【R15】颯砂くんがわたしの胸を凝視するから「触ってみる?」って聞いた結果。※在学中に付き合ってる颯マリ
※颯砂ママ出てきます
緑が多い庭を過ぎて白い扉を開けると、暖房の暖かい空気が肌を撫でた。希くんのおうちはいつもお母さんの手によって居心地良く整えられている。
「ただいま〜!」
「お邪魔します。」
「お帰り〜。あらっ。」
希くんのお母さんはリビングからひょっこりと顔を出してわたしの姿を認めると、あらあらと目を細めて微笑んだ。
「いらっしゃい。外、寒かったでしょう。希に付き合わされてこの時間まで練習?」
「あはは、付き合わされたなんて、そういうわけじゃ。」
「母さん、変なこと言うなよ〜。きみも笑うなんて酷いじゃん。」
「はいはい、拗ねないの。温かいお茶でいい?希は冷たいのね。」
「あ、良いって!オレがやるよ。」
「良いから良いから。出したいカップがあるのよ。気にしないで良いから、手を洗ってきなさい。」
「そっか、分かったよ。マネージャー、行こ。」
「うん。…あの、いつもありがとうございます。今日わたしなにも持ってきてなくて…」
「何言ってるの!そんなこと気にしなくて良いの。」
「…はい、ありがとうございます。」
そういって頭を少し下げると、『お礼なんて良いの』とまた笑われる。さすが希くんを育てたお母さんだ。希くんのおおらかな心はお母さん譲りなんだなぁと思う。安心させてくれるどっしりとした雰囲気、にっこり上がる口角。希くんが女の子に求めるのが『安心感』というのも、なんとなくわかる気がする。
ズッシリとしたスポーツバッグ2つは希くんが背負ってくれたので、わたしはお母さんからトレーを受け取って階段を上がった。
「はい、どうぞ入って。」
「わ、お部屋暖かいね。」
「母さんに頼んで暖房を入れておいて貰ったんだ。ジャージ、脱ぐなら預かるよ。」
「うん、ありがとう。」
ふと、自分のジャージの下が気になった。
汗ばんだ薄手のロングシャツ一枚だと、希くんを困らせてしまう気がする。
そう思ってチラリと希くんを見上げると、「なに?」と首を傾げられたから慌てて首を振ってジャージを手渡した。
「えっと、はい。宜しくお願いします。」
「オッケー。…あ。」
ジャージを受け取った希くんの動きがピタリと止まった。
口角を上げたにこやかな表情のまま、視線だけでわたしの姿をなぞる。
「えっ…と、希くん?」
「え、あ!ごっ、ごめん!」
「う、ううん。後ろ向かなくても良いんだけどね?」
「いや、あの、えぇっと!ほら、データ!データ確認しようっ!」
「うん。あ、そこテーブルあるからね。」
「う、だ、大丈夫だって!」
やっぱりか。
自分の部屋なのにぎくしゃく動く後ろ姿を見てそっと息を漏らした。
希くんは恥ずかしげもなく甘い言葉を言うわりに、露出やスキンシップというものに抵抗があるタイプだ。それは恋人同士になって、手を繋いだりキスをするようになった今も変わらない。だけど…。
(その割に、見てはくるというか…)
テーブルに置いたわたしのタブレットではさっきの練習風景を再生。手元の希くんのタブレットでは気になった点を書き込んでいく。そんな作業の途中でも、気づくと突き刺さってくる希くんの視線にわたしの集中は途切れた。その視線の先は伺うまでもなく、薄着になって強調された胸だ。
露出やスキンシップが嫌なわけじゃなさそうなのに、頑として触れてこない。それがもどかしくて、寂しくて、ため息が出てしまう。別にわたしだって、希君との関係を先に先に急いでいるわけじゃないけれど、このままじゃ何年たってもこのままなんじゃないか。
