syoku☆syoku☆shock この部屋のヘッドボードに置かれた皿には、サイズのあった手製のクッションが敷かれている。
フカフカ。ポカポカ。寝心地の良いベッドで惰眠を貪っていた僕は、扉の開く音で目を覚ました。
〈ミッ…〉
「遅くなってすまなかったな。ほら、飯だ」
僕の同居人である『調査兵団兵士長リヴァイ』あだ名はリー君。彼が手に持っていたコップをテーブルに置くと、僕は触手を伸ばしてヘッドボードから飛び移った。ヤツデの葉のように開いた先端をコップの中に浸ける。
〈ミッ…♪ミッ…♪〉
「上手いか」
最近の僕の食事はもっぱら『バナナミルク』だ。それまではリー君の(自主規制)だったんだけどね。毎日出すのはしんどいらしい。彼には愛しい彼女がいるから、そっちに体力を残しておきたいってのもあるみたいだ。
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