練習ごっこ口で、してみたい
そう言ってきた和さんの顔は真剣そのもので、俺はどうしたものかと考えながらもわかりましたと頷いた
布団の上でどうしたらいいのか、と尋ねてくる和さんに期待でもう少し反応を示し始めているちんぽがトランクスの布越しにわかる
ごくり、と和さんの喉が鳴ったような気がする
「最初は、下着の上から優しく撫でたりして硬くするのがいいと思います」
「わかった」
そう言うとそっと和さんの手のひらがちんぽに近づいて、触れてくれる
「こう、か?」
「形、なぞるように触ってもらって…」
布越しなのに、触れられるだけで気持ちが良い
あたたかい、硬くなってきたちんぽに指をそわせて上下に擦ってくれる、気持ちがいい先走りが染みを作っている
「んっ…気持ちいいですっ」
「凄く、硬くなったなっ」
和さんも興奮しているのだろう、無意識に舌で唇を舐める姿が妖艶で、口付けをしたくなる
「こう、硬くなったら次は下着を脱がせて、直に擦ってください」
自分で抜く時みたいに、そう言って腰を浮かすと和さんがトランクスを脱がしてくれる
脱げそうになった瞬間に、べちんと反応し過ぎたちんぽが和さんの頬に当たった
しまった、と思い謝ると気にしなくていいと言われる、なんだか少し嬉しそうな気がする
「和さんは、いつもこうやって抜いてるんすね」
「そんな事、きくなっ」
雁首のあたりをちゅこちゅこと抜かれる、それだけで気持ちがいい
「んっ、そしたらそろそろ…」
俺のでかいんで、まずは下の方から上に舐め上げたり、軽く先端をしゃぶってみるとかが良いかもです、そういうとわかったと返事が
生真面目だなぁと思う
柔らかい和さんの唇が開いて赤い舌が見えた、俺が言った通りにちろちろと下から上にぎこちない仕草で舐めてくれる
「やじゃないですかっ…?」
「嫌じゃ、ない」
舌が鬼頭付近に近付いた時にそう声がきこえる
じっ、とこちらを見つめたかと思うと意を決したのか、鬼頭に唇が這わされた
「あー、すっげぇあったかい…和さんの口」
「ん、んぅう」
咥えて貰えるだけで、多幸感が溢れてくる
「そこ、さっき手でやって貰ったところ、舐めてください」
雁の所、そういうとぷは、と唇を離して呼吸を整えている和さんがいる
「太郎のは、でかいから大変だな」
「すみません、無駄にデカくて」
それが、いいところでもあるから、なんて言いながら和さんは雁に舌を這わせはじめた
「一箇所だけじゃなくて、いろんなところ、そうです、あすご、きもちいっ」
すごく挿れたくなってきた、でもまだ我慢だ
「ん、ん…ぷぁ…は、ぁ」
「すげー上手です和さん」
頭に触れるとびくりと和さんが反応する、相当興奮しているみたいだ
「あー、すげぇ気持ちいい、そしたら次っ…無理しない位でいいんで咥えて貰って」
「ん、こうれ、いいのふぁ?」
ちゅるりと舌が離れたかと思うと、あたたかい口内にちんぽが少し咥えこまれた
「ん、あーすげぇ」
最初は咥えるだけで、慣れたら頭上下に動かしてもらって
和さんの頬を撫でながらそう言うと、ぴくりとまた体が動いた
ゆっくりと唾液に濡れた口内が俺のちんぽをしゃぶってくれる
ゆっくり、ゆっくりと味わうように上下しては動きが止まる
「ん、できたら舌、ちんぽにくっつけて動いて貰うともっと、あ、すっげぇ」
才能ありますよ、というと咥えながらチラリと興奮した表情をした和さんがこちらを見つめてくる
あー、動きてぇ、でもそんな事したら苦しめてしまうからダメだと俺は頭の中で考えながら緩い刺激を感じている
無理じゃなかったら、手で下の方しごいてください
そう言うとこくこく、とちんぽを咥えたまま和さんが首を動かして返事をする
その動きも気持ちいい
「あー、今の動き、ずるいです」
ちゅぽん、と唇をちんぽからはなした和さんが難しいと言ってくる
「初めは、難しいと思います」
「太郎は、気持ちいいか?」
そりゃあ気持ちよくて挿れたくて仕方ないです、と本音を漏らすと嬉しそうに和さんが微笑んだ
「ちゅーしても、いいっすか」
「汚いぞ」
関係ないです、そう言って唇を合わせる
ふやけた唇が気持ちいい、舌を絡めると青臭い味と和さんの味が合わさって官能的な味がした
長い時間舌を絡めあっていると、肩を緩く叩かれた。長くしすぎたか、と唇をはなす
「もっと、舐めたい」
「好きなようにしてください」
ちゅ、と額に口付けをすると和さんの頭が股間に埋もれる
少し慣れたのか、ちゅぐちゅぐと舌を絡ませながら手で付け根の方をしごいてくれる
「あ、あーっ、和さんっ、出してもいいですかっ…」
あたたかい口内と舌の動きに限界がくる、口の中に出してはいけないので和さんの頭を掴んで離そうとすると、離れてくれない
「あ、だめです、口ん中に出ちゃいますから」
「らして、くれっ」
なんて言葉だ、俺は耳を疑いながら和さんを見つめる
んん、と咥え込んだと思うと先ほどよりも激しく口内が吸い付いてきて、動きも激しいものになってゆく
「ほんと、っだめですって…あ、も、出るっ…」
「らひて」
そう言ったかと思うともっと動きが速くなる、俺は我慢できなくなって和さんの頭を掴むと何度かガツガツと腰を動かして、和さんの喉の奥に吐き出してしまった
はぁはぁ、と余韻に浸っていると太ももをバシバシと叩かれる
しまった、と思い勢いよくちんぽを抜いてすぐに吐き出してくださいと言った
「ん、んっあ、んぐっ」
和さんはうっとりとした表情で俺の性液を飲み込んでしまった
「和さん、すみません、苦しかったですよね」
「ん、この程度なんともない…」
はぁ、と頬を赤らめながら和さんはそう告げる
ああ、なんて魅惑的なんだ
そう思ったら俺のちんぽはもう勃ち上がりはじめてしまった
「太郎、続き」
耳元に擦り寄ってきた和さんがそう呟く
俺はなんてどすけべなんだと思いながら、夜の支度をし始めた