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    引きこもりあーくす える

    DOODLE書きたいところだけ。大学生バイトのタルタリヤと、バーテンのディルックと、客として来た鍾離せんせ、という不思議な現パロ?気が向いたら続くかもしれない。昼でも夜でも人が行き来する繁華街であろうと人通りの少ない道というものは必ず存在していて、そう言った道には大抵表立って堂々と商売できないような、例えば風俗店とか、例えば顔にバッテンのついた人達絡みだとか、例えば人に言えない趣向を共有する場だとか、そういった建物が並ぶのが常である。
    しかしこの店に関して言えば、先程例に挙げたもののどれにも該当しないばかりか、いたって健全な普通の飲食店であり、もう少し細かく説明するのであれば、食事も取れるバーという言い方になるのだろうか。
    現代の吟遊詩人と呼ばれる天才的ハープ奏者が店主を務めるこの店では、一見さんお断りでもないのに常に見知った顔ばかりが集まる。
    店主の趣味で密かにやっている店であるが故に知名度はあまり高くないのも理由の一つではあるだろうが、どちらかと言えばこの店のある通りに問題がある気がする。
    そんな店でバイトとして雇われの身であるタルタリヤは、ようやく頭の中にインプットされてきたカクテルの種類を声に出さず呟きながら控室で着替えを済ませ、鏡で身なりを整えながら思う。
    この店は何故こんなにも客層の悪いところに立っているのだろうか、と。
    店の雰囲 2504

    りんごと食

    DONE世界任務「日輪とカンナ山」後の二次創作小説です。
    万葉はあの羽を見た時に何を思っただろう、の疑問から書いた話。
    語り手は万葉くん。

    ◆男性主人公(空)が出てきます。
    ◆世界任務未達成の方はネタバレに注意してください。
    ◆山も谷もありませんし、カプ要素もありません(つもり)。何なら会話もほとんどしない、ないないづくしですが良ければ(´-`).。oO
    鶴観の後 風と大地の匂い、そして星空の匂いを纏う彼から懐かしい匂いがした。
     彼の今回の冒険の行き先は霧に包まれた過去の島、鶴観であったらしい。彼の地の自然はそこであった出来事を囁くように教えてくれるが、それが彼らの旅路にどんな意味を含ませたのか、万葉には推し量ることしかできない。尽きぬ嵐を抜けた先で、彼らは多くの別れを経験した。

     別れは、別れを予期したその時から始まる。唐突な別れには到底望めない心の準備とも言えるその悲哀の過程は、失われゆくものと残されるものの双方とって得難い救いとして機能する。童子が戯れに砂で塔を作るような無益も、緋櫻毬が大地に落ちる様に目を凝らして必死に見守るような不毛も、喪失さえ糧として生きながらえる人間にとって、必要な儀式の一環であろう。
    1946