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    くさもち

    くさもちもっち。主にオベぐだ♀。

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    くさもち

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    おにロリなオベぐだ♀。
    前世は多分赤文字マスターなぐだち。

    小説ってなぁにレベルなので
    そういうの気にしない、ネタとして読んでね程度...

    おにロリオベぐだ♀「りつか、大きくなったらおべろんと結婚する!」
    「ふふ、ありがとう。光栄だなぁ。」

    お隣に住んでる綺麗で優しい大好きなオベロンお兄ちゃん。
    いつもニコニコしていて、面白くて、大好きで大好きで仕方なかった。
    コイって何かな、お魚さん?よく分からないけど、昨日てれびで、大好きな人とは結婚の誓いっていうのをするって聞いた藤丸立香5歳。

    「ホント、楽しみだなぁ」と呟くオベロンを見上げてみると。
    いつもキラキラ明るく日の光を透かして輝く髪は、夕日を背にしたせいなのか、どうしてか、真っ黒に染まって見えた。

    「大人になって、きみがこの約束を忘れても。
     絶対、離さないからね。」

    そう言ってにっこり笑ったオベロン。
    自分よりもずっと大人なのに、とてもとても小さく見えて。思わず立香はそっと彼の頬に手を伸ばして聞いてみた。
    「どうしてそんなに、こわいの??」

    彼の顔が一気に強張る。そして、いつものふわりとした笑みと違う、歪んだような、泣いているような目をしてニヤリと笑う。
    「僕が、俺が、怖いかい?でももう、約束してしまったからね。離さないよ、きみが、逃げ出したくなったとしても...」
    「違うよ」オベロンの言葉を遮って言う。
    「え?」
    「こわがってるのは、オベロンの方ー!オベロンは、こわくないよー!」

    もーー、と言いながら、オベロンの頬に触れていた手を、ぺちん、と頬を挟むように軽く叩く。更には、めっ!とまで言ってきた。

    その瞳は真っ直ぐに、とても真っ直ぐに青年を見上げていて。

    「私はずっと、おべろんの側にいるよ!」

    そう言いながら、少女はいつものように、抱きついて、大丈夫、だいじょーぶ、よーしよし、と自分よりずっと大きな青年の頭を撫でた。

    「あははっ敵わないなぁきみには。
     ホント予想外なことばかりだ!」

    先程までの異質な暗い雰囲気は消え、青年も少女をいつものように抱きしめ返す。
    それから「じゃあ約束事の証に」と少女の頬に軽くキスを寄せた。

    「むーーお口じゃないのー??」
    テレビと違う、とむくれる立香。
    「それは、もっときみが、大きくなったらね。それまでお預けさ!」
    ぱちんとウインクするオベロンに、ころころと表情を笑顔に変えて、
    「うん!早く大人にならないかなー」

    立香がそう言うと、二人は顔を見合わせてくすくすと笑い合った。

    いつか、大きくなったら、改めて誓いを立てよう。

    小さな身体で必死に自分に追いつこうとする可愛らしい少女を見つめながら。
    「本当に、楽しみだなぁ」
    先程とは違い、柔らかい微笑みを浮かべながら、オベロンはまた、ぽつりと呟いた。
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