(わたしが勇気を出せば、案外あっさり前に進めるのかな。)
例えば希くんがなにやら気にしているわたしの胸に触れるとか、そんなところから練習になれば。
意を決してタブレットをタップして映像を止めると、希くんの視線がようやくわたしから外れた。きょとんと眉を跳ね上げる。
「あれ、どうかした?」
「あ、あのね、ちょっと聞いてもいい?」
「もちろん良いよ。何分のところ?あ、待って、今映像を止めー…」
「希くんってわたしの胸、好きでしょ?」
「はっ?」
タブレットをタップしようとした指がびくんと止まる。それから、ギギギと音がしそうなくらいゆっくりとわたしを凝視して。
「えぇっと、ごめん。今、なんて?」
「だから、わたしの胸が好きなんだよね?」
「えぇ⁉︎ちょっ、ちょっと待った。なんで急にそんな話になってんの…⁉︎」
「だ、だって!ずっと見てたよね?」
ジッと希くんを見つめる。希くんは今まで見たことないくらい顔を真っ赤にして冷や汗をダラダラと額から流している。口の中で「えっと」だの「それは」だの繰り返して、それでもわたしがジッと答えを待っているのを見ると震える声で答えてくれた。
「みっ…見てました……。」
「ふふ、よかった。わたしの勘違いだったらどうしようかと思った。」
「ご、ごめん…。オレ、ジロジロ見て。」
「ううん、怒ってる訳じゃないの。気になるなら触ってみる?って聞きたくって。」
「…えっ?」
「だ、だって希くんが陸上のことに集中できないくらい気になるんでしょ。それなら触ってみたいかなって…思ったんだけど…」
ぽかんと口を開けて惚ける希くんに、なぜだか言い出したわたしの方が恥ずかしくなってくる。
さっき出した勇気がしおしおと萎んでいく。やっぱり、はしたなかったよね。
「あの、嫌なら良いです…」
「えっ!?い、嫌なわけないじゃん!」
「えっ、あ、そうなの?」
「当たり前だよ。そうじゃなくてさ、あの、きみは本当にいいの?オレにそうやって触られても。」
「う、うん!だって希くんはわたしの彼氏なんだもん。だから、その…」
(うぅ、そんなにじっと見られると居たたまれないよ…!)
えぇい、女は度胸だ!ぐいと胸を張って宣言してみせる。
「さ、触っていいよ。」
希くんの喉がごくりと上下する。あぁもう、これで後戻りはできない。
・・・
いくらなんでも正面から触れられるのは恥ずかしすぎたので、お願いして後ろに回ってもらった。希くんの立てた膝の間にお邪魔して、三角座りで収まる。背中を希くんの胸板につけると、分厚い筋肉越しにはち切れそうな希くんの心臓の音が響いてきた。
(わ、わたしなにしてるんだろう。)
自分から言い出しておいて、なんだかすごいことになったな、なんて思う。女の子からこんなこと言って、希くんは引いたりしなかったかな。すごく、驚いてはいたけれど。
「希くん、あの…ごめんね?」
「へっ?なんできみが謝るんだよ。」
「だって急にこんなこと言い出して、引いちゃったかなって…」
「引くわけないよ。むしろオレこそごめん。きみにこんなこと言わせちゃってさ。」
「う、ううん…」
背後から太い腕がわたしの腰に回って、ぎゅうっと抱きしめられる。それから肩口にふわりと癖毛が触れた。おでこを押し付けて、ポツリと呟くように言う。
「前も言ったけどさ…きみに触れると、その、いろいろ考えちゃうんだよ。」
「先のこと考えちゃうって言ってた、やつ?」
「はは、そうそう。自制心には自信があったはずなんだけど、きみに対しては自信がなくてさ。下手に触って、その…ほら、きみを傷つけたらどうしようなんて考えてた。」
