休日今日はカラーくんの家で遊んで居る
話したり、ゲームしたり、ご飯食べたり
「あーー勝てない!」
「はは、一旦休憩するか?」
「んー、もっかいだけ!!」
「OK、終わったらおやつか何か食べよう」
カラーくんから教えて貰った操作を思い出しながら頑張る
あと少し……、
「勝てたー!!!」
喜びのままカラーくんに抱きつく
「おめでとう、お茶取ってくる」
腰に沿う僕の手をトントンと軽く叩く
「んー、もうちょっと」
「はいはい」
顔を埋めて、深呼吸をする様に匂いを取り込む
「カラーくん、いい匂いする……」
「そうか?昼ごはん後だしな」
「そうじゃなくて!」
うーんと、えーっと、言葉にならない声だけが口から出る
表現しにくいのだ
安心して、満足しちゃって、暖かい気持ちになれる、大好きな匂い
「んーーーー
カラーくんの匂いが好き、かな…?」
一瞬驚いたような顔をした後、少し頭を撫でられる
「…そうか」
カラーくんも、なんだか嬉しそう
「?
カラーくん?」
背中に手を回されて、体の距離を縮められる
首に当たる息が少しくすぐったい
「俺もキラーの匂い好きだよ」
お互い体を密着させながら深呼吸する
暖かい休日