サキュンボちゃん妄想メモログ貯めてた魔力を晴明に抜き取られてヒトに近くなった道満くんは人間と同じ食事をして栄養補給するんだけど、満月が近づくほど魔力が高まってサキュバスに戻っていくので精も必要になり晴明とそういうことをするようになる。
体がサキュバスに戻りつつあり、人間の食事じゃ物足りず、魔力供給のために適当な人間と性交しようと出掛けたところを晴明に止められる道満。
「私ではいけない?」
「よろしいので?」
まさか晴明が魔力供給を買って出ると思わなかった道満。清廉潔白な堅物なので誘っても断られると思っていた。
「またおまえの好きなように市民や魔物を食い散らかされては困るからね」
「人を無節操な悪食のように…これでも拙僧、美食家にて。相手はよくよく見極めております」
「なら尚更私で問題ないだろう」
まぁそうなのだが。正直、晴明は容姿も魔力も上質で、そそられてはいた。
食えるものなら骨の髄まで食らって血の一滴まで己の力として取り込みたいくらいだ。
「まぁ、よろしいでしょう。……フ、フフ、ハハハァ、そうですねぇ…可愛がって差し上げましょうか。どのようにされるのがお好みです?ご希望くらいは聞きしましょう」
「気遣い無用。要は粘膜接触と体液による魔力供給だろう?口を合わせれば十分だ。屈みなさい」
そのような間食程度の児戯で腹が膨れるものか!道満は呆れたが、その提案がいかに愚かであったか思い知らせるも一興、と思い直しほくそえむ。
いまだ陰陽術では敵わないが、房中術であればこちらに分がある。晴明を腰砕けにし、精根尽きるまで貪ってやるわ!と口づけを待った。