたようだった。しかし直ぐに、こちらよりももっと落としたようだ。
    「逆に訊きますけど」
     呆れた様子だが、本気で疑問に思ってもいるようだ。
    「一人で踊ることのなにが楽しいんですか?」
     そんなのおまえ、踊り子に失礼だと思わないか?
     思わないんだろうなあ。踊り子は職業だし、見ている観客の心は共に踊るのだろうから。
     だから別の切り返しを手渡す。
    「絵を描く時はおまえいつも一人で引き篭もってるだろうが。」
     おれのことなんかいないみたいに放っといて。とは言わなかった。
    「あれはひとりでやっても楽しいから良いんです。」
     勝手な奴め。相変わらずだ。
    「だからね、二人でやって楽しいことは、二人でやるべきなんです!」
     蓄音機から手を離し、その周りをくるりと回って歌うように告げて来る。
     充分楽しそうに見える。が、それは言えばきっと機嫌を更に損ねさせる。
     と言うより。
    「……その相手がおれ?」
    「わたしが二人、と言っているのに、わたしの相手がおまえでなくてはどうするのです?今は他にいないのですよ?」
     まあまあ満足な答えを引き出せたので、肩を竦めて仕方がないポーズを見せた後、その場で一礼してやった。
     蓄音機に急かされる中、どこまでも勝手に二人で踊った。
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    Replies from the creator

    azisaitsumuri

    CAN’T MAKE現パロ幼馴染よーり。付き合ってない。
    どこか戸惑ったような感情を醸し出した男が、けれどそのまま口を開いた。「おまえがすきです。」それにおれは多少驚きながら。「おまえそれ、言うつもり有ったんだ?」言うと男は、いえ、と。やはり戸惑った儘呟いた。当の本人の戸惑う通り、本当に言うつもりはなかったのかもしれない。しかしこいつは、たまに今迄とはなんの脈絡もない行動を突然取ったりする。それをおれはその度に、こいつに、こいつの中で何かあったんじゃないかと心配するものだが、当人にはなんの心当たりもなく、普段通りにも関わらず自分でもそれ迄は思いもしなかった行動を取っているらしい。それを自分自身で疑問視していないのが不思議な話だと思うのだが、本人がこれなので、おれもそういうものだと思うしかなかった。一先ず言いたいことを言ったのだろう男の言葉を受け取ったおれは、しかしどうすることも特になかった。すると男がうろ、とまた口を開く。「おまえ、今迄誰かとお付き合いしたことあります?」「おまえと以外に?」「いや、わたしとも付き合ったことないでしょう…」「そうだな。おまえが思ってるような付き合いで、おまえが知らないような付き合いはないよ。」そんな付き合いがあればおまえに言っている、と言外に言ったがしかし少し考えた様子の男は。「おまえ、せふれがすきなんですか。」「なんでそうなる。」違うよ。「そんなものも居ない。」呆れながら伝える。
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