門南エロの予定。「嘘じゃろ」
ベッドの上で呆然とした。
熱い息がはぁと溢れる。
ベッドヘッドにもたれかかって己の半身を信じられない思いで見つめた。日本人の平均よりも大きく、雄としてはこの上なく立派なソレ。今にもはち切れんばかりに張り詰め、尿道口からはとろりと透明な雫を溢している。
解放を望むかのように先端がくぱくぱと口を開くが、熱は下腹部に重くわだかまるばかりだった。
思わず頭を抱える。
「全ッッッ然イケん」
酒を飲んだとはいえ、たかだか500ml一本の缶チューハイだ。20代の頃と比べればやや劣るが、まだまだ愚息は現役である。
もう一度掌を添えようとのろのろと腕を動かしたところで、ある事に気づいてしまってピシリと固まった。
「……嘘、じゃろ」
4450