「そっか。だからジッと見てくるのに触ってこなかったんだね。」
「うっ…。まぁ、ジッと見てたのは認めるよ。」
「ふふ。希くんがわたしを傷つけるわけないのに。」
「そうかな。でも信じてくれて、ありがとう。」
耳のすぐ後ろで希くんの声がするのがくすぐったくて笑っていると、不意に腕が腰から離れた。それから、ぐっと低くて掠れた声で囁かれる。
「じゃあ、触るよ。」
「う、うん。あっ、胸だけだよ?」
「わかった、頑張る。」
頑張るってなにを?ピンと見えない緊張で張り詰めた空気に聞くタイミングを逃して黙り込む。それから希くんの手のひらが迷うようにわたしのお腹を服の上から撫ではじめた。下腹、おへそ、脇腹。確かめるように希くんの大きな手がするするとなぞって、その優しいタッチが妙にもどかしくて体がぞわぞわする。
「きみって本当にほっそいよな。なのに、なんでこんな柔らかいんだ…?」
「わ、わかんな…きゃっ!」
「う、わ…」
ついに希くんの手がわたしの胸に触れた。躊躇うように両手で胸を包み込んでふかふかとその感触を確かめている。
「なんかすごいな…柔らか…」
「うぅ。恥ずかしいから言わなくて良いよ。」
「ごめん。でもマジですごいよ…」
だから、その感想が恥ずかしいだけど。希くんの両手の中でふにふにと形を変える自分の両胸を見ていると、羞恥心で爆発しそうだ。よくえっちな映像の中で、胸を触られた女優さんが気持ちよさそうに喘いでいた。全然それにピンときていなかったけれど、確かにこの感覚は気持ちいい…のかも。
「あ…希く…っ」
「ごめん、痛かった?オレ、馬鹿力だからなんかあったらすぐにー…」
「あ、ちがくて…、あの…。」
さすがに気持ちいいからもっと触ってなんて言いづらくて言葉を濁す。と、その沈黙を受けて、何かを察したみたいに希くんがゆるく笑った。それから、ふぅっと首筋に熱い吐息が触れる。
「えっと、オレ、きみのこと気持ちよくできてるって思っていい?」
「…あ、あの…っ。」
「…もっときみに触れたい。」
「ひゃ…っ!」
ちゅっと耳に濡れた唇が落ちてきて、思わず声が漏れた。希くんの熱い吐息と、普段は聞けない低く掠れた声。希くんがわたしに触れて興奮してると思うとなんだか体の奥がぎゅうぎゅうする。希くんの大きな手がわたしの胸から離れて、今度は腰元からシャツの中に侵入してきた。
「わ、待って!汗かいてるからっ。」
「え?汗なんてかいてないじゃん…あ、」
「ひゃっ!」
ちょっと乾燥した指がわたしの谷間をぬるりと滑っていく。すっかり汗で湿ったそこを確かめるように上下されるたび、ぬちゅぬちゅと卑猥な水音が響いた。ただ汗の音なのに、恥ずかしくてどうにかなりそうだ。
「本当だ。へぇ、女の子ってここに汗が溜まるんだな…。」
「や、やだってばぁ…!」
「今、暖房ゆるめるよ。気づかなくてごめん。」
「そういうことじゃなくて…ひゃっ!」
そのまま谷間から滑った指が下着の隙間に侵入して、刺激にすっかり立ってしまった先端にツンと触れた。希くんが熱に浮かされた声を上げる。
「う、わ…固くなってる。」
「…!も、もう!直接はだめっ!」
「えっ。だめなの?」
「だ、だめっ。」
そっか…とすごく残念そうな声がするけど、鉄の心で無視を決め込む。だって恥ずかしいんだもん。簡単に触っていいなんて言ったけど、まさかこんなに気持ちいいなんて思ってなかった。せめて下着の上からじゃないと耐えられる気がしない。
「わかった。じゃあ、下着の上からな?」
「…んっ!」
