キューカンバーダンスキュウリの入っているポテトサラダは許せないよねぇ」
「......類、オレとショーをしてくれてありがとう」
夕焼けに染まるホームが人をセンチメンタルにさせるのだろうか。ポテトサラダについて談義をしていたのに、突然告白するかのようなトーンでお礼を告げてくる。
「え? う、うん......僕こそありがとう。どうしたんだい急に」
今日は司くんを小道具の買い出しに誘ったら、快く了承してくれた。ショーのことを考えながら買い物をするのはいつだって楽しいけれど、司くんと一緒だといつもの何倍も楽しく感じられた。少しだけ、デートみたいだったなんて勝手な妄想も添えて。
「それと......類のことが、好きだ」
「えっ!?えっ...えっと、その......なんていうか、どうゆう意味で?」
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