Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    hanamoegi_96

    @hanamoegi_96

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 9

    hanamoegi_96

    ☆quiet follow

    知己の縁談。
    ある日突然、魏無羨に縁談話が舞い込んできた。
    まんざらでもない彼に、周囲は不安を隠せない。
    ※ 縁談相手の劉殿と江氏の女修士がモブ登場します。

    #cgl
    #知己の縁談

    Tap to full screen (size:2900x4096).Repost is prohibited
    ☺☺☺😊😊😊💖💞👍👍❤☺☺💖☺💖☺💖☺💖☺💖☺☺💕💖☺💖😍💖💖☺☺☺☺☺💖💖💖💖💖💘🙏💕❤💖💖☺💖☺💖💖☺☺☺💖💖☺☺
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    chunyang_3

    TRAININGぽいぴくって小説も投稿できるんだ!?ということについ先日気付いたのでちょっとお試しに、陳情令を完走した勢いで50話の隙間を妄想した思追と景儀の話を置いてみます。少年達健やかに育てよ~~~!と思ってしまう。
    Do not repost.
    白き雲と藍色の家 景儀がたどり着いた時には、全ては終わった後のようだった。
     観音廟の外に含光君と魏無羨が居るのが見えて、他の藍家の子弟と共に含光君の元に駆けつけた。思追も一緒にいることに気づいた景儀は、慌てて思追とその横に座る温寧の無事を確認する。怪我も無いことを聞いてやっと安堵の息を吐いた。姿が見えなくなっていた思追のことが気になりながら、景儀は探しに行くこともできなかった。一人で飛び出してしまった思追に心配させるなよと言いたかったのに、それよりも無事であったことに何だか力が抜けてしまった。
     皆の無事を確認してから改めて後ろを振り向くと、崩れ落ちそうな観音廟の前には呆然とした表情の沢蕪君と聶宗主が座っていた。その二人とは対照的に廟の中では沢山の仙師が動き回って騒がしくしている。建物の外では少なくない数の人が死んでいるのが目に入り、急に恐怖に襲われそうになる。含光君も沢蕪君も、そして思追も無事でいてくれて本当に良かったと思う。それと同時に、自分に出来ることの少なさに歯痒さを感じてしまう。
    2609

    chunyang_3

    MEMOCQL50話の後の懐桑と藍曦臣。あの後の二人の関係性ってどうなるんだろうと長らく考えていた話です。失ってしまった誰かのことをそれぞれ別の感情を持っている二人が分かち合う時間みたいなものが好きなので、そんな夜があれば良いなと思っていたのをやっと書きました。聶明玦と藍曦臣の特別な関係に名前は付けてないんですが、雰囲気nielanっぽいかもしれない。
    響き分かつ夜 石畳の小道を行く懐桑は、鼻歌でも歌い出しそうなほど気分が良かった。酒で火照った顔を扇子で仰ぐと、座学に来ていた頃に隠れて三人で飲んでいるのを藍忘機に見つかって逃げ出したことを思い出してしまう。そういえば、あの時は懐桑と江澄がいなくなった後、魏無羨と藍忘機の二人は一晩一緒に過ごしていたのだった。今思えばなんて本人達に言うものでもないだろうが、それにしてもこんな風にまた雲深不知処で酒を飲むことになるとは思いもしなかった。
     清談会が雲深不知処で行われるのに合わせて姑蘇へやってきていた懐桑は、明日からの会合に合わせたもてなしの宴に参加していた。宴と言ってもそこは藍氏の宴なので他の世家の宴とは幾分趣きが違うものではあるのだが、何にせよその宴の後、思わぬ人物にそっと物陰へと引っ張られた。見れば、今は藍忘機の元にいる魏無羨がニヤニヤしながら懐桑を見ていた。
    6079

    chunyang_3

    MEMO観音廟の後、藍忘機と別れ一人で旅をしている魏無羨が蓮花塢に立ち寄って金凌と出会う話。CQLを見終わった時に全て終わった後の金凌と魏無羨が再会するのを見たいなと思っていたのですが、魏無羨から両親の話を聞く話になりました。※原作の番外編の再会とは異なります。
    話を聞かせて 目の前に広がる蓮の花の咲く景色を瞳に映し、魏無羨は大きく深呼吸をした。早朝の水辺の空気そのものを吸い込んだような清々しさに、自然と顔が綻んでしまう。朝食を売る屋台の呼び声が聞こえ、波止場の街には既に活気がある。
     この世から消えてしまってからの十六年。決して短くない時の流れの間に変わってしまったことも変わっていないこともある。蓮花塢には少しばかり前にも来たけれど、その時はこんな風に優しく吹く風を感じる余裕は無かった。慌ただしく走り抜けるばかりだった景色が、今は目の前に悠然と広がっている。
     今になって思えば、魏無羨が帰る場所というのは元々この世には無かったのかもしれない。ここ蓮花塢は幼い頃から育った場所でとても大事でかけがえのない存在であることは今も昔も変わらないけれど、魏無羨が帰る場所では無くなってしまった。それは、江澄に江家を破門される前から頭では理解していたことだったが、こうして訪れてみると改めて実感する。
    8087