「これはセーフ?」
「う、セーフだけど…っ」
そりそりと下着の上から先端の周りをなぞられて、それだけなのに背筋に快感が駆け上がっていく。変な声が出ないように唇をきゅうっと噛み締めたけれど。
「んやぁ…っ!」
「っ…はぁ…。」
ぎゅうっと下着の上から両方の先端をつままれて、思わず声が漏れた。自分のものじゃないみたいな、甘えてぐずった声。カァッと顔に熱が集中していく。
「だめ、ちょっと待って…!」
「下着の上からだったら良いって言ったのはきみじゃん。」
「だけど、や、あ、っぎゅってしないで…!」
「すっごい可愛い、マネージャー…もっと声聞きたい。」
「待って待って待って…ッ!」
嘘みたいだ。希くんに胸を触られて、先端を気まぐれに摘まれるだけなのにどうして。好きな人に触られるのが、こんなに気持ち良いなんて。このまま行くとおかしくなっちゃいそうでジタバタ暴れるのに、希くんの足や片手でいとも簡単に抑え込まれて動けない。開いた片手はわたしの胸を楽しむようにふにふに揉んで、つまんで、なぞって。
「あ、はぁ、はぁ、希く…っ、暑い…っ」
「オレも暑い…けど、脱ぐと誤魔化せないし、我慢できる?」
「誤魔化すって…」
「だってほら、下に母さんいるからさ。今脱いで、部屋にこられたらバレバレじゃん。」
「え、あ…っ‼︎」
にこやかな希くんのお母さんの顔が脳裏によぎって、サァッと頭から血の気が引いていく。それでも熱いまんまの体を持て余してゴソゴソしていると、不意にお尻に硬いものを押し付けられた。びっくりして固まってると、耳元で苦笑する希くんの声。
「ごめん。今きみに暴れられると、当たって擦れるから結構辛いんだけど。」
「あ、あの…、だめ…」
「わかってる。胸だけ、下着の上からだけ、だろ。」
「ん、う…!」
「もうちょっと、だけ…。」
大人しくなったわたしを見て腕の拘束を解いた希くんが、いよいよ両手で愛撫してくる。優しく両手で包み込んだり、汗で濡れた谷間を指でなぞったり、それだけでも辛いのに不意に先端をつまみ上げるから堪らない。体が熱い。お腹の奥がじんじんする。あぁ、もう、直接触ってほしい。だけど、そんなこと出来ないし。
(なんでわたし、触ってほしいなんて言ったんだっけ…)
快感でぐしゃぐしゃに溶けた脳みそで、過去の自分を振り返ってちょっと後悔した。
・・・
結局オレが彼女を解放できたのは、彼女が本来帰ると言ってた時刻を大幅に上回ってからだった。カーテンの外が薄暗くなって、階下から「もう暗いけどいいの?」と心配する母さんの声で、やっと手を離すことが出来た。
「こんな時間までお嬢さんを付き合わせるなんて。ちゃんと親御さんに謝ってきなさいよ」
「う、うん。そうする。」
「あ、でもちゃんと親には連絡したので…!こちらこそ遅くまでお邪魔してすみませんでした。」
「良いのよ!次は晩御飯も食べて行ってね。」
「はい、ありがとうございます!」
「じゃ、オレ彼女を送ってくるよ。行ってきます。」
「失礼します。」
大きく手を振る母さんをなんとも言えない気持ちで見つつ、隣を歩く彼女の手を握る。やっと慣れた彼女の体温なのに、さっきの光景が頭にフラッシュバックして手汗が滲む。今握っている小さい手よりもずっと暖かくて、柔らかくて、それに彼女から漏れる甘い声に脳みそが沸騰するんじゃないかと思った。
(次は、直接触りたいなんて言ったら…さすがに怒られるかな。)
チラリと隣を歩く彼女を見る。オレの部屋での情事なんてなかったみたいに、普通の顔をしているのが不思議で仕方ない。分厚いジャージに隠されて魅惑の胸のラインも見えないし。と、ついと見上げられ、じとーっと睨み上げられる。
