タンシアルリについて④ルリ
三つ編みに青系のケープに長ズボンの星の子。
リトル面をつけていることが多い。

星の王子さまの季節に生まれ、
タンザとシアンと出会い、色々教わりながら育った。弟子のような存在。
完全に懐いている。

天真爛漫＆猪突猛進な性格なので、タンザとシアンは対応に困ることが多かったが、親子のようなきょうだいのような師弟のような、絶妙な関係を築いている。

生まれたての頃は暗黒竜をそれなりに恐れていたが、タンザの熱心な教育のおかげで今では捨て地も暴風域もバッチリな強いリトル。

タンシアルリの話③タンザとシアンについて 箇条書き(10/20時点)

・大樹に集う季節に、暴風域で出会った。
暴風域で苦戦している生まれたての星の子たちを2人で助けて、天空まで見送った(羽の数が違ったので生まれたて達とは別れた)。
最終的に2人で天空に昇り、そこで別れるつもりだったが、なんとなく縁を感じフレンドになった。

・お互い約束はしていないけど、
なんとなく落ち着くのでいっしょにいる仲。
お互いクールなので無言の時間が心地いい。
ナチュラルに夫婦みたいな関係性になっている。

・師匠を持たずに育ったので、生まれたての星の子の対応に困ること多々。
タンザはつい教育に厳しくなってしまい怖がられがち。
シアンは割と冷静に優しく教えられるけど、

タンシアルリについての語り②シアン
楽園三つ編みにしたり顔の生徒お面、光の探求者の季節のケープの星の子。
身長は平均より低め。リトル走りでも最小でもリトルでもないのがポイント。

基本的に冷静沈着。
ぬきんでて得意なことは無いが、全てそこそこのクオリティでできるオールラウンダー型。
それ故生まれたての星の子に懐かれやすい。
師匠のような存在はいなかったので、
試行錯誤しながら教えている。
落ち着いているように見えて内心焦っている。

楽園生まれだが、光の探求者の季節に憧れており、再訪で光の探求者の精霊がやってくると興奮して我を失う。
光の探求者の季節に関連があるらしい大樹に集う季節にも思い入れがある。

タンシアルリについての語り①タンザ(タンザナイト)
アヌビス面にスキンヘッドの星の子。
身長は1～2。最大ではないのが個人的ポイント。

基本的に真面目でクールな性格。
真面目＆口下手故にいじられ役になりやすい。
何かと怖がられがちだが、根は優しい。
飛ぶのが得意。

生まれは預言者の季節。
師匠のような存在はいなかったので、試練は全て自力で乗り越えた強い星の子。
とはいえ苦労して乗り越えたので、最後に手に入れたアヌビス面に思い入れがある。

草冠「これより、卒業試験を始める」

曇り空の朝、教官の声が響く。今日は運命の日。今までの努力が実を結ぶか水泡に帰すか、そのどちらかが決まる。イチかゼロかの勝負に橿原は怯えていた。勝つか負けるかなど、とうに慣れている筈だ。彼女は卓球部の試合でそれを何度も味わっている。しかしそれとは訳が違う。趣味の試合とは別の、自分の将来がかかっているからだ。
アカデミーに入学できる人数はほんのひと握りで、AからDクラスまであるが、全体の人数は高校の一クラスも満たない数であった。そんな手で数え切れる他の生徒達も橿原と同じく、アカデミーのグラウンドの空気は張りつめていた。またそれとは別に、橿原はもう一つ別のプレッシャーを抱えている。