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    doen2525

    ネタのメモやらチラシの裏レベルのらくがきやらの避難場所

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    doen2525

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    初恋拗らせたちょうぎくん。両片思い。

    自本丸の国広に想いを寄せていた長義。しかし国広は長義と顔を合わせることもなく会話もまともに成り立たない。恋慕だけ募っていってそれは苛々に変わり、たまに顔を合わせたところで全て嫌みになってしまう自分に嫌気がさす。そしてとうとう修行から帰ってきた国広はすっかり変わっていた。以前と違い顔を合わせることもあるし会話もするが、卑屈だったあのころとは全く違いどう接していいかわからなくなってしまった。
    (本歌たる俺が写しである偽物くんにこんな思いを抱くなんておかしい。これはきっと不具合だ。バグなんだ)
    そう言い聞かせたものの、一度抱いてしまった感情はそう簡単に消せない。そう思った長義は、ある日刀剣男士用の出会い系に手を出すことにした。自分の本丸にいる国広には素直になれないが、他本丸の極める前の卑屈な国広であれば自分優位で事を運べると安易なことを考えてしまった。プロフィールを入力して探してみるとあっさりと布饅頭の国広とマッチングできた。一週間後に現代で待ち合わせることにした。そこでならば、あと腐れなく出会えると思っていた。
    「な、んで……」
    当日、待ち合わせ場所に来たのは他本丸の布饅頭ではなく、自本丸の国広だった。唖然として動けない長義に近付き、国広はとても厳しい表情で近付いてくる。
    「山姥切、どうしてこんなことを」
    「な、んのことかな?お前には関係ないだろう」
    「関係ないだと?あんたがここを利用しているのを知らないとでも思ったのか?」
     スマホの画面には例の出会い系サイトが表示されている。長義の顔はさーっと青ざめていく。何でバレているんだ?と混乱している長義を追い詰めて国広は泣きそうな顔をしていた。
    「俺では駄目なのか?」
    「は?」
    「どうして俺じゃないんだ。俺ではあんたの隣に立つことは叶わないのか」
    「何、勘違いして……」
    「……埒が明かないな。続きはホテルで聞く」
    「…………何て?」
    「あんたが指定したんだぞ。ここで待ち合わせをして、ホテルに行くと」
    空いた口がふさがらない長義を連れて国広は目的の場所へ向かう。少し灸をすえてやろうと思っただけだった。自分を置いて他の写しと遊ぶなんてやめてほしいと伝えたかった。
    しかしいざホテルで二振りきりになると、長義から思いのたけを聞かされてしまい、国広は言葉を失うし、ならば猶更出会い系を利用したことが許せずに半ば強引にことに及ぶことに…。
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    doen2525

    DOODLE100%捏造設定。モブ職員さんいますし喋ります。
    とある写しととある本歌のよもやま話山姥切長義は幼い姿で顕現した。それだけならよかったのだが自身の霊力のコントロールができず、しばしばその力を抑えられず暴走させ体調を崩していた。霊力をうまく扱えるようになり安定するまで時の政府管轄の医療機関に収容されることとなった。ここは合戦場で手入れですら治らない深い傷を負った刀剣男士が何振りも収容されており、治療を続ける個体、あるいは最期の時を静かに待っている個体がいた。
    「おれはほんかやまんばぎり。でも、おれはふかんぜんだから、かっせんにいくことも、ましてやかたなをふるうこともできない。おれは、どうして」
    そんなある日の事だった。霊力が暴走し、ベッドでうなされていた長義の元に誰かが近づいてくる。それは汗で張り付いた長義の前髪を指で梳き、優しく頭を撫でてくれた。そうすると、その日の夕方には症状がおさまっていた。とても懐かしく温かな大きな手のひら。ぼんやり覚えていた長義は、いよいよその誰かと対面する。その誰かは唐突に長義の病室を訪れた。一目でわかった、それは山姥切国広。長義の写しである刀剣男士だった。
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