「六のラピストリア漫遊記」【第1話 漫遊】
六:(へぇーここがラピストリアねぇ なかなか新鮮で おもしろそうだな)
六:(さぁて 今日の宿でも探そうか)
【第2話 意気投合】
六:(書に興味がありそうなのは…っと おっ あそこの和服のやつなんか 良さそうだな)
六:ちょいと そこのお嬢さん
茜:ふむ?わたしかな? お嬢さんだなんて 孫も居る歳じゃというのに
六:孫!? へぇ~そいつぁビックリだぜ それなら話が早い
六:今晩一泊させてもらえねぇかな もちろん タダなんて 野暮なことは言わねぇぜ
六:まあ これでも見てくれ セイッ!
(火風陸空って習字みたく書いてある画像)
茜:ほほう… これはこれは… 見事な書じゃ
六:さすがお嬢…いや お姉さん か? こいつの良さがわかるとは
茜:ハッハッハ! よかろう 一泊していきなさい もちろん一杯付き合って くれるんじゃろうな?
六:ヘヘッ!もちろん! 一杯と言わず 何杯でもな
【第3話 和のエッセンス】
六:(さてと 今晩はどうすっかなぁ お?なかなかセンスのありそうな 男がいるじゃねぇか)
六:そこのおにーさん ちょっと見ていかねぇか
スモーク:ん?なんだ? 筆…?
六:セイッ!
(火風陸空って習字みたく書いてある画像)
スモーク:ふむ…これは 「書」というアートだな? 書くところを生で見るのは 初めてだが…
スモーク:素晴らしい躍動感だ! まるで生きているかのよう これは良いインスピレーションを 与えてくれそうだな
スモーク:キミ その書について 詳しく聞かせてくれないか 書と音楽の融合について 語り明かそうじゃないか
六:へへっ!そりゃ好都合だ
【第4話 そして学園へ】
六:(おっ 今日はあいつにしてみるか 御免 ちょっといいかい?)
弓弦:えっ…? どなたでしょうか? 先生…ではないようだし…
六:まあまあ そう固いことはなしで ちょっとこれでも見てってくれ セイッ!
(火風陸空って習字みたく書いてある画像)
弓弦:おおお…!? これは… 素晴らしい書だ!
六:そうだろう そうだろう ところで今晩…
DTO:あー お前か 刀を持った不審者ってのは ここは部外者立ち入り禁止だぞ
六:おっと… まあ これでも見てくれや
(火風陸空って習字みたく書いてある画像)
DTO:んん?なんだ? …なかなかイケてるじゃねーか!
【最終話 放浪はまだ続く】
六:ヘヘッ!気に入ってくれたか それやるから 今晩宿貸してくれねーかな?
DTO:…仕方ねーな 宿直室でも使ってくれ
弓弦:えっ!?先生の家に 泊めるのではないのですか?
DTO:だって狭いし布団ないし
六:まあ オレは寝られれば どこでもいいぜ
DTO:そんなことより もう一筆見せてくれよ
六:ヘヘッ! あと一筆だけだぜ?