【旧ギリヴ設定まとめ】※古い設定のため整合性とれていない箇所が多いです!
なるべくまとまるようにかいつまんでいますが違和感あったらすみません。
◆飼い主:屋敷の主人
非常に強い魔力を持つ一族(※一次創作由来)の末裔で、放つ言葉全てが“魔法”として実現してしまう特異体質の持ち主のため人と関わらないように森の奥の屋敷でひっそりと暮らしていた。
そんなある日、通心能力を持つ不思議な生き物の噂を知って、これなら言葉を交わさなくても済むかもしれない……と思い里親になる決意をした。
迎え入れたリヴリー達には辞書を適当に開いて名前を選ばせていたが、研究所閉鎖の折にフラスコで眠りにつかず人間として生きる事を選んだリヴリー達に人間としての名前を付けた(または名乗らせた)
灰色のローブを着た若者の姿をしているが、実年齢は四十歳前後。黒い短髪に青い瞳。歳をとらない理由はこれ以上魔力が成長しないように自分で“言って”しまったから。
飼い主登録書は全て偽名で、本名はローレンス・アズール。
◆オッド=エリアル
種類:トビネ→プリミティブトビネ
色:そらいろ(ターコイズブルー)
屋敷の主人が一番最初に拾って来た個体。人間姿16歳。
新規登録者に渡されてすぐ手放された捨て子だったらしく、保護施設から引き取られてきた。
マイペースな性格の少年。いつも間の抜けたような雰囲気だが、屋敷の住民代表としてしっかりした一面もある。過去に大怪我をしたり転生した経験がある。
クロメのソーティに少し気があるようだがいつも軽くあしらわれている。
◆リベータ=シリル
種類:スナイロユンク
色:鮮やかな明るい緑色
屋敷に住む住民の中でも最年少にあたる少年。人間姿11歳。
いつも落ち着きがなく、何かと失敗やイタズラの目立つ子供だがなかなか反省しない。キラキラしたものが好きで部屋や島によくため込んでいる。
屋敷近辺の森で“モンスター”に襲われ大怪我をしていた所を主人が拾って来た。付近に家族らしきものの“残骸”も残されていたが、当人はショックで何も覚えていないらしい。事件についてはそれとなく主人から伝えてあるが、特に思い悩むこともなく普通に過ごしている。
◆ヴェリト/ヨハネス・アーベライン
種類:ビャッコ→ツノツキウリュー
色:夜空色(紺色)
屋敷の家事や作業などを一通り仕切っている執事役の青年。人間姿19歳。
落ち着いた性格をしているが、人並みに怒りもすれば慌てもする普通の人。何かと問題を起こしてばかりの住民たちにやや苦労させられている。
屋敷近辺の森で怪我を負っている所を主人に保護された。元々身寄りもなく行く当てもない放浪者だったため、そのまま住民として迎え入れられると同時に恩を返すために働いている。
屋敷の住民の中で唯一の常識人のように見えるが、大のチョコレート好きでよく暴走する。
人間としての名前を付ける代わりに、屋敷に来る前の本名を名乗っている。
◆ソーティ=ジャネット
種類:クロメ
色:赤色
屋敷の中でも二番目に連れてこられた古株の少女。人間姿14歳。
いわゆる典型的ツンデレお嬢様で、他の住民達が働いている間にのんびりスイーツを食べたり遊んでばかりいる。意地っ張りだが素直になれないだけで根は優しい子……のはず。通称「お嬢」
トビネのオッドと同じ保護施設にいた捨て子で、人間への不信感が強く孤立していた所を引き取られてきた。当時はまだ人間一人に対する飼育許可が一匹のみの時代だったため、屋敷の主人が書類を偽造し、結果的に二人分の飼い主権を保有する事となった。
新しい名前を与えられてからは「ジャンヌ」と名乗る事も多い。
◆リコード/エルベルト・カナレス
種類:ブラド→ヘンプクジンチョウ
色:オレンジ色
屋敷で料理長を務めている男。住民最年長でもある。人間姿22歳。
はつらつとした性格で何かと豪快な印象の男だが、意外にも料理の腕は一級品。ただしキッチンを不気味に飾り付けるなど料理以外のセンスはイマイチな様子。
屋敷周辺の森で大怪我を負っていた所を主人に保護されたが、当人はそれまでの記憶を全て失っていた。所持品を見る限り元々家族がいたようだが、詳細は何も分からないままになっている。
前職も調理職であった可能性が高いという唯一の手掛かりを元に本名を特定したが、当人には未だ心当たりがないようで複雑な反応をしている。
◆フェリクタ=マティウス(・フェゼルシュタイン)
種類:マダラカガ
色:紫色
一番最後に屋敷にやってきた青年。人間姿20歳。
非常に気難しい性格で、いつもどんちゃん騒ぎばかりしている他の住民達を煩わしく思っている様子。特に屋敷に来た時期の近いリコードによく喧嘩をふっかけている。
屋敷周辺の森を彷徨っていた所を主人に保護されてきた。左目に傷跡がありいつも眼帯をつけている。嫌そうな顔をしながら屋敷に居座る理由は特に分かっていないが、他の住民と同じく身寄りはないらしい。
人間としての名前を付ける代わりに屋敷に来る以前の本名を名乗ったが、フルネームを教えるのはまだ癪らしい。
...あとがき
Q.屋敷周辺の森が危険すぎない?
A.そうです。人間だろうとギリヴだろうと大怪我するような危険地帯なので基本的に誰も近寄りません。ここを通ろうとする人は余程の事情がある人だけで、屋敷に匿われている住民達はそういう者達です。
Q.屋敷に来る以前の大人組
A.人間に変身する能力を得たギリヴ達の一部は人間と同じように生活をしていたらしいです。そういう風に“世界が改変”された世界でした。そのため孤児設定の三人以外は人間として過ごした経験があり、フルネームがあります。整合性がとれていない怪しい部分はこのあたりです。
Q.リコードとフェリクタのフラグ回収
A.してません!!!!!風呂敷を広げっぱなしで回収しなかった状態です。
記憶が正しければリコード(エルベルト)の恋人が不治の病に侵されていて治療法を探す為に旅に出たもののエルベルトは行き倒れの記憶喪失になり、彼女から遺言を受け取った弟のフェル(マティウス)が代わりに行方不明の義兄(エルベルト)を探しに来た……という筋書きだったと思います。三割くらい今考えました。
フェル(マティウス)は姉を奪ったリコード(エルベルト)を恨めしく思う一方で、姉の想いを伝えるために早く記憶を取り戻してもらわなければならないのに、こいつは能天気に日々を過ごしやがって……という感じで毎日喧嘩を売っています。
Q.記憶が戻るフラグ
A.マジで無いです。そもそも絵や小説が……無……設定しかない時空はここで~す!
Q.全体的に若くない?(by自分)
A.モンスターに襲われても生き残れた若く強い個体だけが屋敷に住んでいるんじゃないですかね(書き手がリアルに若かったからです)
。