「二つの世界」【第1話 理事長】
???:あははははは!楽しいねぇ! ほんと 君たちは最高の生徒だよ
烈:あ、あれ?えっと あいつ… なんで浄化の力を…その後の記憶が… どうしたんだっけ
鈴花:烈くん! あの子…ううん あの人 学園の理事長先生なんだって!
烈:え!マジで?!挨拶しないと! 理事長先生 こんにちは!
風雅:その流れはもういいんだ烈
ジェダイト:理事長! いや…ジェイド 浄化の研究は私に任せていたのでは…
ジェイド:くすくす…
ジェイド:よく言えたもんだね あんなザマで
ジェイド:せっかくこれだけ生徒諸君がお集まりだ ひとつ理事長からの訓示とさせて頂こう
ジェイド:こんなところで立ち話もなんだから 然るべき場所に変えようか
【第2話 研究所】
鈴花:わっ!森の中にいたのに…
烈:えっ?!なんだこれは?!
ジェイド:ラピスを使えばこのくらいは出来るでしょ 勉強不足だね君たちは
ヴァイス:ここは…
ブラック:貴様…!
ジェイド:そっか 君もここの出身者だね くす…懐かしいかい?
ブラック:消し去りたい記憶でしかない… 懐かしさなどあるものか!
ジェイド:そんなこわい顔しないでよ つれないなぁ
氷海:ここは一体どこなのですか…?
ジェダイト:学園が出来る前… ラピスと浄化の研究はここで行っていたのだ 黒ラピスの量産と… 浄化能力者の育成が目的だ
【第3話 記憶の跡】
ヴァイス:だが我々が…
エレノア:そうよ! 破壊して子供たちは解放したわ!
ジェイド:ひどいことしてくれたよね おかげで学校まで作る羽目になっちゃった
ブラック:貴様だって… ここの犠牲者だろうが…
ジェイド:僕は優秀だったから キミたちと一緒にしないでね
烈:ぜんっぜん話がわからないんだけど!
風雅:…汚染とは…ラピスとは… 何なんだ
ジェイド:君たちは もっとラピストリアのことを 知るべきだね
【第4話 ポップンワールド】
ニア:…
鈴花:ニアちゃん…? だいじょうぶ…?
トア:ずっと変なんだ ここにきてからて 震えが止まらない…
ジェイド:君たちはラピストリアに来るまで ラピストリアのことを知らなかったよね
ジェイド:でも僕はラピストリアで生まれ ラピストリアで生きた 僕からすればね ポップンワールドの方が後付けなんだ
烈:で…でも オレは ずっとポップンワールドにいたし ばーちゃんみたいに 行き来してた人もいるじゃん!
ジェイド:くすす…記憶が操作されているのさ 最初にラピスを使った瞬間からね 君たちはラピスを知っていた…
ジェイド:いや ここで生まれたんだ
風雅:まさか… オレたちは…MZDに… だまされていたとでも…?
烈:信じられっかよ そんなこと!
【第5話 ラピストリア】
ジェイド:この施設や学園で 汚染と浄化の実験を繰り返して わかってきたんだ
ジェイド:ラピスが何かということがね
ジェイド:おまけみたいに考えられているから ラピスも使いこなせない… ポップンする為のものじゃ ないんだよラピスは
ヴァイス:ほう…興味深いな… お前がまともな状態で いるならの話だが
ジェイド:おかしいのは君たちだよ 行ったり来たりする意味が どこにあるの?
烈:で でも ポップンワールドじゃないと ポップンできないし 向こうじゃポップ君が 減って困ってるんだ!
ジェイド:くすくす… ばかばかしいね
ジェイド:要はラピストリアで ポップンできるようになればいいんでしょ
ジェイド:結論としてはこう!
ジェイド:ポップンワールドへつながる道は閉ざす! もう行かなくていいんだよ 僕がラピストリアの神になればいいんだから
【最終話 神】
氷海:なんですって…?!
ブラック:神…だと…?!
ジェダイト:バカな! そんなことを望んでいたわけではない
ジェイド:あれ 不評だなあ 凡人には理解が 得られないみたいだね まあいいよ
ジェイド:おいで ニア… トア…
ニア:…
トア:…
鈴花:えっ!ニアちゃん!トアくん! どうしたの?!!
烈:な…なんでそっちいっちゃうんだよ!
ジェイド:さあ… 新しい世界の始まりだ