「また見てるでしょ。」
「はは、見てた。オレ、こうやってきみのこと凝視してるのか。」
「そうだよ。ねぇ、いつも何を思って見てくるの?」
「えぇ⁉︎えぇっと…」
そんなこと、言えるわけないって!なんて誤魔化そうか頭をフル回転させていると、彼女がそれすら見抜いて拗ねたように口を尖らせる。
「そうやってまた先のこと考える。希くんのくせなんだろうけど、ちょっと寂しいよ。」
「えっ。寂しいって、なんで?」
「…考えないと触れないくらい、わたし達の距離って遠いのかなって。」
「えぇ!?そんなことないって!」
「わっ、希くん。声が大きいよ」
「ご、ごめん。でも、きみにそんな風に思わせてたなんてさ。本当に違うんだよ。」
「うん…。」
オレが彼女に触れないのは、彼女に関しては自分を信用していないからだ。一度触れるともっと触れたくなって、周りが見えなくなって突っ走ることなんて目に見えていた。だから。
「そうじゃなくてさ。きみに触れたいけど、自分を制御する自信があんまりないんだよ。今日は下に母さんがいたからセーブ出来たけど、いなかったら今頃きみを部屋に閉じ込めてる。」
「えっと、あれでセーブ、してたの…?」
「し、してたじゃん!ちゃんときみとの約束を守っただろ?胸だけ、下着の上からって」
「それはそうだけど…そうなんだ。」
彼女が目をまんまるくしてオレを見上げる。本当は服なんて全部脱がせて隅々まで触ったり舐めてみたかった…なんて言ったら卒倒しそうだからやめておこう。
そうこうしているうちに彼女の自宅に到着した。あんなに彼女に触ったのに、もう手を離すのが寂しく感じる。玄関ポーチに上がった彼女が振り返って、潤んだ目でオレを見た。
「あ、あのね。うちのお母さん、夕方までお仕事でいないんだ。」
「あぁ、そうなんだ。それは…えっと…」
「だから、その、次はわたしのお家でデータチェックしない…かな……」
「っ!」
思わず大きい声が出そうになって、慌てて自分の口を手で塞いだ。やばい、汗が噴き出る。顔が熱い。だって、それってさ。
「もちろん希くんが良ければ、だけど」
「そんなの、良いに決まってるじゃん!」
「…ふふ、良かった。」
ほっと頬を緩ませて小首をかしげる彼女に、オレの心臓は早鐘を打つ。
それから内緒話をするようにこっそりと囁いた。
「ちょっとづつ、慣れていけると良いな。希くんが考えなくてもわたしに触れられるように。」
「は…はは、頑張るよ。色々…。」
「うん。送ってくれてありがとう。じゃあ、またね。」
「うん、また……ね…。」
ふわりと柔らかい笑みを残して、バタンと扉が閉じた。オレは白い扉を見つめたまま、バカみたいに動けない。頭が何かにぶん殴られたみたいにガンガンしてる。
彼女は意味をわかって言ってるんだよな?だって今日の今日だ。これでそういう意味じゃないですって言われても納得できないって。てことは、今日みたいにきみに触れて良いってことで…んで、次は完全に2人きりってことで…。やばい、早くも腰の辺りがもったりと重たくなってきた。
「は、走って帰ろう!」
慌てて踵を返して今きた道をダッシュで走る。
冷たい風が全身に刺さるのに、それでも暑くて汗が噴き出て止まらない。
次、次っていつだろう。オレから誘って良いのかな。いや、でもさすがにがっつきすぎかな。
(あ〜、マジでやばいって!)
彼女の親御さんに謝罪をし忘れたことは、家に着いて母さんの顔をみてようやく思い出したのだった。
終